参照:皇漢堂ホームページ
薬のタイプは?
別デザインのパッケージもあります。
- ・アレグラの後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。
- ・アレグラと同じ第2世代抗ヒスタミン薬のフェキソフェナジン塩酸塩が主成分で同量配合されています。アレグラとの違いは添加物です。
- ・1錠にフェキソフェナジン塩酸塩が60㎎、1日2錠で120㎎が含まれています。
- ・脳に影響が少ないため眠くなりにくく、車の運転も禁止されていません。
- ・自覚しにくい「集中力・判断力・作業能力の低下」といった能力ダウン(*インペアード・パフォーマンスと呼ばれる)も起こしにくいとされています。
- ・口が渇きにくいです。
- ・空腹時でも服用可能です。
- ・スイッチOTC医薬品(セルフメディケーション税制対象商品)です。
Point! 抗ヒスタミン薬とは
花粉症の症状は体内でヒスタミンなどの物質が放出されることが契機となっています。抗ヒスタミン薬は放出されたヒスタミンをブロックして症状が起きるのを防ぐお薬です。(抗ヒスタミン作用)
抗ヒスタミン薬の中でも古くに開発された第1世代と呼ばれるお薬は、脳に影響して眠気やインペアード・パフォーマンスなどを引き起こしやすいこと、また抗コリン作用と呼ばれる口の渇きがあることが特徴です。
第2世代の抗ヒスタミン薬では一般的にこれらの副作用を改善しています。また、第2世代のお薬には症状を引き起こすヒスタミンが体内に放出されないよう元から抑える作用(抗アレルギー作用)も合わせもつタイプがあります。
どんな効能や効果?
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりような鼻のアレルギー症状の緩和
注意することは?
・頭痛、眠気、吐き気、発疹、血管浮腫、かゆみ、蕁麻疹、皮膚が赤らむ、などが報告されています。このような症状に気づいたら、医師または薬剤師さんに相談してください。
・授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
何歳から服用できる?
15歳以上です。
飲む量や回数は?
1回1錠、1日2回服用してください。
同じタイプの処方薬(医療用医薬品)はある?
・「アレルビ」と処方薬「アレグラ錠60mg」は成分量が同じです。違いは薬を固めるためなどに用いる添加物です。
・処方薬「アレグラ錠60mg」はアレルギー性鼻炎以外に、蕁麻疹や皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うかゆみも効能・効果に含まれていますが、市販薬の「アレルビ」や「アレグラFX」にはアレルギー性鼻炎以外は効能・効果に含まれていません。
同じタイプの市販薬はある?
主成分のフェキソフェナジン塩酸塩が同量入っている市販薬がいくつかあります。
「アレグラFX」との違いは薬を固めるためなどに用いられる添加物です。
「アレルビ」や「アレグラFX]と同じ主成分の薬に「フェキソフェナジン錠AG 56錠」「フェキソフェナジン錠『ST』a 30錠」などがあります。どちらもフェキソフェナジン塩酸塩が1錠に60㎎含まれています。
価格は?
・「アレルビ」のメーカー小売価格(税抜き)は、14錠で1,314円、28錠で1,886円、56錠2,850円です。Amazonでは56錠が981円(税込)で販売されています。
・「アレグラFX」のメーカー希望小売価格(税抜き)は、14錠で1,405円、28錠で1,886円、です。Amazonでは 28錠が1,400円で(税込)販売されています。
・Amazonでは「フェキソフェナジン錠AG 56錠」は1,512円(税込)、「フェキソフェナジン錠『ST』a 30錠」は1,097円(税込)で販売されています。
*価格はどれも2021年1月17日時点
Amazon販売価格の比較
アレグラFX | アレルビ | AG 56錠 | 『ST』a 30錠 |
---|---|---|---|
1箱28錠14日分 | 1箱56錠28日分 | 1箱56錠28日分 | 1箱30錠15日分 |
1錠約50円 | 1錠約17.5円 | 1錠約27円 | 1錠約37円 |
子ども用は?
「アレルビ」には小児用はありません。
「アレグラFX」には小児用が販売されています。
フェキソフェナジン塩酸塩が1錠あたり30㎎配合されています。
年齢 | 1回量 | 服用回数 |
---|---|---|
7~11歳 | 1錠 | 1日2回朝夕 |
12~14歳 | 2錠 | 1日2回朝夕 |
7歳未満 | 服用しないこと | 服用しないこと |
2020年11月に要指導医薬品から第1類医薬品に移行したため、薬剤師さんの確認のもと、インターネット通販で購入できるようになりました。
・どこで買える?
「アレルビ」は第2類医薬品なので、ドラッグストアやネット通販で購入できます。