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(2019年版)【花粉症薬】効き目が強い処方薬タリオンは市販薬がある?小児用アレグラ市販薬が登場、アレグラはどんな薬?

(2019年版)【花粉症薬】効き目が強い処方薬タリオンは市販薬がある?小児用アレグラ市販薬が登場、アレグラはどんな薬?

花粉症の薬として病院で処方されてる「タリオン」が、2017年9月27日に要指導医薬品の市販薬として厚生労働省から指定されました。しかし、2019年3月15日時点において、タリオンはスイッチOTC医薬品としてまだ販売されていません。

2017年9月27日には人気の花粉症薬「アレグラ」の小児用量製品(「アレグラFXジュニア」)も要指導医薬品として指定されました。こちらは2017年11月9日から薬剤師さんのいる薬局やドラッグストアなどで購入できるようになりました。また、成人用の「アレグラFX」は2016年11月1日に第1類医薬品から第2類医薬品に移行しましたので、これまで以上に多くの薬局や薬店で購入できるようになっています。

ここではタリオン、アレグラがどのようなタイプの薬でどのような症状に効果が期待できるのかをご説明します。

OTC医薬品(市販薬)分類
分類名 対応者 説明方法 販売方法
要指導医薬品 薬剤師 書面説明義務 対面
第1類医薬品 薬剤師 書面説明義務 対面・通信販売
第2類医薬品 薬剤師・登録販売者 書面説明努力 対面・通信販売
第3類医薬品 薬剤師・登録販売者 法律上規定なし 対面・通信販売

1.タリオンはどんな薬?

・タリオンの作用や効果

タリオン(成分名:ベポタスチンベシル酸塩)は2000年10月から医療用医薬品(処方薬)として販売されている第2世代抗ヒスタミン薬です。

花粉症の症状の原因物質ヒスタミンをブロックしてアレルギー症状を緩和する効果があります。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状以外にも、皮膚のかゆみやじんましん、湿疹にも効果を発揮します。

今回指定されたOTC医薬品のタリオンは、あくまでアレルギー性鼻炎用の薬として、効能・効果は「花粉、ハウスダスト(室内塵)などによるくしゃみ、鼻水、鼻詰まりの症状緩和」となっています。処方薬タリオンの効能・効果にある、皮膚のかゆみやじんましんなどは市販薬の効能・効果には含まれません。

【タリオン錠10mg】

  • ・主成分:ベポタスチンベシル酸塩
  • ・用量用法:通常、15歳以上は1回1錠を1日2回使用だが、年齢・症状により適宜増減する。7歳以上の子どもは1回1錠を1日2回使用。
  • ・薬価:34.6円/錠(1日あたり69.2円)
  • ・後発医薬品(ジェネリック):あり
  • ・市販薬:なし

・タリオンの特徴

タリオンは効き目が強いタイプの薬とされています。第2世代抗ヒスタミン薬なので眠気やだるさなどの副作用は少なくなっていますが、車の運転に関しては注意の明記がなされています。

他の花粉症向け市販薬「アレグラFX」、「アレジオン20」、「クラリチンEX」、「コンタック鼻炎Z」とタリオンを、眠気と効き目で比較した場合、以下のように考えられています。

タリオンと、アレグラFX、アレジオンEX、クラリチン、コンタック鼻炎Zとの効き目と眠気の比較

【主な第2世代抗ヒスタミン薬の効き目と眠気の比較】

第二世代抗ヒスタミン薬 効き目と眠気 比較チャート ビラノア アレグラ ディレグラ エバステル クラリチン アレジオン デザレックス ザイザル ジルテック タリオン アレロック ザジテン ルパフィン

タリオン以外の第二世代抗ヒスタミン薬については、こちらの記事をご参考にしてください。

➡処方薬と同じタイプの市販薬を知っていると何かと便利です!
花粉症鼻炎向け処方薬の効き目と眠気の比較や同じタイプの市販薬の有無~アレグラ、タリオン、ザイザルなど

【2019年版】花粉症処方薬の効き目と眠気の比較や同じタイプの市販薬の有無~アレグラ、タリオン、ザイザルなど

2.アレグラはどんな薬?

・処方薬アレグラの作用や効能

アレグラ(成分名:フェキソフェナジン)も第2世代抗ヒスタミン薬のひとつで、アレルギー症状を抑える薬です。

花粉やダニなどのアレルギー反応で起こるくしゃみ・鼻水・鼻づまりや、乾燥で肌がかゆい、虫刺されなどによる皮膚炎、じんましんなど様々な皮膚のかゆみを改善するとされています。また喘息の予防にも効果的とされています。

眠気の副作用が少ないが特長のひとつで、車の運転が禁止されていません。

【アレグラ錠60mg】

  • ・主成分:フェキソフェナジン塩酸塩
  • ・用量用法:通常、12歳以上はアレグラ錠60㎎を1回1錠を1日2回使用。7歳以上〜12歳未満の子どもはアレグラ錠30mgを1回1錠を1日2回使用。
  • ・薬価:57.4円/錠(1日あたり114.8円)
  • 後発医薬品(ジェネリック):あり。価格が約半分程度。

・市販薬「アレグラFX」の作用や効能

アレグラはすでに「アレグラFX」名で市販薬(スイッチOTC医薬品)として2012年11月から販売されています。

市販されているアレグラFXと、病院で処方されるアレグラでは、効能・効果に違いがあります。

処方薬のアレグラは上記のように、アレルギー性鼻炎のほか、じんましんやアトピー性皮膚炎の薬として幅広く使われています。

一方、市販薬のアレグラFXは、アレルギー性鼻炎の薬となっており、皮膚疾患などの症状には効果があると記載されていません。アレグラFXは、あくまでも花粉症やハウスダストなどが原因で起こるアレルギー性鼻炎専用の薬として販売されています。

・「アレグラFX」「ジュニア」の対象年齢

市販薬「アレグラFX」の対象年齢や用量用法は以下の通りです。2017年11月9日からは15歳未満の子どもが服用できる市販薬(要指導医薬品)として「アレグラFXジュニア」が発売されました。

「アレグラFX」

  • ・成人(15才以上):1回1錠を1日2回朝夕
  • ・15才未満:服用しないこと
  • ・1錠にフェキソフェナジンが60㎎配合

「アレグラFXジュニア」

  • ・7才~11才:1回1錠を1日2回朝夕
  • ・12才~14才:1回2錠を1日2回朝夕
  • ・7才未満:服用しないこと
  • ・1錠にフェキソフェナジンが30㎎配合

Point! 乳幼児も使用できるアレグラドライシロップ

アレグラドライシロップ5%は2016年11月頃から欠品状態でしたが、発売元のサノフィは2019年1月15日から供給再開すると発表しました。6ヶ月以上の乳児から使用可能です。同薬のジェネリックも2018年12月14日から販売されています。市販薬はありません。

●用量・用法:6ヶ月2歳未満の小児には1回15mg(0.3g)を1日2回、2歳以上7歳未満の小児には1回30mg(ドライシロップとして0.6g)

アレグラの特徴

「アレグラ」はタリオン同様に、抗ヒスタミン薬の中でも第2世代とよばれる比較的新しい薬で、従来の第1世代抗ヒスタミン薬に多くあった副作用の眠気やだるさ、口の乾きが改善されています。


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「アレグラFXジュニア」は要指導医薬品なので、薬剤師さんのいる薬局やドラッグストアでお求めください。インターネットではまだ購入できません。

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