2019年7月2日放送のNHK「ごごナマ」では「尿トラブル」をピックアップ!
年齢とともにトイレが近くなり、夜に何度も起きてしまう「夜間頻尿」に悩む人は4500万人とも。
ここでは番組で放送された、「尿トラブルの原因や治療法」をご紹介します。
教えれくれたのは、日本大学 医学部教授の高橋悟先生です。
参照:NHKごごナマ
目次
夜間頻尿とは
就寝時に頻繁にトイレに行きたくなる症状を「夜間頻尿」といい、4500万人が悩んでいるとされています。夜間頻尿になると、トイレに行く途中で転んで寝たきりになるなどの二次的な病気も起こりやすくなります。
夜間頻尿の原因を知るためのグッズ
排尿のたびに計量カップ(*ペットボトルにメモリをつけて代用してもOK)を使って尿の量を計測します。それを「排尿日記」につけていきます。
排尿日記の例
夜間多尿が原因
高齢者の場合、正常な排尿は、
✅1日7回まで
✅就寝時0~1回 1回200~300ml
が目安です。
夜間尿量が1日の尿量の33%を超えると、夜間多尿といい、それが原因で夜間頻尿になります。上の例では夜間尿量が11日の尿量の43%にもなっており、夜間多尿が夜間頻尿の原因になっていることがわかります。
抗利尿ホルモンの分泌低下が原因
腎臓は血液をろ過し、いらないものを尿として出しています。これを24時間、寝ている間も絶え間なく行っています。就寝時には脳の視床下部から抗利尿ホルモンがでて、腎臓に作用するします。すると尿の量を減らすことができます。よって正常の人は寝ている間に起きることがほとんどありません。ところが、加齢とともに抗利尿ホルモンが減少すると、寝ている間も尿が多く作られて、起きる回数が増えてしまうのです。
むくみや水の飲み過ぎが原因
年をとると昼間に足に水がたまり、むくみが起こりやすくなります。この水が寝ている間に腎臓まで届き、尿と勘違されて、夜間頻尿につながります。
その他、日中の水の飲み過ぎも原因になります。
「原因①夜間多尿」の改善法
①適切な水分を摂取する
・1日の水分量は「20~25×体重」の量が目安! 例:60キロの人は1200~1500ml
・アルコールやカフェインは控える
・逆に、排尿日記をみて尿量が少ないようであれば、水分を多く摂取する(1日に最低でも800mlの水量が必要)
②夜間多尿の改善するには…
・横になって昼寝を20~30分行う。余分な水分が昼間の間に排出できるため
・寝る2~3時間前に浴槽で入浴する。寝るまでの間に血行が良くなり尿が出やすくなるため
・夕方から夜間にかけて適度な運動をする。軽いジョギングやウォーキングを行うとふくらはぎの動きが活発になります。すると汗や呼吸から余分な水分が排出され、睡眠もしっかりとることができるため
「原因②膀胱が小さくなる」治療法
膀胱が広がると尿をたくさん留めることができますが、高齢になると膀胱が硬くなりためられる尿が少なくなります。
この場合には飲み薬で改善が可能ですので、早めに病院に行って相談してください。
「原因③睡眠障害」対策法
特に睡眠時の無呼吸症候群が夜間頻尿の原因になります。
いつもイビキをしている、横寝をしていることが多い方は要注意です。
就寝時に圧をかける専用マスクをして寝ると、睡眠をしっかりとることができ、頻尿も改善されますので、睡眠外来などに相談してください。
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