【花粉情報5月17日】今の花粉症の原因花粉は何？東京世田谷区「シモキタ花粉情報」～再びイネ科・マツ属とも大量飛散！？

YASU:こんにちは！花粉症クエスト、レポーターのYASUです😀

YAEKO:花粉症クエスト、スタッフのYAEKOです😊

YASU:東京都世田谷区下北沢で捕集した花粉症の原因となる花粉情報（花粉モニタリング）を”ほぼ毎日”更新する「YAEKOとYASUのシモキタ花粉情報」の5月18日更新情報、5月17日分を報告します。

YAEKO:今週は本当に夏のような陽気です。昨日5月17日（木曜）も東京はよく晴れました！最高気温が28度、最低気温21度と20度を下回らない1日でした😖でした。東京は月曜から今日18日（金曜）まで最高気温が25度を超えています。これは5月というより7月の気温ですよね！

YASU:本当に熱中症対策が必要な毎日です💦

YASU:では、5月17日の東京世田谷区下北沢の花粉飛散個数を教えてください！

YAEKO:はい。前回の16日は夏のような天気だったのに、その前日より大幅ダウンして予想外🤔だったのですが、今回の17日は再度花粉飛散の勢いが増して、イネ科、マツ属とも大幅アップしていました！

■2018年5月17日（5月1８日更新）
イネ科：５２個
マツ属：１６９個
コナラ：９個
ヒノキ：０個
その他花粉：４９個

YASU:おもしろいですね。前回よりイネ科とマツ属は大幅アップし、その他花粉は大幅ダウンです🤨

YASU:5月16日は最高気温29度、最低気温19度、5月17日は最高気温29度、最低気温21度でした。平均風速は5月16日が4.3(m/s)、5月17日が3.7(m/s)でしたので、16日の方が風がやや弱いことになります。これらからみて、気候の影響というより、1日周期といった植物のバイオリズムなのかもしれません。もうすこし継続的に観測した情報から判断する方がいいでしょう。いずれにせよ夏のような天気のときには花粉飛散が多いと思って、イネ科花粉症の方を中心に対策することをおすすめします。

YASU:ではグラフで見てみましょう。最初はイネ科花粉個数の4月30日から5月17日までのグラフです。

YASU:こちらはマツ属花粉個数の4月30日から5月17日までのグラフです。

YAEKO:それにしてもマツ属の花粉飛散数はすごいですね😱

YAEKO:この時期はイネ科花粉症がメインですが、あっ！、北海道はシラカバ花粉症ですけれど、”隠れマツ属花粉症”の方も実際にはいるのではないかと勘ぐってしまいます。

YASU:そうですね。マツ属花粉症は松の木が多い新潟県などで患者さんが多くみられるようですが、マツ属の飛散期は一般的に4月から6月ないしは７月まで。マツの中でもクロマツ、アカマツの花粉アレルゲンが主要な原因です。

YASU:自分の花粉症の原因が何だろうと疑問に思う方は、一度アレルギー検査をすることおをおすすめします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。【花粉症検査】花粉症の検査の種類や内容は？どの科で受診？費用は？

YAEKO:舌下免疫療法など花粉症治療の第一人者、大久保公裕教授のインタビュー「2018年春の花粉症を振り返り、花粉症年間カレンダーで今後の対策を検討しよう！」の後編が公開されました！

YASU:花粉症は季節性なので、シーズンが終了すると放置されがちですが、来年に向けた対策を検討し始めることが花粉症治療のコツだと大久保先生から教わりました！お話の中では、なぜ運動が花粉症対策に良いのか、そのメカニズムも説明してくれています！ぜひ参考にしてください。

YASU:これから暑くなる時期ですが、花粉やPM2.5などが気になるけどマスクは汗をかいて苦手、という方は、鼻先にワセリンを塗ると効果的なようですよ。

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YAEKO：前回（5月16日分、5月17日更新）のシモキタ花粉情報はこちらをクリックしてください！💁🏼

YASU:東京都世田谷区下北沢で実施している花粉症の原因となる花粉モニタリング「シモキタ花粉情報」の過去記事はこちら「アーカイブ」をご覧ください。