アレルゲンとは?
抗原物質のことです
- アレルギーを引き起こす原因物質を「アレルゲン(抗原)」と呼びます。
- 抗原とくっつくものを抗体といいます。
- Ⅰ型アレルギーのアレルゲンはたんぱく質です。
アレルゲンとは?
アレルゲン(alllergen)とはアレルギー(allergy)の原因となる抗原物質(antigen)のことです。
ほとんどの場合、Ⅰ型アレルギー(*1)反応の原因アレルゲンはタンパク質です。これは3000Da(*2)よりも大きい分子でないと免疫グロブリンE(IgE)(*3)が肥満細胞の表面上で架橋(橋渡し)できないからです。
(*1)Ⅰ型アレルギーとはアレルゲンに曝露され、数分から数十分の短い時間に起きるアレルギー反応のこと。花粉症、気管支喘息、アナフィラキシーショックなどがある。
(*2)Da: dalton(ダルトン)の略。原子や分子のような微小な粒子の質量を表す単位
(*3)免疫グロブリンは抗体ともいう。ヒトの免疫グロブリンにはIgG IgA IgD IgE IgGの5種類がある
Point! アレルギーが起こるメカニズム
①抗体産生細胞から作り出されたIgEが侵入してきたアレルゲンとくっつきます。
②続いて、アレルゲンとくっついたIgEが血液中や組織表面上で橋渡し(架橋)します。
③すると、肥満細胞や好塩基球からヒスタミンなどの化学伝達物質がでてアレルギー反応が起こります。
Point! アレルゲンの種類
アレルゲンは、「吸入性アレルゲン」「食物性アレルゲン」「接触性アレルゲン」というように身体に入る経路によって分類することができます。
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(監修者)伊藤潤先生のプロフィール
順天堂大学医学部呼吸器内科学講座 助教 / 病棟医長 兼任 国立病院機構相模原病院 客員研究員
医学博士。呼吸器、アレルギー、総合内科の専門医資格を持っており、主に喘息やアレルギー疾患の治療と研究を行っている。
- 2002年3月 東邦大学医学部卒業
- 2002年4月 順天堂大学医学部附属順天堂医院 内科臨床研修医
- 2005年4月 順天堂大学呼吸器内科入局
- 2011年4月 順天堂大学医学部大学院博士課程卒業
- 2012年4月 越谷市立病院呼吸器内科 医長
- 2012年7月 国立病院機構相模原病院 医員>
- 2014年9月 順天堂大学医学部呼吸器内科学講座 助教
- 2019年4月 現職
東邦大学医学部在籍中は美術部に所属。2009年から2019年まで日本免疫学会主催のイベント「免疫ふしぎ未来」のポスター原案を手掛けている。
(日本免疫学会HPより)
2018年5月には、アレルギー検査結果を医師が患者さんにわかりやすく簡潔に説明するための本『アレルギー検査のミ・カ・タ』を上梓した。
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