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【花粉症対策】花粉症予防や健康にチョコレートのカカオポリフェノールが効く?!

チョコレートの花粉症予防効果

ダークチョコレートやビターチョコレートが健康によいと評判で人気が高まっています。その理由は、チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれるカカオポリフェノールにすぐれた機能性があるためです。花粉症などのアレルギーを防ぐ効果もあるといわれています。

そこで今回は、カカオポリフェノールの機能性や花粉症などのアレルギー症状を予防するメカニズムについてご説明します。アマゾンで人気のおすすめチョコレートも紹介しますよ!

1.カカオポリフェノールとは

・チョコレートとは

チョコレートの主原料はカカオ豆です。カカオ豆はカカオの樹の果実の中にある種子のことで、カカオの樹の種類、栽培する土地の土壌・気候などによって異なります。チョコレートメーカーは製品ごとにカカオ豆を選択し、いくつかの豆をブレンドしてチョコレートの特徴を出すことが多いようです。

果実が成っているカカオの樹

A cacao tree with fruit pods

カカオ豆(日本チョコレート・ココア協会HPより引用)

チョコレートの原料 カカオ豆

・カカオ豆にはポリフェノールが豊富

ポリフェノールとは植物がもつ苦味や渋味、色素の成分です。ブドウの皮や種などに含まれる色素成分や、お茶特有の苦味や渋味、アクなどの成分を総称してポリフェノールと呼びます。

カカオ豆にはそのポリフェノールが豊富に含まれていることがわかっています。

明治「みんなの健康チョコライフ」HPより引用

植物に含まれるポリフェノールの比較図

・カカオポリフェノールの機能性

カカオポリフェールが健康によい機能には以下のようなものがあります。

  • 血圧低下(血管を広げる作用)
  • 動脈硬化予防(抗酸化作用力)
  • 美容効果(抗酸化作用)
  • アレルギーの改善(アレルギー予防作用)

また、カカオ豆にはポリフェノールに加えてプロテインも多く含まれており、便のかさ増し効果と整腸作用による「便通改善」の効果が期待できます。

2.花粉症を予防するメカニズム

・学会での発表

1998年9月に開催された「第4回チョコレート国際栄養シンポジウム」において、聖マリアンナ医科大学・鈴木登助教授が「チョコレート摂取のヒト免疫能に対する影響」を発表しました。

それによると、

●チョコレートを摂取した人、摂取しなかった人のそれぞれの血液から取り出したリンパ球を刺激したところ、チョコレートを摂取した人は、①IgE抗体の産生が低下しました。

●チョコレートを摂取した人の血液から取り出した好塩基球を刺激したところ、チョコレート摂取1時間後に採取した好塩基球は②ヒスタミンの放出が抑制されていました。

●チョコレートを摂取した人の血液から取り出した好塩基球を刺激したところ、チョコレート摂取1時間後に採取した好塩基球は③脱顆粒が抑制されていました。

・花粉症を予防するメカニズム

最初に花粉症が発症するメカニズムを確認しましょう。

身体の免疫システムが異物とみなした攻撃対象に特有のIgE抗体がつくられます。再度その異物が身体に入るとIgE抗体が反応してヒスタミンやロイコトリエンなどの物質が肥満細胞から放出されます。ヒスタミンやロイコトリエンは粘膜などを刺激し、その結果、花粉症のくしゃみ、鼻水、目のかゆみ、鼻づまりなどが起こるのです。

また、免疫システムが異物を攻撃するときには活性酸素が関与しています。活性酸素は強力で様々なウイルスや病原体を殺すことができるのですが、多過ぎると私たちの身体をも攻撃してしてしまいます。

これに対して鈴木先生の研究では、チョコレートを摂取した人は上記①のようにIgE抗体が減っていたり、②や③のように原因物質ヒスタミンやロイコトリエンの放出が抑制されていることがわかります。

そして、チョコレートの豊富なカカオポリフェノールには優れた抗酸化作用があり、暴走した活性酸素の働きを抑えることができるのです。

このようにカカオポリフェノールの機能が作用することで、アレルギーを予防したり症状を軽くすることが期待されるわけです。

Point! 花粉症の発症メカニズム

体内に異物(花粉)が侵入すると免疫のしくみがそれを排除するか受け入れるか判断します。

排除すると判断すると、その異物(花粉)に特有のIgE抗体などの抗体を作り始めます。IgE抗体はマスト細胞とよばれる細胞にくっついて待機しています。表面に抗体が付着したマスト細胞が全身的に蓄積され、それがあるレベルに達すると花粉症になる状況が整います。この状態を「感作」といい、まだ発症する前の段階です。
感作が成立した体内に、再び同じ異物、すなわちアレルゲン(花粉)が体に入ってくると、IgE抗体が反応して、その結果、マスト細胞からヒスタミン、ロイコトリエンなどのアレルギー原因物質が放出されます。
放出されたヒスタミンなどは鼻や喉などの粘膜にある受容体を刺激します。するとくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの反応がおこります。

3.チョコレートの種類

チョコレートにはいくつかの種類があります。

●ビターチョコレート

カカオマスとは、カカオ豆の胚乳を発酵、乾燥、焙煎、磨砕したものですが、カカオマスが40~60%含まれミルク(乳製品)が入らないチョコレートのことをいいます。

ブラックチョコレート、スイートチョコレート、プレーンチョコレート、ダークチョコレートとも呼ばれることがあります。

最近では、カカオマス70~90%という低糖のチョコレートもでてきています。

●ホワイトチョコレート

カカオ豆にはココアバターという脂肪分があります。そのココアバターにミルク、砂糖などを加えて作るチョコレートをホワイトチョコレートといいます。ココアバターはカカオ豆の中に40%~50%含まれている主成分であり、ホワイトチョコレートはそれを原料としているのでチョコレート色をしていなくてもチョコレートです。

●生チョコレート

生チョコレートは、チョコレート生地に生クリームや洋酒などを練り込んだチョコレートで、一般的に水分が多ために賞味期限は短いものです。

●純チョコレート

ピュアチョコレートともいい、カカオ成分としては、ココアバターのみ、またはカカオマスとココアバターのみを原料としているチョコレートをいいます。

4.人気のチョコレート

それではアマゾンで人気のチョコレートをご紹介しましょう。

●meiji チョコレート効果カカオ95% 

カカオ95%で最初は苦いと感じるかもしれませんが、おいしく健康に食べたいなら1日3枚から5枚を目安に毎日コツコツ食べてみてください(約93kcal~約155kcal)。


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meiji チョコレート効果カカオ95% 大容量ボックス 800g

●ロッテ ZERO

砂糖ゼロ、糖類ゼロのゼロからほろ苦い味わいのビターです。

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ロッテ ゼロ ビター 50g×10個

●ショコラ・マダガスカル ダークチョコレート カカオ100%

カカオ含有率100%とカカオそのものを楽しみたい方へ、少しの量でもポリフェノールをたくさんとることができます。


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ダークチョコレート カカオ 100%

●GODIVA

定番GODIVAのラッピングトリュフ9粒詰め合わせ(ミルク、抹茶、ヘーゼルナッツ)です。ギフトにどうぞ。

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ゴディバ(GODIVA) ラッピングトリュフアソートMMH 9粒

●Galler ( ガレー )

ベルギー王室御用達の高級ミニバー12個入りギフトセットです。

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【 Galler ( ガレー ) ベルギー王室御用達 チョコレート 】 ミニバー 12本入り

6.おわりに

カカオポリフェノールの優れた機能性が注目され、健康志向のチョコレート製品がたくさん登場しています。チョコに含まれるポリフェノールの抗酸化作用は花粉症の予防にも効果を期待できますが、製品によっては脂肪分や糖分が多く含まれていて、食べすぎると体重増加など健康や美容に逆効果も。食べすぎには注意して、チョコレートの機能性を上手に活用してください。

➡チョコレートの他にも花粉症におすすめの食べ物はある?!

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参照:
鈴木 登氏(聖マリアンナ医科大学助教授)【チョコレート摂取のヒト免疫能に対する影響】

明治HP

日本チョコレート・ココア協会HP