fbpx
監修伊藤潤先生(順天堂大学大学院 医学研究科 呼吸器内科学 助手/国立病院機構相模原病院 臨床研究センター客員研究員)© 2018 伊藤潤

シラカバ/ハンノキ アレルギー |【花粉症クエスト】アレルギー辞典

Betula verrucosa :シラカンバ(White birch)

Alnus japonica:ハンノキ(Japanese alder)

ハンノキ

果物を食べて口が腫れたら調べよう

  • 果物野菜アレルギーの一番の原因です。
  • 1~6月と長い期間花粉が飛びます。
  • 果物を食べて口が腫れる人はアレルギー検査すべきです。

生息地北海道から九州まで(ハンノキ)、北海道など(シラカバ)
注意する時期1~6月
主なアレルゲンBet v 1(PR-10)、Bet v 2(プロフィリン)

何が原因?

カバノキ科のシラカバやハンノキの花粉です。ハンノキは北海道から九州までの湿原に多く生えています。花が咲くのは冬で12月から2月ころ。花粉が飛びだすのは1月から6月と、スギ花粉よりも早く長い期間花粉が飛びます。北欧や北海道では同じカバノキ科のシラカバの花粉症がカバノキ科花粉症の主な原因となります。

ハンノキ属のヤシャブシの雄花序(Akiyoshi’s Roomより)

雄花序は秋から枝の上に現れ、早春に枝先に垂れて開花する

ヤシャブシ

シラカバ(Akiyoshi’s Roomより)

シラカバ

アレルギーの特徴は?

花粉症患者の10~30%がカバノキ科の花粉症です。口腔アレルギー症候群といって、バラ科のフルーツ(モモ、サクランボ、リンゴなど)を食べると口や目が腫れたりする人はカバノキ科の花粉症であることが多いです。バラ科以外の果物や野菜にも交差反応をたくさん引き起こすので果物野菜アレルギーの原因として一番重要視されています。カバノキ科花粉症の16%が何らかの果物アレルギーを発症するといわれているので注意が必要です。

Point! 口腔アレルギー症候群

花粉症の原因花粉と、果物や野菜のアレルゲンが似ているために、口腔アレルギー症候群(食物アレルギー)を起こす例は以下の通りです。

花粉と共通抗原性が報告された主な野菜、果物

「鼻アレルギー診療ガイドライン2016年版」より引用

対策は?

カバノキ科花粉症の皮下免疫療法を行っている病院もありますが、口腔アレルギー症候群には効果が少ないようです。

➡皮下免疫療法とは?

【花粉症治療】スギ、イネ科、カバノキ科など多種の花粉アレルギーには皮下免疫療法で根治や緩和を目指す~相模原病院・谷口正実先生が解説

【花粉症治療】スギ、イネ科、カバノキ科など多種の花粉アレルギーには皮下免疫療法で根治や緩和を目指す~相模原病院・谷口正実先生が解説

仲良しアレルギー

*交差反応を起こしやすいアレルギーを仲良しアレルギーとして紹介しています。

カバノキ科の主要なアレルゲンとバラ科の果物などに含まれるアレルゲンは形が似ているので果物野菜アレルギーが起きます。(例 モモのPru p 1、リンゴのMal d 1、さくらんぼのPru a 1など)その他、大豆とも交差反応をしめします。
大豆 りんご 桃
(監修者)伊藤潤先生のプロフィール

順天堂大学医学部呼吸器内科学講座 助教 兼任 国立病院機構相模原病院 客員研究員

医学博士。呼吸器、アレルギー、総合内科の専門医資格を持っており、主に喘息やアレルギー疾患の治療と研究を行っている。

  • 2002年3月 東邦大学医学部卒業
  • 2005年4月 順天堂大学呼吸器内科入局
  • 2011年4月 順天堂大学医学部大学院博士課程卒業
  • 2012年4月 越谷市立病院呼吸器内科 医長
  • 2012年7月 国立病院機構相模原病院 医員
  • 2014年7月 現職

東邦大学医学部在籍中は美術部に所属。2009年から2018年まで日本免疫学会主催のイベント「免疫ふしぎ未来」のポスター原案を手掛けている。

日本免疫学会 免疫ふしぎ未来 2018年 ポスター 伊藤潤先生原案作成

(日本免疫学会HPより)

2018年5月には、アレルギー検査結果を医師が患者さんにわかりやすく簡潔に説明するための本『アレルギー検査のミ・カ・タ』を上梓した。

➡これ一冊でアレルギーの知りたかったことがわかる!

アマゾンで買う

「アレルギー検査のミ・カ・タ」(著)順天堂大学・伊藤潤先生

➡人気の「アレグラFX」と同じ成分で価格が安め!

アレルビ

アマゾンで買う
【第2類医薬品】アレルビ 56錠 ※セルフメディケーション税制対象商品