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【花粉症原因】空気の乾燥が花粉症の原因に?~秋から冬の花粉症には皮膚の乾燥にも注意!

空気の乾燥が花粉症の原因に?

木枯らし一号が吹き、秋から冬へと移り変わるこの時期、空気の乾燥が気になりますね。

空気の乾燥は肌の乾燥を引き起こし、皮膚のかゆみといった皮膚炎の原因になりますが、それでだけでなく、花粉症をはじめとしたアレルギー症状の原因にもなることがわかってきました。

そこで今回は、皮膚の乾燥と花粉症などのアレルギーとの関係をご説明し、対策法についてご紹介します。

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1.乾燥で皮膚のバリア機能が低下

・皮膚のバリア機能とは

皮膚は、紫外線や細菌、ほこり、乾燥などから体を守ってくれます。また、皮膚には肌の水分が必要以上に蒸散するのを防ぐ役目もあります。このような機能を「皮膚バリア機能」といいます。

皮膚のバリア機能には、肌表面にあるわずか0.02mm程度の角質層が主な役割を果たしています。

・乾燥が原因

冬のシーズンを中心に外気が乾燥します。また過度な空調で室内の空気が乾燥することも多いですね。こういった環境が皮膚を乾燥させ、皮膚のバリア機能を低下させます。

近年ではこのような環境以外にも、遺伝によって角質層の機能が乾燥に傾きやすい体質になり、皮膚バリアの低下につながっていることも指摘されています。

2.皮膚バリア機能の低下で花粉症にも

・皮膚のバリア機能が低下すると

皮膚バリア機能が低下している状態では肌の水分が逃げやすく、外部刺激に対する感受性が高まっています。このような状態で花粉などのアレルゲン(アレルギー原因物質、抗原)に接すると、アレルゲンが皮膚に侵入しやすくなります。

肌の乾燥 花粉症

・免疫反応が過剰に働く

皮膚から花粉アレルゲンが侵入すると、免疫担当細胞が皮膚に集まりそれらを排除しようとします。これが「炎症」につながります。

この時免疫担当細胞は、侵入してきたアレルゲンだけでなく、アレルゲンを侵入させてしまった皮膚も破壊してアレルゲンなどの異物の侵入を食い止めようとします。これが皮膚に現れる「湿疹」です。

湿疹が出ると痒くなりますね。それは免疫担当細胞がわたしたちに皮膚を掻かせることで、破壊した皮膚をはぎ取らせている免疫反応なのです。

・皮膚炎だけでなく花粉症にも

免疫担当細胞の中には、皮膚から入ってきたアレルゲンを皮膚だけでなく様々な器官で”攻撃せよ”と指令するものがあります。

このタイプの免疫担当細胞が、皮膚から入ってきた花粉などのアレルゲンを「敵」と認識してしまうと、花粉アレルゲンが鼻や目の粘膜に付着したときに、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみが起こります。つまり花粉症が発症してしまうのです。

花粉アレルゲンが気管支に入りこめば、喉のかゆみや咳につながり、その症状が長引くと気管支炎や喘息の発症にもつながるそうです。

・食物アレルギーや金属アレルギーの原因にも

花粉だけでなく、ダニなどのハウスダスト、特定の食べ物や金属のアレルゲンに対しても同様です。皮膚から入ったこれらのアレルゲンに対して、免疫担当細胞が「敵」とみなして攻撃すると、ハウスダストアレルギー、食物アレルギー、金属アレルギーにつながります。

「食べ物が皮膚から入る?」と疑問に思うかもしれませんが、イギリスの研究で、子供の頃にピーナツオイルを皮膚にぬっていたこととピーナツアレルギーに関連があると指摘されてます。

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3.対策には保湿が大切

皮膚のバリア機能の低下を防ぐには保湿ケアが大切です。

・敏感肌用や保湿タイプの化粧品で対策

角質層にある①「天然保湿因子(NMF)」②「細胞間脂質(セラミド)」③「皮脂膜」の3つの要素が保湿に重要や役割を果たすといわれています。よってこれらの機能に効果がある化粧品を用いることも対策のひとつです。

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・食べ物で対策

食事で皮膚のもとになるたんぱく質をきちんと摂ることも大切です。

肉や魚、乳製品、卵などから、良質なたんぱく質を摂取しましょう。

たんぱく質が吸収されるにはビタミンも必要です。特に、ビタミンCやビタミンB6などのビタミンB群が豊富に含まれる食材を取り入れることも心掛けたいですね。

  • ビタミンCが豊富な食材:柿、ブロッコリー、オレンジなど
  • ビタミンB6が豊富な食材:マグロ、鶏胸肉、牛レバーなど

4.おわりに

スギやブタクサなど花粉症の原因となる花粉を防ぐためにマスクや縁着きメガネを着用したり、室内に入るときに花粉をはたくといった工夫が大切なのは間違いありません。しかし、それだけでなく、これから冬のシーズンに向かってますます乾燥する時期だけに、花粉症予防のためにも皮膚の乾燥を防ぐ対策を忘れないようにしたいですね。

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参照:

アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016 年版

よしき皮膚科・形成外科