【花粉症対策】秋の花粉症に必須!マスクの種類や選び方とは?マスク最新情報も紹介

秋の花粉症のシーズンになりましたが、花粉症対策に欠かせないアイテムのひとつはマスクです。マスクは種類も多く、どれを選んでいいか悩む人も多いようです。そこで今回は種類、選び方などマスクを利用する上での基本の知識をわかりやすくお伝えします。また、この秋のマスク最新情報についてもお届けします。

マスクにも用途別に種類があります

マスクは用途別に3つの種類に分けられています。それは、「家庭用マスク」「医療用マスク」「産業用マスク」です。

■家庭用マスク

私たちが日常的に利用しているマスクです。主にカゼ、花粉・PM2.5対策や防寒・保湿などの目的で使われるもので、素材や形状、サイズなども豊富です。フィルター性能と通気性のバランスを考慮し、長時間に渡り快適に使用できるよう工夫がなされています。

家庭用マスクについては後で詳しくみていきましょう。

■医療用マスク

病院や医療現場など医療用に使用される感染防止用マスクです。「外科の」、「手術の」という意味から「サージカル(surgical)マスク」とも呼ばれています。

●医療用マスクの例

■産業用マスク

主に工場などで作業時の防塵(ぼうじん)対策として使用されるマスクです。「工業用マスク」、「防塵マスク」とも呼ばれ、粉塵の量や性質により顔面すべてを覆うものもあります。

●産業用マスクの例

家庭用マスクの素材は「ガーゼ」か「不織布」

家庭用マスクは、マスク性能を大きく左右するフィルタ部分の素材により、「ガーゼタイプ」「不織布(ふしょくふ)タイプ」に2種類にわけられます。

家庭用マスクの構造

秋の花粉症 マスクの構造

一般社団法人 日本衛生材料工業連合会HPより引用

以前はマスクといえばガーゼのマスクでした。ガーゼは綿織物でできており、高性能ではありませんが、保湿・保温効果で優れているのと、洗って再利用できることが利点です。最近では中に特殊なフィルタを縫い込んで花粉などの通過を防ぐものも増えています。

不織布は主に医療用マスク素材として利用されていましたが、2002年、2003年ごろに中国を中心にアジアでSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行したあたりから、不織布タイプのマスクが急激に普及しました。今では家庭用マスク総生産数の9割以上を占めています。

不織布とは?

不織布は繊維を織らずに絡み合わせたシート状のものをいいます。

粒子捕集性や通気性に優れることからマスクのフィルタ部に使われたり、紙おむつや生理用品などに幅広く使われています。値段が安く、使い切りを前提にしたものが中心です。

ガーゼと不織布

一般社団法人 日本衛生材料工業連合会HPより引用

家庭用マスクの形状は3つ

家庭用マスクの形のちがいは3つです。

■平型マスク

ガーゼマスクに一般的な形が平型タイプです。その魅力は、高い保湿性と保温性です。マスク本来の菌やホコリの捕集や飛散防止といった機能に加え、睡眠時やエアコンの効いたオフィスなどで乾燥からのどを守るために利用されることが多いようです。

 ガーゼマスクの利用イメージ

■プリーツ型マスク

プリーツ型タイプは全面がプリーツ状になっているため、顔を大きく覆うことができ、口の動きにも柔軟に対応します。マスクをしたまま話をしてもズレにくいのが特徴です。また、プリーツを上下に広げて装着することでマスクと口の間に空間が生まれ、呼吸がラクに行えます。

プリーツ型マスクのイメージ

■立体型マスク

立体型タイプは人の顔の形に合わせてデザインされているため、マスクが顔によくフィットします。マスクと口元の間には空間ができる構造になっているため、装着時の息苦しさやしゃべりにくさが緩和されています。口紅などのお化粧がつきにくいと評価されています。

立体型マスクの例

マスクの選び方のポイント

■目的で選ぶ 花粉?インフルエンザ?保湿?小顔?おしゃれ?

マスクを選ぶときに大切なのは、マスクを装着する目的にかなったものを選ぶことです。

花粉はウィルスやPM2.5より大きいため、「インフルエンザ・ウィルス対応」や「PM2.5対応」のフィルターが付いているマスクであれば「花粉予防」には問題ありません。

「インフルエンザ・ウイルスやPM2.5を防げる」のは、粒子の大きさが0.1μm(マイクロメートル)の物質を遮断できる「PFE」(微粒子ろ過効率)という基準をクリアしたマスクです。一方、多くのマスクで「BFE(細菌ろ過効率)の基準をクリアしている」という表記を見ることができますが、これは粒子の大きさが3.0μmのものを防げるという意味であり、対象は花粉です。インフルエンザ・ウィルスやPM2.5を防御することはできません。

●アマゾンで人気のPM2.5・ウィルス・花粉対応マスク 

「保湿用マスク」も最近よくみられます。この種類にはガーゼタイプも多くあります。「口呼吸すると、のどを痛めたり、風邪を引きやすい」という悩みから出てきたもので、就寝時に使用すると、乾燥からのどを守る効果があるとされています。

●アマゾンで人気の使い捨て保湿用マスク

また、「顔をきれいに見せたり日焼け防止の目的」で、日常的にマスクを活用する人が増えています。「小顔にみえマスク」はあごから耳にかけてのラインがラウンドフォルムになっていて、マスクを着用すると顔のラインすっきりみえると女性に人気のマスクです。

●着けると小顔にみえると人気のマスク

性能はあたりまえで、「ファッショナブルにマスクを着けたい」という人には、カラフルなマスクもおすすめです。日本でマスクというと白が圧倒的ですが、韓国では黒が主流。韓流スターは黒いマスクを着用してシャープなイメージを演出しているようです。

●アマゾンで人気のカラフルマスク

■自分の顔に合うものを選ぶ

どんなにマスクの性能が良くても自分の顔に合うものでなければ意味がありません。

マスクなどの業界団体である日本衛生材料工業連合会のホームページによると、

「マスクサイズの測り方」は、

①親指と人差し指でL字形を作ります。

②L字形にした状態で、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1cm下のところに人差し指の先端を当てます。

③親指から人差し指までの長さを測れば、それがサイズの目安になります。

そして、測った長さが、

  • 9~11cm→子供用サイズ
  • 10.5~12.5cm→小さめサイズ
  • 12~14.5cm→ふつうサイズ
  • 14cm以上→大きめサイズ

がおすすめのようです。

市販のマスクはたくさんの人の顔の形やサイズをもとに、大多数の人にフィットするように製造されてはいますが、自分に合うものがなかなかみつからないときには、自分オリジナルのマスクをオーダーするという方法もあります。フィギュアスケートの羽生結弦選手が利用していることで有名な「日の丸ピッタリッチ」がそのひとつです。

「花粉症クエスト」レポーターのYASUがオーダーした

「日の丸ピッタリッチ」オリジナルマスク

花粉症クエスト YASU

【レポート】スギ花粉シーズンオフの今こそ準備の時!ひとつ14,980円の高機能マスクをオーダメイドしてみた!(その1「注文篇」)

この秋のマスク最新情報

秋の花粉症シーズンに向けてマスクの新製品が発表されています。いくつかピックアップしてご紹介しましょう。

●メガネが曇りにくい!『フルシャットマスクふわっと プリーツタイプ』

その特徴はメーカーが特許を取得している高性能「トリボレックフィルタ」で息のしやすさを大幅に改善したことです。吐く息がマスクの前方に出やすくなり、マスクの鼻元から上へ流れる息漏れを減らすことで、メガネの曇りを劇的に低減しました。さらに「メガネ曇り防止フィルム」によって、息の上昇をカットしています。

2017年9月1日から発売し、9月4日時点でアマゾンで430円(5枚入り 1枚86円)で販売されています。ふつうサイズ、小さめサイズがあります。

●4年ぶりの新改良!「息ラク感アップフィルタ」搭載で通気性アップを実現『超立体マスク かぜ・花粉用』

秋の花粉症 超立体マスク

ユニ・チャームの「超立体マスク」は「使いきり立体形状マスク」として発売して以来、マスクの基本機能である「スキマを作らないこと」「ウイルス飛沫が中に入らないこと」が評価されてきました。最近は花粉症や風邪の予防でなくとも日常的にマスクを着用する人が増え、機能性として「長時間つけていても耳が痛くないこと」や「ムレないこと」、「息苦しくないこと」がますます重要に。そこで、通気性を向上させたフィルタと新形状のストレッチ耳かけを搭載し、マスクを着用していても息がラクで、長時間つけていても耳に負担をかけない工夫をしています。また、「99%カットフィルタ」を採用し、ウィルスなど0.1μm~1.0μmまでの小さな微粒子をしっかりブロックします。

2017年8月下旬から販売開始となり、9月4日時点でユニ・チャームECサイトでは7枚入り398円(1枚約57円)となっています。サイズは小さめ、ふつう、大きめの3サイズで展開されています。

●市販の使い捨てマスクの補助具「Maskal」(マスカル)

秋の花粉症 マスカル

マスカルは、耳が痛い、メガネが曇る、息苦しい、というマスクの3大不満を解消するためのマスク補助具です。花粉症に悩む社長がクラウドファンディングで資金を集め製造開発したストーリーグッズ。

2017年8月18日から販売開始となりました。マスカルは市販のマスクに着けて利用しますが、マスクへの装着方法など詳細はこちらをご覧ください。説明動画もあります。

【最新アイテム】花粉症の社長が開発!マスクの不満「痛い・曇る・苦しい」を解決するグッズ「マスカル」発売

おわりに

秋の花粉症予防にもマスクは必需品です。

マスクには洗って再利用できるタイプのものもありますが、使い捨てマスクは基本的に一度使ったら捨てるものです。汚れが目立たないと捨てるのは「もったいない」と思うかもしれませんが、使用済みのマスクはウイルスや花粉で汚れている可能性が高いもの。いったん外したマスクを何度も使用しないようにしてください。