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【花粉情報】今年のヒノキ花粉は多く飛ぶ?いつから?スギ花粉症の人も反応する?

春はスギだけでなくヒノキも花粉症の原因となる花粉です。特に花粉シーズンの後半はヒノキ花粉の飛散量に影響されます。スギとヒノキのアレルゲンは似ているため、スギ花粉症の人でもヒノキにアレルギー反応することがあります。

今シーズンの花粉は広い地域で例年より多く飛ぶと予測されていますが、ここでは、ヒノキ花粉の飛散量や開始時期がどうなるのか、ヒノキ花粉の特徴、スギ花粉との違いなどをご紹介します。

監修:花粉症クエスト編集部 スタッフ(環境アレルギーアドバイザー 登録番号:1811002)

1.今年のヒノキ花粉飛散量は?

一般的にヒノキ花粉は3月下旬から飛散を開始します。今年は1月から気温が高めに推移しているため、スギ花粉同様にヒノキの飛び始めも例年より早いと予想されます。一方、今シーズンのヒノキ花粉の飛散量は前年より少なくなると予想されています。その理由は、昨シーズンに大量に花粉が飛散したため、今年は花粉生産量が少なくなると考えらえるからです。

昨年のヒノキ花粉は歴史的な大量飛散をしました。東京都の過去10年の花粉飛散量を比較した図を見ると、昨年(平成30年)のヒノキ花粉飛散量は群を抜いて多かったことがわかります。大量に花粉を飛散した後の木は受粉し種をつくる方にエネルギーを費やすため、雄花の生産量が少なくなるのが一般的な植物のバイオリズムです。よって、今シーズンはヒノキ花粉の飛散が少なくなると予想されています。

東京都 スギヒノキ花粉飛散 経年変化 

東京都福祉保健局より引用

2.ヒノキとスギは仲間

ヒノキとスギは同じ仲間の植物です。

ヒノキはヒノキ科ヒノキ属、スギはヒノキ科スギ属に属します。

3.樹齢的に花粉ピーク

ヒノキは戦後にスギと同じように高級木材として積極的に植林されました。ヒノキは樹齢35~55年で花粉生産力がピークになります。その後は高止まりになって、樹齢100年位までは多く飛びます。

林野庁のデータを見ると、2019年現在、樹齢35~55年のヒノキ人工林が全国にたくさん残っており、今後しばらくの間、ヒノキ花粉が大量に発生する可能性があります。

4.ヒノキは西日本中心

下の図をみるとわかるように、スギ林が関東から東北にかけて比較的多く分布しているのに対して、ヒノキ林は西日本を中心に分布しています。

都道府県別スギ・ヒノキ人工林面積 平成24年

林野庁・スギ・ヒノキ林に関するデータより引用

5.ヒノキ花粉が飛ぶ時期

ヒノキは、毎年6月中旬頃から雄花と雌花を形成し始めて10月末ぐらいにそれらができあがりますが、雄花の中でヒノキ花粉はまだ完成していません。そのまま冬場の休眠時期を超えて3月下旬頃ようやく花粉が完成します。その頃には陽気が暖かくなっていますので、一気に開花して花粉飛散を開始します。

一方、スギの場合には、10月末に雄花が完成した時に、すでにその中で花粉も完成しています。完成した雄花と花粉はいったん冬場の休眠に入りますが、2月中旬から3月にかけて気温が上昇するとともに、雄花は開花し、中から花粉が飛び始めます。

このような違いから、ヒノキ花粉はスギ花粉に比べて約1ヶ月程度飛散開始が遅くなるのです。

スギもヒノキも花粉が飛散した後は、受粉して種を作ります。3月下旬から5月に受粉した後、6月初めに受精し種ができ始め、10月頃には成熟します。一方、スギやヒノキの新しい芽も4月頃には生長を始め、6月中旬には新たにまた雄花と雌花が形成されます。

6.ヒノキ花粉はやや小ぶりで、色はオレンジ

ヒノキ花粉もスギ花粉と同様に風にのって数十から数千キロメートルも飛びます。ヒノキ花粉の方がスギ花粉よりも一般的にサイズが一回り小さいので、より遠くまで飛ぶとみられています。スギ花粉の直径が約30μm前後なのに比して、ヒノキ花粉の直径は25μm前後です。

色はスギ花粉が黄色に対して、ヒノキ花粉はオレンジ色です。

左がヒノキ花粉、右がスギ花粉

スギ花粉とヒノキ花粉の色の違い

7.ヒノキとスギの主要アレルゲンは類似

ヒノキ花粉症の原因となる主要なアレルゲン物質は、Cha o 1Cha o 2といいます。

Cha o 1とスギの主要アレルゲンであるCry j 1は類似しています。よくスギ花粉症の人がヒノキ花粉にも反応しているのはこのためです。これを「共通抗原性」といいます。Cha o 1とCry j 1が共通抗原性を持っているため、スギ花粉症の人がヒノキに反応したり、ヒノキ花粉症の人がスギに反応するのです

ヒノキ花粉直径 主要アレルゲン

8.まとめ

花粉症クエストが観測している花粉飛散量のデータによると、3月12日時点のスギ花粉累積数は2350個(ヒノキはまだ未観測)、東京都のスギ・ヒノキ合計の花粉量予想に対しては約50%の進捗です。

これからヒノキ花粉の飛散が始まります。スギ花粉症の人もヒノキ花粉に反応することがあります。花粉ピークがしばらく続きますので、気を抜かないで花粉対策をしっかり行いましょう。

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