2019年10月21日のNHK「あさイチ」では「放っておくと危ない!あごの不調」をピックアップ!
顎関節症(がくかんせつしょう)とは、「あごが痛む」、「口が開かない」、「あごを動かすと音がする」といった症状がでる病気。患者数は全国で1900万人にのぼり、特に女性に多いといわれています。ひどくなると、食欲不振やうつになることも。
ここでは番組で放送された、顎関節症のチェック方法や、簡単にできるセルフケア術について紹介します。
教えてくれたのは、医師の小宮山道先生です。
参照:NHKあさイチ
目次
顎関節症をチェックしよう
口をあけて指を縦に第二関節まで入れてみてください。口が縦に35~40mm開くかをチェックします。指が3本入らなければ、顎関節症の可能性あり!
原因はあごのコリ⁉
顎関節症の原因は、歯の接触癖(食いしばり)。通常は上下の歯はわずかに開いていますが、パソコンを使うなどで無意識に歯を接触させ、食いしばっていることが、あごの筋肉のコリにつながっていたのです。主に、パソコン、スマホ、料理、読書など、下を向いて作業をするときに歯の接触は多く起こります。歯並びはあまり関係ありまません。
さらに、睡眠中の歯ぎしりでもあごのコリが起こります。昼間の歯の接触を脳がクセとして覚えてしまうので、寝ているときに歯ぎしりが起こるのです。
歯の接触癖チェック法
- ①唇を閉じた状態で、歯だけちょっと離して5分程度続けてください。
- ②次に唇を閉じて歯を接触した状態で5分程度続けてください。
②の上下の歯をつけた方がラクな人は接触癖があるサインです。ひどくなると、舌に歯形がついたり、ほほに白い筋が付くことがあります。
歯の接触法の解消法
歯の食いしばり癖を解消するには、行動療法と呼ばれるやり方が効果的です。
●やり方
- ①ポストイットに歯をリラックスさせる言葉(例:歯を離す、リラックス)を書いて、室内の目のつく所に貼る
- ②ポストイットをみたら、はーっと言って脱力して歯を離す
- ③2週間たったら、ポストイットを交換し、2か月継続する
正しいマウスピースの使い方
マウスピースも歯の食いしばり解消に効果的ですが、以下のように使用してください。
✅就寝時のみつける。
✅2週間使ったら約1週間あける
自宅でできる歯列ケア・歯ぎしり対策
あごのコリのマッサージとストレッチ
それではアゴの不調を予防するマッサージをとトレッチ法をご紹介します。歯が接触しないようにしながら行ってください。血行がよくなり、アゴのコリが解消されます。
咬筋のマッサージ
左右のあごの付け根にある咬筋を見つけます。あごをたどってエラの角から2~3cm斜め上が咬筋です。軽くかみしめると、筋肉を膨らむところが咬筋です。
咬筋を人差し指でくるくると円を描き8秒間マッサージします。これを1日2回行います。
側頭筋のマッサージ
こめかみに人差し指を置いて、軽くかみしめ、膨らむ位置が側頭筋です。
側頭筋を人差し指でくるくると円を描き8秒間マッサージします。これを1日2回行います。
口を大きく開けるストレッチ
口を開けて天井を見上げるように上を向きます。
「お」の形で開け、5秒間したら口を閉じます。これを3回行います。これを1日2回行ってください。
まとめ
顎関節症はクセを治すことで改善したり治る病気です。今回ご紹介した改善法を利用するなどして、ふだんの歯の接触癖を解消するようにしてください。
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