軽くひと塗りでマスクを高性能化!昨シーズンに発売されるや”花粉対策におすすめ!”と大評判になったのが「MoriLabo(モリラボ)花粉バリアスティック」!
2020年の花粉シーズンでも注目グッズのひとつです。
そこで今回は、「花粉バリアスティック」を開発したエステー株式会社ビジネス開発事業部クリアフォレスト担当の奥平壮臨部長にお話を伺いながら、「花粉バリアスティック」の人気の秘密や、効果的な使い方などを徹底紹介します!
目次
1.「花粉バリアスティック」とは
・花粉症薬を飲めない人に大好評!
- Q:「花粉バリアスティック」は昨シーズンに新発売されましたが、評判がとてもよかったと伺いました。
エステー 奥平壮臨担当部長
(奥平氏)
おかげさまで、多くのメディアに取り上げられ、予想以上の反響がありました。インスタグラムなどのSNSにもたくさんの使用した感想があげられています。例えば、
「新しい花粉対策の登場で希望が持てた」
「薬なしに、マスクと「花粉バリアスティック」だけで過ごせた」
「すっきり爽やかな森の香りで気に入った」
「リップスティックのような形状なので持ち運びに便利!」
「マスクに塗るだけなので使いやすい」
など。
とりわけ、大きな声が寄せられたのは、工場で機械を操作する従業員さんや、運送業のドライバーさんなど、眠気などの副作用が心配で花粉症の薬を服用できない仕事の人たちが、会社全体で積極的に使用してくださったことです。
その声を踏まえて、今シーズンから企業向けパッケージとして「MoriLabo 花粉バリアスティック20本セット」を発売しました。
企業向け「20本セット」
・「花粉バリアスティック」のしくみとは?
- Q:あらためて「花粉バリアスティック」がどのような商品か教えてください。
(奥平氏)
「花粉バリアスティック」は、トドマツという樹木の香り成分を配合したスティック状の薬剤です。マスクの外側に軽くひと塗りして、マスクのまわりに香りのバリア層をつくります。空中を浮遊しているスギ花粉がそのバリア層に入ってくると、トドマツの香り成分が花粉をコーティングしてアレル物質の働きを低減することができるんです。
マスクは使用していると顔との間に隙間ができて、そこから花粉が鼻や口に入ってしまいますよね。ところが、「花粉バリアスティック」の香り成分で花粉をコーティングすれば、マスクの隙間から花粉が侵入しても、さほど気にならなくなるんです。
香り成分によるバリア層の働きはマスクをしている鼻や口はもちろん、目の周りへの影響も緩和できたという声もありました。
※本品に約10%配合されているトドマツオイル原体はスギ花粉をコーティングすることにより、アレル物質の働きを低減するという研究成果が報告されています。
エステーHPより引用
Point! 「花粉バリアスティック」の使用方法✅マスク外側の鼻付近に4~5㎝程度かるくひと塗りするだけ!✅約4時間おきに1日3~5回使用してください。1本で約45日(1日4回の場合)使用できます。
✅必ずマスクの外側(肌に触れない側)に塗ってご使用ください。エステーHPより引用
・香りをマイルドにリニューアル!
- Q:今シーズン向けに何か改良点はありますか?
(奥平氏)
「花粉バリアスティック」はトドマツの香りが有効成分で、天然のものです。天然なので、香水や柔軟剤のような化学的な香りが苦手な人にも評価していただきましたが、一方で、香りが強いという声も寄せられました。そこで、より幅広い方々に受け入れやすい香りにするべく、嗜好性の高い他の香料を少しブレンドして、香りをよりマイルドにしたんですよ。
2.森のチカラをもっと身近に
・林業関係者の人には花粉症患者が少ない
- Q:エステーさんといえば「消臭力」が有名ですが、「花粉バリアスティック」を開発した背景を教えてください。
(奥平氏)
エステーはエアケア技術をベースに「空気をかえよう」をミッションにしている会社です。そこで2004年に「日本かおり研究所」を設立し、樹木や森の空気清浄力の研究を始めました。林業に従事する方たちと接する機会が増えたのですが、彼らは花粉を大量に浴びているはずなのに、ひどい花粉症の人が少ないと気づいたんです。そこで、大気汚染と花粉の関係を研究している「国立大学法人 埼玉大学」の王青躍教授にもお願いして、隠れた「森のチカラ」を探す研究を4、5年行いました。その結果、トドマツの香り成分の花粉への有効性が明らかになり、「MoriLabo」というヘルスケア製品ブランドを立ち上げ、商品化したのが「花粉バリアスティック」です。
♪森のパワー♪
植物は雄花から放出された花粉が雌花に受粉することで生殖しています。放出された花粉が無事に雌花まで到達するかは運次第です。そこで森の中では、樹の葉から花粉を保護する有機性の揮発成分を出して花粉をコーティングし、安全に花粉が雌花まで届く仕組みがあると研究報告されています。林業関係者に花粉症が少ないのは、大量であってもコーティングされた花粉を吸っているからではないかと考えています。
・天然の香りを手軽に使ってもらいたい
- Q:アロマエッセンシャルオイルなど天然成分はどうしても高価だというイメージがあります。
(奥平氏)
エステーは様々な効果がある天然成分を価格面でも使用面でも、もっと多くの方々に手軽に使ってもらいたと思っています。
研究や開発など試行錯誤の結果、革新的な樹液の抽出装置を作ることに成功し、効率的に天然100%の精油を取りだせるようになりました。このテクノロジーによって、「花粉バリアスティック」のようなヘルスケア製品が天然成分を使っていても、誰でも手軽に使用できるという強みのひとつになっています。
マイクロ波減圧抽出装置で抽出されたトドマツ精油
3.おすすめの使い方はこれ!
・花粉症でない方にも!
- Q:「花粉バリアスティック」ならではのおすすめの使い方はありますか?
(奥平氏)
私たちは「花粉バリアスティック」を”次世代の花粉対策グッズ”と位置づけています。
マスクや花粉ブロックスプレーなどの花粉対策グッズは花粉を体内に侵入させないようにする受け身型であり、花粉症の薬は発症した症状を抑える対症療法です。一方、「花粉バリアスティック」のしくみは、香りで花粉をコーティングしてアレル物質の働きを低減するという、これまでになかった花粉に直接アプローチするタイプなんです。
そこで、花粉症をまだ発症してない方にも早めの対策として使用していただけたらと思っています。また、あまり薬を飲ませたくないお子さまにも、安心して使っていただけます。
・薬を飲めない方に!
(奥平氏)
また、上述したように、妊婦さんやドライバー、機械従事者、小さいお子さまなど、花粉症の薬を飲むことができない方にも積極的に使っていただきたいです。
・他の対策グッズと併用可能!
(奥平氏)
「花粉バリアスティック」は花粉のアレル物質を低減するというこれまでにないしくみです。電荷の力で花粉をはじく花粉ブロックスプレーとしくみが異なりますので、両方を併用すると花粉対策がさらにパワーアップするのでおすすめです。
・花粉の飛散が本格化する前から使う!
(奥平氏)
最近、初期療法とよばれる、花粉の飛散開始直前から薬を飲み始める治療法が広まっています。薬で症状が発症しないようにブロックするのが目的ですが、「花粉バリアスティック」も、本格的な花粉シーズンに入る前から使用して、早めの花粉対策を行うのがおすすめです。
4.「花粉バリアスティック」は次世代型の花粉対策
- Q:最後に、「MoriLabo」や「花粉バリアスティック」の今後の展開を教えてください。
(奥平氏)
「花粉バリアスティック」はトドマツの香り成分で花粉をコーティングすることにより、アレル物質の働きを低減するというこれまでになかった次世代型の花粉対策グッズです。天然成分なのでカラダにも安心、安全です。そこで、マスクに塗るタイプの「花粉バリアスティック」とは別の形状でも商品展開をできるのではと考えています。
さらに今後は、トドマツの香り成分が花粉だけではなく、ダニやカビなどのハウスダストなどにも効果があるかを検証していきたいと思っています。
- Q:とても楽しみですね。貴重なお話をありがとうございました!

コロナ禍の花粉対策はシールを貼る「MoriLabo 花粉バリアシール」新発売!「花粉バリアスプレー」も!【エステー】
MoriLabo モリラボ マスクの外に塗る 花粉バリアスティック
(メーカー価格:オープン/実勢価格:税込み1,078円)