7月25日「今日のつぶやき」はとてちてたさんの「東京2020でやるべきは花粉症対策したスギを植樹することでしょ」のつぶやき。
東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、選手村の交流施設を作るための木材を、無償で提供する自治体を全国から公募すると発表。今ネットを中心に波紋が広がっています。
林業で苦しむ人々をさらに苦しませる畜生の行動すぎる
林業を促進育成させるために国産材をきっちり買い取れよ
そしていくらかでも杉切り倒し、花粉症対策を施した杉を植樹し、花粉症対策の一助としろよ https://t.co/lXYt2oaNzh— とてちてた (@totetiteta) July 25, 2017
東京五輪 選手村の交流施設を作る木材 全国から無償で募集 #nhk_news https://t.co/8VQhUgkaRB
— NHKニュース (@nhk_news) July 24, 2017
2014年時点で無花粉や少花粉スギの品種はすでに130種類以上が開発されています。林野庁は補助金制度を出しながらこうした品種への植え替えを促していますが、「花粉症対策苗木」の供給量は全苗木の約15%、258万本(2014年度)しかありません。2017年度には1000万本を目標に掲げていますが、達成は難しそうです。
現在、なんと日本の国土の約12%、約448万ヘクタールを約40~50億の本スギが占めています。
そのほとんどは戦後、住宅用木材として使うために植えられた人工林です。
しかし1964年の木材輸入の貿易自由化より海外から安価なスギが輸入されたことで、日本のスギ林は伐採や植林が進まずに放置されました。それが今大量の花粉を撒き散らし、日光が差し込まなくなった土壌はやせ細り、土砂災害を誘発させたといわれています。
今回物議を醸している東京2020組織委員会の施策が、花粉症対策スギ植樹の推進のための一石になるといいですね。
もし花粉症対策スギ推進ための財源がないというのならば、ネットではこういうアイデアもありますよ。
金融政策が空振り、次は財政だ!、と唱えているリフレ派は、木材を買う財源は国債を増発して日銀に買わせればいいのです、と加計問題で苦しむ安倍政権になぜ入れ知恵しないのだろうか。五輪成功、デフレ脱却、木材産業も潤う、安倍政権も浮揚、一石数鳥なのに。
— 本石町日記 (@hongokucho) July 25, 2017
とてちてたさん、問題提起や解決策のつぶやき、ありがとうございました!