2019年11月13日のNHK「あさイチ」では「長引くせき」をピックアップ!
かぜを引いたあとに「せき」だけが残ってなかなか治らない。そんな「長引くせき」を経験したことはありませんか?せきが3週間続くと、別の病気が潜んでいるかもしれません。
ここでは番組で放送された、長引くせきの見分け方のポイントや、せきを軽くする「呼吸法」についてご紹介します。
教えてくれたのは、東邦大学医学部教授・松瀬厚人さんです。
参照:NHKあさイチ
せきの原因を見分けるポイントは?
せきが3週間以上続く場合には、
●肺がん、結核、心不全 ➡ 胸部エックス線検査でわかる
●ぜんそく、COPD ➡ 肺機能検査でわかる
の可能性があります。これらは上記の検査をすればわかります。
ところが、これら以外にも、胃食道逆流症、後鼻漏、咳喘息、かぜの後のせき が原因の可能性もあるのです。
*咳喘息とは、気管支喘息のうちぜーぜーとした息はなく、せきだけがでるもの
せきの原因を見分けるには、
●せきが出るタイミング
●せき以外の症状
をチェックするのが重要です。
胃食道逆流症は、『横になったとき、会話中、食後に多く、のどのつまり、胸やけ、吐き気、声のかすれが伴う』
後鼻漏は、『起床時や日中に多く、鼻水やたんが多い、鼻炎や副鼻腔炎がある』
が特徴です。
咳喘息の場合には、『夜間から早朝、季節の変わり目に多い』、かぜの後のせきは『就寝前や朝に多い』特徴がありますが、この2つは症状が似ているため見分けにくい。そこで、ぜんそくなどに用いる「気管支拡張薬」の効果を試してみると、効果がある場合には、咳喘息、効果がない場合にはかぜの後のせきと判断できます。
豆知識
「気管支拡張薬」とは、気管支を広げる呼吸困難を改善する薬剤の薬です。気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、急性気管支炎などに用いられます。長時間作用性β2刺激薬、テオフィリン徐放製剤、長時間作用性抗コリン薬などがあります。ロイコトリエン受容体拮抗薬やテオフィリン製剤は、気管支拡張作用と抗炎症作用をあわせもっています。
「くちすぼめ呼吸法」やり方
せきが苦しいときの息苦しさを楽にするための呼吸法をご紹介しましょう。せきを根本的に治癒することはできませんが、症状をやわらげる効果を期待できます。
- ①椅子に座り足を開く
- ②太ももに手を置いて体重をのせる。お腹周りの筋肉をリラックスさせる
- ③鼻から息を吸う
- ④軽く口をすぼめ、ゆっくり吐く。ほほが膨らましながらゆっくり吐く
この呼吸法以外にも、ぬるま湯を飲んだり、マスクをする、ハチミツをなめると、せきの苦しさが楽になることがあります。
*ハチミツは1歳未満の赤ちゃんには飲ませないでください。
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