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池上彰のニュースそうだったのか!スギが少ない都会に花粉症の人が多いのはなぜ?コンクリート?大気汚染?

池上彰のニュースそうだったのか!スギが少ない都会に花粉症の人が多いのはなぜ?コンクリート?大気汚染?

ジャーナリストの池上彰さんが、旬なニュースや最近大きな話題となっているニュース、そして今さら「知らない」とは恥ずかしくて言えないニュースの数々を基礎から分かりやすく解説してくれる「池上彰のニュースそうだったのか!」(テレビ朝日)の2018年4月14日(土)の放送で取り上げられたテーマが「花粉症」。

池上彰さんは23歳より45年間も花粉症に悩む『老舗』の花粉症患者。池上さんが花粉症を患い始めたころには花粉症という名前すらなかったのに、現在では国民の4人に1人が患う「国民病」にまで広がっています。その花粉症はスギ林がない都会に患者が多いという不思議な現象があります。そこで池上さんは、都会に花粉症の人が多い背景や原因をわかりやすく解説します。

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1.東京23区の72倍ものスギ林がある!

スギ花粉症が国民病にまで拡大した背景は、戦後の国策にあります。

焼野原となってしまった日本に木材需要が高まることを見込んで、生育が比較的早いスギを背積極的に植林しました。しかしその後、輸入の安い木材が大量に入っていくると、スギ林は伐採されないまま放置され、現在に至ります。その量は国土の約12%、つまり、東京23区の約72倍もの広さにもなります。

池上彰 解説 スギ林は東京23区の約72倍もの広さもある

2.田舎より都会に花粉症の人が多い

では、スギ林がある田舎に花粉症の人が多いのかというと、そうではありません。

池上彰 解説 テレビ番組 都会の方が花粉症が多い

番組では、スギ人工林面積と花粉症の発症が多い都道府県別割合を比較。

花粉症の人が35%から40%程度いる赤い印がついた都道府県をみると、東京など都会が多いことがわかります。

実際、東京都が昨年発表した花粉症患者実態調査では、都民の約半分の人が花粉症にかかっていることがわかりました。

3.都会に花粉症の人が多い理由は?

【理由その1】コンクリートが花粉を吸収しない

池上彰が解説 テレビ朝日 コンクリートで花粉が再飛散 土は花粉を吸収

池上さんは、都会で花粉症が多い理由の第一として「コンクリートが花粉を吸収しないこと」をあげます。

田舎には山や田んぼ、畑など土の部分が多くあり、空中から落ちてきた花粉が土に吸収されますが、土の部分があまりない都会では、落ちてきた花粉がコンクリートなどにはじかれて再飛散してしまうのです。つまり都会に住む人は、花粉の落下時と再飛散時の2回も花粉が身体に侵入する脅威にさらされるわけです。

【理由その2】大気汚染で花粉が破裂する

池上彰 テレビ朝日番組解説 埼玉大王先生の理論紹介 花粉爆発

さらに、池上さんは、「大気汚染によって花粉が破裂しやすいことが、最近の研究でわかってきました」と埼玉大学大学院教授の王青躍先生の『花粉爆発』理論を紹介します。

飛散するスギ花粉は大気中にあるPM2.5などの微小粒子に触れたり、雨などの湿気で膨張すると破裂しやすくなります。破裂した花粉からは花粉症の原因物質「アレルゲン」が飛び出します。一般的にスギ花粉の大きさは30μm程度ですが、アレルゲン物質は1μm以下の微小サイズになってしまいます。

池上彰 解説 テレビ朝日 微小粒子化した花粉アレルゲンは肺の症状を起こす

微小粒子化した花粉のアレルゲン物質は、目や鼻の粘膜を通り抜けて喉や気管支、肺まで到達可能になり、その結果、喉のイガイガ、咳、場合によっては喘息まで発症することもあります。

➡埼玉大学・王教授の「花粉爆発」理論とは

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4.外国人はマスクをしない

花粉対策にマスクは必須です。日本では、花粉症だけでなく、インフルエンザ対策などにもマスクが活用されています。

しかし、番組では、予防目的でマスクをつけるのは日本人ぐらいで、外国では感染症などで重症な人ぐらいしかマスクをしない実態を紹介します。

旅行や仕事で外国に行くときにマスクをしていると「重病人」として避けられてしまうかもしません。池上さんは、日本の常識が世界の常識とは限らないので、ちょっと覚えていてくださいとコメントしていました。

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参照:テレビ朝日「池上彰のニュースそうだったのか!」