花粉症と併発しやすい副鼻腔炎(蓄膿症)とは?~花粉シーズン向けの市販副鼻腔炎薬がでた!

花粉症と併発しやすい副鼻腔炎とは 市販薬も出た

花粉症の4大症状といえば、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみですが、花粉シーズンに副鼻腔炎が一緒に起こることは少なくありません。花粉症のアレルギー性鼻炎患者の23%の人が副鼻腔炎を併発しているという調査結果もあります。(ロート製薬調べ)

そこで今回は副鼻腔炎の症状や原因、その対策法についてご紹介します。

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1.副鼻腔炎とは

・花粉シーズンは副鼻腔炎になりやすい

副鼻腔炎とは副鼻腔と呼ばれる鼻腔と隣接する骨の中の空洞に炎症が起こることを指します。

炎症を起こす原因のひとつが花粉のアレルゲンで、花粉症の人は花粉が副鼻腔に侵入するとアレルギー反応を起こして炎症がおこります。従って、花粉シーズンは花粉症と一緒に副鼻腔炎も起こりやすいのです。

・昔の蓄膿症(ちくのうしょう)

副鼻腔炎は少し前までは蓄膿症(ちくのうしょう)と呼ばれていました。漢字の通り、鼻に膿(うみ)がたまる症状を指していました。その後、医薬品の進歩で軽い症状が増えたり、CTスキャンの普及で膿がなくても炎症があるケースが認められ、蓄膿症とは呼ばずに副鼻腔炎と呼ぶようになりました。つまり、膿がなくても副鼻腔に炎症が認められれば副鼻腔炎と呼びます。

鼻の構造 副鼻腔炎とは 花粉症が原因で起こることも

・副鼻腔炎の原因

副鼻腔は、前頭洞(ぜんとうどう)・篩骨洞(しこつどう)・上顎洞(上顎洞)・蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)の4つからなり、左右合わせて8つの空間です。これらは自然口と呼ばれる小さな穴で鼻腔とつながっています。そのため、副鼻腔が鼻腔を通して外部から侵入してきた細菌やウィルスに感染したり、花粉やダニなどのハウスダストでアレルギー反応が起こることがあります。すると、副鼻腔の粘膜に炎症が生じて鼻水や膿がたまったり、発熱や頭重、歯痛などが引き起こされるのです。

・急性型と慢性型がある

副鼻腔炎には急性型と慢性型があります。

急性型は主に風邪による鼻水、鼻づまりが原因で起こるもので、膿を吸引したり、薬を利用することで比較的治りやすいといわれています。

慢性型は通常3か月以上症状が続くもので、副鼻腔と鼻腔をつなぐ自然口がふさがれてしまったり、鼻水を排出する働きが衰えることが原因と考えられています。副鼻腔炎が慢性化すると、においや味もわかりにくくなるといわれています。

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2.副鼻腔炎の対策法

・病院での治療

副鼻腔炎は通常、病院で治療をしてもらいます。

急性型の場合、以下のような治療が用いらるようです。

  • 抗生物質や炎症を抑える薬を服用する
  • 膿を吸って鼻の中をきれいにする
  • ネブライザー療法という抗生物質などの薬を細かい粒子にして副鼻腔まで届きやすくするように蒸気を鼻から吸う療法を行う

慢性型の場合には、上記に加えて、粘膜の機能を正常化するためのマクロライドという抗生物質を数か月間投与する治療法を行うようです。これらの治療でも症状が改善しない場合には、ふさがっている自然口を開通させるような手術が行われます。手術は日帰りも可能なようです。

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・『ロート アルガード 鼻炎内服薬ゴールドZ』

ロート製薬から花粉シーズンの副鼻腔炎の改善を目的とした市販内服薬『ロート アルガード 鼻炎内服薬ゴールドZ』が2017年12月20日より発売になりました。花粉症の鼻水、鼻づまりに加えて、併発する副鼻腔炎にも効果を期待できるようです。

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【指定第2類医薬品】ロートアルガード鼻炎内服薬ゴールドZ 20カプセル ※セルフメディケーション税制対象商品

この薬には生薬成分「シンイエキス」と抗アレルギー作用のある「メキタジン」が組み合わされています。

シンイ(辛夷)とは、モクレン科コブシの花のつぼみを乾燥させた生薬で、消炎作用や排濃作用、抗菌作用があります。

メキタジンは抗アレルギー作用と抗ヒスタミン作用をあわせ持つ第2世代抗ヒスタミン薬なので、眠くなりにくいタイプの花粉症薬です。『ロート アルガード 鼻炎内服薬Z II』にもメキタジンが配合されています。

さらに鼻粘膜血管を収縮させる成分を2種類配合し、鼻づまりに効果を発揮して呼吸を楽にします。

15才以上が対象で、1回1カプセル、1日3回、食後に服用します。

第2類医薬品に分類されているので、薬局、ドラッグストア、インターネットで購入できます。

・ほお骨プッシュ

ムック本『副鼻腔炎 アレルギー性鼻炎が一挙に退く!』の中に、鼻腔をすっきりさせる改善法がいくつか紹介されています。そのひとつが「ほお骨プッシュ」です。ほお骨プッシュは鼻ヨガのひとつで、副鼻腔炎になりやすい”下がりほお骨”を矯正します。ヨガ研究家の山本正子先生が考案したもので、鼻づまりを起こしている方の鼻の小鼻の上の部分を強く押し上げて広げていくというもの。

その他にもこのムック本には、鼻から生理食塩水を入れて洗い流す「鼻腔すっきり洗い」や、食事療法の「乳酸キャベツ」など、自宅で手軽にできる対策法が複数紹介されています。

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3.おわりに

2018年春の花粉シーズンの開始は例年並みの2月上旬と発表されています。

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花粉症や副鼻腔炎を予防したり症状を軽くするために、早めの花粉症対策を始めたいですね。

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