【花粉症症状】花粉症の咳や喉の症状とは?咳に効く薬や対策を紹介。咳喘息にも注意

花粉症症状 咳

花粉症の症状というと鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみが一般的です。ところがこれらの症状以外に、咳や喉のかゆみがつらくてたまらないという人も多いようです。

そこで今回は、「花粉症が原因の咳や喉の症状の特徴」、「花粉症で咳や喉のかゆみが発症するメカニズム」、「おすすめの市販薬」、「咳や喉のかゆみの予防や対策」、「腰痛や咳喘息にも注意」などについてご紹介します。

  1. 花粉症が原因の咳や喉の症状の特徴
  2. 花粉症で咳や喉のかゆみが発症するメカニズム
  3. おすすめの市販薬
  4. 咳や喉のかゆみの予防や対策
  5. 腰痛や咳喘息にも注意。早めに医師に相談を

1.花粉症が原因の咳や喉の症状の特徴

9月、10月はブタクサなどの秋の花粉症のピークを迎えますが、春のスギ花粉症と比べて、咳や喉のイガイガが発症することが多くみられます。これはスギ花粉よりブタクサなどの花粉の大きさが比較的小さく、鼻の粘膜フィルターをすり抜けて喉まで届いてしまうことも原因となっており、咳や喉のかゆみは秋の花粉症の特徴のひとつとなっています。

ところが、この時期は季節の変わり目で風邪になりやすく、自分の咳や喉の症状が花粉症によるものか風邪によるものかわからずに悩んでいたり、間違った対処法をしていることも見受けられます。

花粉症の咳や喉の症状の特徴

花粉症の咳の特徴は「コホンという乾いた軽い咳」であることです。それに対して風邪の咳は「ゴホンという痰(たん)が絡んだような重い咳」であることが多いようです。

一方、喉の症状では、花粉症が原因の症状の場合「かゆい・イガイガする」ことが多いのに対して、風邪の場合は「痛い」と感じることが多いようです。

花粉症と風邪の症状の比較

咳や喉の症状以外でも花粉症と風邪を見分けるポイントがあります。

〔咳〕

  • 花粉症:コホンという乾いた軽い咳
  • 風邪:ゴホンという痰が絡んだような重い咳

〔喉〕

  • 花粉症:かゆみ
  • 風邪:痛み

〔鼻水〕

  • 花粉症:透明でサラサラな鼻水
  • 風邪:白色ないしは黄色の粘り気のある鼻水

〔くしゃみ〕

  • 花粉症:1日に何回もでる
  • 風邪:頻度はさほど多くない

〔熱〕

  • 花粉症:出たとしても微熱
  • 風邪:微熱から高熱

2.花粉症で咳や喉のかゆみが発症するメカニズム

それではなぜ花粉症が原因で咳や喉のかゆみが発症するのか、そのメカニズムを説明します。

異物である花粉を排除する防御作用

花粉症患者の場合、体は花粉を異物としてとらえています。その花粉が喉まで到達したときに体の外に排除しようとして、気道の粘液が痰となって花粉を絡めて出そうとします。それが咳となります。いわば体の防御作用です。

鼻水、鼻づまりが原因

鼻と喉はつながっているため、花粉症で大量に分泌された鼻水が喉に流れ落ち、それを吐き出すために咳き込んだり、痰がからんだりします。これは「後鼻漏(こうびろう)」とよばれる症状です。

また花粉症で鼻づまりを起こして鼻呼吸ができずに口呼吸になると、唾液が減少したり、口の中や喉が乾燥しやすくなります。その乾燥が喉の粘膜に炎症を起こし、咳がでやすくなるのです。

3.おすすめの市販薬

花粉症が原因の咳や喉のかゆみには、花粉によるアレルギー反応を抑える成分が含まれる咳止め液が役立ちます。また、鼻炎などのアレルギー症状を抑える内服薬も効果的です。

■アレルギー反応を抑える咳止め液

市販の咳止め液の中で花粉症の咳を抑える効果を期待できるものは、気管支の収縮やアレルギー症状を和らげる抗ヒスタミン薬が入っているものです。

以下の4つの咳止め液の中にはどれにも抗ヒスタミン薬のクロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されており、花粉症などのアレルギーが原因となっている咳を鎮静する効果があります。ただし、この薬を服用するときは、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等などを同時に服用しないでください。またこれらの咳止め液を飲むと眠気があらわれることがあるので、車などの乗物や機械類の運転操作は避けるようにしてください。

どれもインターネット通販で購入できます。

♦新トニン咳止め液

【指定第2類医薬品】新トニン咳止め液 60mL

  • 15歳以上の大人で1日最大6回、計30mlまで服用可。(4時間以上間隔をあけて服用)
  • 30mlの中にクロルフェニラミンマレイン酸塩が12mg含まれています。
  • 鎮咳作用のあるソヨウを配合して咳を鎮める効果を高めています。

♦新ブロン液エース

【指定第2類医薬品】新ブロン液エース 120mL

  • 15歳以上の大人で1日最大6回、計60mlまで服用可。(4時間以上間隔をあけて服用)
  • 60mlの中にクロルフェニラミンマレイン酸塩が12mg含まれています。
  • 爽やかな服用感のメントールが配合されたシロップ剤です。

♦ジキニン液D

【指定第2類医薬品】ジキニン液D 100mL

  • 15歳以上の大人で1日最大6回、計60mlまで服用可。(4時間以上間隔をあけて服用)
  • 60mlの中にクロルフェニラミンマレイン酸塩が6mg含まれています。
  • 鎮咳、去痰に定評のあるシャゼンソウエキスやクレゾールスルホン酸カリウムも配合されています。

♦アネトンせき止め液

【指定第2類医薬品】アネトンせき止め液 100mL

  • 15歳以上の大人で1日最大6回、計60mlまで服用可。(4時間以上間隔をあけて服用)
  • 60mlの中にクロルフェニラミンマレイン酸塩が12mg含まれています。
  • さわやかなレモンティー風味の液剤です。

■アレルギー症状を抑える内服薬

♦アレグラ

【第2類医薬品】アレグラFX 28錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

「アレグラFX」は抗ヒスタミン成分のフェキソフェナジン塩酸塩が配合されています。フェキソフェナジン塩酸塩はアレルギーが発症する原因となるヒスタミンの刺激を受け取るレセプター(受容体)の働きを抑えることで、鼻炎などの症状を緩和します。1日2回朝と晩の服用で効果が1日中持続します。

アレグラFXの特徴は眠気の副作用が少ないことで、薬に添付されている説明書ににも車の運転や機械の操作に関する注意書きがありません。

インターネット通販で購入できます。

♦アレジオン20

【第2類医薬品】アレジオン20 12錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

「アレジオン20」には処方薬と同量の抗ヒスタミン成分であるエピナスチン塩酸塩が含まれています。くしゃみ、鼻水などに強い効き目を発揮する一方で眠くなりにくい特徴もあります。アレグラFXと比較すると、効き目が強いのはアレジオン20、眠くなりにくいのはアレグラFXと言われています。1日1回の服用で1日中効果が持続します。

インターネット通販で購入できます。

その他おすすめの内服薬については、以下の記事をご参考にしてください。

【鼻炎薬7選】効き目と眠気で選ぶ、9月の花粉症におすすめ市販内服薬7選 

4.咳や喉のかゆみの予防や対策

■マスクを着用する

花粉症が原因の咳や喉のかゆみを予防するには、花粉をとりこまないことが一番です。そのためにはマスクの着用が欠かせません。

マスクを選ぶときにはPM2.5を防ぐことができる、粒子の大きさが0.1μm(マイクロメートル)の物質を遮断できる「PFE」(微粒子ろ過効率)という基準をクリアしたマスクがおすすめです。花粉だけを防ぐ目的であれば、「BFE(細菌ろ過効率)の基準をクリアしている」という表記で、粒子の大きさが3.0μmのものを防げるマスクで十分ですが、秋の原因花粉は小さめであることや、PM2.5と花粉が悪い相乗効果を及ぼすことがあるからです。

(PM2.5対応)快適ガードさわやかマスク レギュラーサイズ 60枚入

また、乾燥が原因で咳が発症していることがあるため、口や喉の保湿を目的としたマスクも効果的です。夜の就寝時にマスクをつけて寝るのもよいでしょう。

【まとめ買い】のどぬ~るぬれマスク 立体タイプ 無香料 普通サイズ 3セット ×3個

その他、マスクの選び方はこちらの記事をご参考にしてください。

秋の花粉症に必須!マスクの種類や選び方とは?マスク最新情報も紹介

■喉スプレーを使う

咳が止まらなかったり、喉のかゆみがひどいときに、喉スプレーを使って一時的に症状を緩和させることも効果的です。

【第3類医薬品】浅田飴AZのどスプレーS 30mL

■加湿器を活用する

加湿器を活用して口や喉の乾燥を防ぎます。就寝時に積極的に利用すると効果的です。加湿機能がついていて、花粉やハウスダスト、PM2.5を除去する空気清浄機もおすすめです。

シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター 13畳 / 空気清浄 23畳 ホワイト KC-G50-W

■日常の予防のコツ

その他、花粉症の咳や喉のかゆみを予防するコツとしては以下のようなものがあります。日常の生活の中で工夫しながら予防に努めましょう。

  • ワセリンを鼻の穴に塗って花粉をキャッチする。
  • うがいを心掛ける。
  • 外出から戻ったら衣類から花粉を取りはらい、手洗いなどをする。
  • 鼻呼吸を意識する。
  • こまめに掃除機をかけ、できるだけ窓を閉めておく。

腰痛や咳喘息にも注意。早めに医師に相談を

花粉症が原因でくしゃみや咳がひどくなったり、長く症状が続くと、体に負担がかかり「腰痛」の原因になりかねません。

また咳が長引くと「咳喘息」という気管支の病気になることもあります。咳喘息では痰がでたり微熱になることはないのですが、空咳(からぜき)が続き喘息まで悪化することもあるそうです。

症状がひどくならないうちに、医師に相談し、適切な処置を受けてください。

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