2019年9月2日のNHK「あさイチ」は「天気による体調不良」をピックアップ!
気圧変動が脳に影響を及ぼし、古傷や持病の痛みを呼び覚ましたり、頭痛やめまいなどを引き起こす「気象病」(天気病ともいう)で悩む人が1000万人もいるとされています。
ここでは、気象病とは何かをご説明し、対策法や番組で紹介された「マッサージ」のやり方をお伝えします。
教えてくれたのは、愛知医科大学 客員教授で医師の佐藤純先生です。
参照:NHKあさイチ
気象病とは
・気象病とは
季節の変わり目など天気が影響と思われる体調不良を気象病と呼びます。頭痛、めまい、腰痛、関節痛、古傷の痛み、耳鳴り、ぜんそくの発作、肌荒れ、倦怠感、むくみなどが起こります。
40代~50代、女性に多い特徴があります。
・気象病の原因
天気の変化は最初に気圧から起こります。その気圧に対して、人などの哺乳類は、耳の奥にある内耳がセンサーの働きをして感じます。ところが、内耳が気圧の変化を感じても、目からの情報には変化がないのため、脳が混乱し交換神経が興奮します。その結果、痛みやめまいなどが起こると考えられています。
気圧以外にも、7℃~10℃の寒暖差があると同様に気象病が起こったり、天気によるストレスも原因のひとつです。
・チェックリスト
以下の項目に該当する数が多いほど、気象病の可能性が高いでしょう。
- ✅乗り物酔いをしやすい
- ✅耳抜きが苦手
- ✅季節の変わり目に体調を崩しやすい
- ✅暑い時期にのぼせやすく、寒い時期に冷えを感じやすい
- ✅めまいがおきやすい
- ✅肩がこりやすい
- ✅首を痛めたことがある
- ✅古傷がある
- ✅頭痛がよくおこる
- ✅気分の浮き沈みがある
対策法とは
・(対策法1)日記をつける
日付、天気、体調の変化、痛み度を毎日記録します。運動量や気持ちの変化、睡眠時間も記録しておくと、自分で体調を理解できるようになり、医師の診察を受けるときにも役立ちます。
・(対策法2)飲み薬
酔い止め薬と同様の成分が含まれる飲み薬を、症状が出る前に予防目的で飲むと症状が軽くなることがあります。医師や薬剤師さんに相談した上で飲んでください。
・(対策法3)耳マッサージ法
内耳の血行をよくして、症状を和らげるマッサージ法をご紹介します。
- ①両耳を軽くつまんで、上に5秒間引っ張る
- ②耳たぶを軽くつまんで、下に5秒間引っ張る
- ③耳を横に5秒間引っ張る
- ④耳を折りたたんで、5秒間キープする
- ⑤耳を手で覆い、円を描くように5秒間回す
このマッサージを1日3回を目安に行ってください。特に天気の変化がある時に行うと効果的です。
気圧と肌の関係も?
化粧品会社の調査では、気圧と肌のくすみにも関係性がありそうです。ふだんより肌が暗くみえる肌がくすみは、気圧の変化で毛細血管の血行が悪くなることや、自律神経のバランスが崩れることが原因になっていると考えられます。
肌のくすみのセルフケアのやり方
①血行をよくするケア
指の腹を使って頬を下から上に、ポンポンと優しくたたきます。これを20秒間行ってください。毛細血管を刺激して肌を明るくします。
②かみ合わせ、小鼻、眉頭のコリをほぐすケア
✅(かみ合わせ)噛み合わせに手を当て、円を描くようにイタ気持ちよい程度にほぐします。8回ほど行ってください。ほうれい線やたるみにも効果的です。
✅(小鼻)親指の関節を小鼻の横にあてて円を描くようにほぐします。8回ほど行ってください。口角下がり予防にも効果的です。
✅(眉頭)親指を眉頭の下にあて、頭を少し下げて3秒間押すてください。
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