【花粉症対策】「さんま」は花粉症に効く食べ物?秋の花粉症対策におすすめのレシピは?

秋の花粉症対策 さんま

この時期はブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、イネ科などの秋の花粉症がピークとなるシーズンです。同時に「実りの秋」で、美味しい食べ物がたくさん出回るころです。中でも秋の食べ物の代名詞といえば「さんま」でしょう。今回はその「さんま」が花粉症に効くのかを検証し、さんまとれんこんやしそをアレンジした花粉症緩和に効果が期待できるとおすすめのレシピをご紹介します。

さんまに多く含まれるEPA・DHAとは

さんまの「秋刀魚」と書かれるように秋に旬になる青魚です。青魚にはEPAやDHAがたくさん入っていることから積極的に食べることをすすめられています。

EPA・DHAとは

EPA・DHA必須脂肪酸のひとつです。「n-3系多価不飽和脂肪酸」という種類で、「ω(オメガ)‐3系脂肪酸」ともいわれます。

『EPAは血液を健康に、DHAは頭を健康』に、『成人にはEPA、乳幼児にはDHA』といわれています。

●EPA:動脈硬化を防ぎ、抗血栓、コレステロールの低下などの作用による脳血栓の予防や改善に効果がある。

●DHA:脳細胞の活性化や目の網膜活性化に効果がある。また、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きもある。

必須脂肪酸は、体内では生成されないので食事から摂る必要がりますが、さんまにはこれらが豊富に含まれています。

花粉症緩和に効果はあるのか?

筆者が調べた限りEPAやDHAの直接的な花粉症緩和効果に関する研究論文は見つかりませんが、ニッスイ「サラサラ生活向上委員会」によると、EPAには以下のような効果があり、つまりアレルギー症状のひとつである花粉症の緩和にも効果が期待できると考えてよさそうです。

抗炎症作用

体内の過剰な免疫反応や、炎症を抑制する効果も確認されており、米国やカナダなどでは、手術後のEPA摂取が推奨されています。ハーバード大学医学部の報告では、EPAが歯周病を改善させるとの結果も出ています。

2009年ASPEN/SCCM急性期栄養ガイドライン
J Am Diet Assoc 2010 November,110(11):1669-1675

アレルギーを抑制

アレルギーを引き起こす物質を抑制する働きがあります。

公衆衛生研究43(3):305-314(1994)

花粉症対策におすすめのレシピ4選

旬のさんまはそのまま塩焼きにして大根おろしを添えて食べるのが最もシンプルでおいしい食べ方のように思いますが、今回は花粉症に効くと評判の食材「れんこん」や「しそ」とアレンジしたレシピをご紹介しましょう。

●れんこん:タンニン・ムチン・ビタミンが豊富に含まれており、炎症を抑えて鼻水やくしゃみ防止に効果があるといわれています。

●しそ:しそに含まれるポリフェノールの一種ロズマリン酸が炎症を抑制します。

追記)ムチンについては農林水産省で正式な定義が現時点でなされていません。一般的には動物由来の粘性物質の総称をムチンとよび、れんこんやオクラ、山芋などに含まれる「ぬめり」成分もムチンと呼ばれることがありますが動物由来のものとは異なります。(2017年11月26日)

♦さんまと蓮根の生姜照焼き丼

花粉症に効くレシピ

カリッと焼いた秋刀魚と蓮根を生姜をきかせた照焼きにしてご飯にのせる丼ものです。

⇒ タラゴン (奥津純子) さんのレシピはこちら

♦さんまとれんこんのバルサミコ酢炒め

花粉症に効くレシピ

さんま、れんこん、栗をオリーブオイルで炒めバルサミコ酢と醤油で味付けします。

⇒ ニッスイ・レシピはこちら

♦簡単!!さんまの梅しそ巻き

花粉症に効くレシピ

さんまでしそと梅をくるみ油でこんがりと焼き上げます。

⇒ saruーboboさんのレシピはこちら

♦サンマのしそマヨチーズ焼き

花粉症に効くレシピ

さんまにピザ用チーズ、しそ、マヨネーズ、パン粉をかけてトースターで加熱してできあがり。

⇒ みきママさんのレシピはこちら

おわりに

近年花粉症の患者が国民病といわれるほど増加している原因は、戦後に商用として植えられたスギがさほど活用されないまま放置されていることに加え、食生活の欧米化による高カロリー・高タンパクな食事が関係しています。たんぱく質を過剰に摂取すると免疫機能のバランスが崩れてしまうため、花粉症が悪化するともいわれています。とはいえ、たんぱく質は3大栄養素のひとつとして健康には重要なもの。赤身の肉やささみ、魚をメインにした食事を心掛けたいものです。青魚のひとつである「さんま」はこの時期旬の食べ物。秋の味覚を楽しみながら、花粉症対策にも気をつけてみてはいかがでしょうか。