【花粉情報5月25日】今の花粉症の原因花粉は何？東京世田谷区「シモキタ花粉情報」～イネ科もマツ属も大量飛散😿風のせい？！

YASU:こんにちは！花粉症クエスト、レポーターのYASUです😀

YAEKO:花粉症クエスト、スタッフのYAEKOです😊

YASU:東京都世田谷区下北沢で捕集した花粉症の原因となる花粉情報（花粉モニタリング）を”ほぼ毎日”更新する「YAEKOとYASUのシモキタ花粉情報」5月26日更新の5月25日分を報告します。

YAEKO:昨日5月25日（金）の東京は晴天の一日でした。渋谷や世田谷のあたりは少し風が強めだった気がします。

YASU:そうでしたね。気温も高く夕方になっても暑い一日でした。気温や風速などの数値はどうだったのでしょうか？

YAEKO:25日東京の最高気温は27.1度、最低気温は18.7度、平均気温は22.8度でした。平均風速の方は3.7m/sでした。

YASU:平均気温と平均風速をグラフで確認しましょう。最初は5月1日から5月25日までの東京の平均気温です。

YASU:次は東京の平気風速のグラフです。同じく5月1日から25日までです。

YAEKO:グラフでみるとわかりやすいですが、25日は5月の中で気温が高め、そして風も強めだったんですね。

YASU:そのようです。では、25日の東京世田谷区下北沢の花粉飛散個数を報告してください！

YAEKO:はい。風の影響なのか、花粉は全体的に大量飛散でした！

■2018年5月25日（5月26日更新）
イネ科：50個
マツ属：164個
コナラ：5個
ヒノキ：0個
その他花粉：62個（うちエノキ属9個）

YASU:本当ですね。イネ科が多くなることは予想できましたが、マツ属まで前日から一転して大量になっています！では、グラフで確認しましょう。

YASU:最初はイネ科花粉個数の4月30日から5月25日までのグラフです。

YASU:次はマツ属花粉個数の4月30日から5月25日までのグラフです。

YASU:シモキタ花粉情報の花粉モニタリングをしている付近の学校や公園ではイネ科雑草が勢いよく茂り、花も咲いていたので、ここ数日の花粉個数が少な目だったのは、風が弱く、花粉が遠くまで飛んでいないことが原因ではないかと思っていました。

YASU:今回の25日は平均風速が5月の中では高め。その結果、イネ科の花粉個数も大幅に上昇しました。25日の天気が晴天で気温が高めということもありますが、風の影響で飛散量が増えたとみてよいでしょう。

YAEKO:そうですね。一方、マツ属の方はどうなんでしょう？

YASU:マツ属についても風が影響していると思います。マツ属花粉は同じ木の花粉であるスギやヒノキ花粉よりサイズが大きいのですが、スギやヒノキ同様に風で遠くまでよく飛びます。

YASU:ここ数日は風が穏やかだったので、この近所の松の花粉ぐらいしか飛散していなかったのかもしれません。そして、多分ですが、この付近の松の花粉飛散はすでにピークアウトしているのではないしょうか。だからマツ属花粉の個数が10～20個と少な目だったと推測できます。

YASU:しかし、25日は風が強めだったので、遠方の松の花粉もこのあたりまで飛散してきたのではないでしょうか。その結果マツ属の個数がピーク時に近い162個と大幅に上昇したとみています。

YAEKO:なるほど、そうかもしれませんね。つまり、花粉対策を考えるときには、風の影響を考慮する必要があるということですね！

YASU:はい。日本医科大学大学院の大久保公裕教授によると、花粉症の症状に影響を与えるのは、「気象条件」「花粉の多さ」「花粉飛散の期間」です。花粉個数だけでなく天候もチェックが必要ですね！

YASU:大久保公裕先生は舌下免疫療法など花粉症治療の第一人者。その大久保先生が＼花粉症治療のコツ／を解説してくれる「2018年春の花粉症を振り返り、花粉症年間カレンダーで今後の対策を検討しよう！」が公開されました！こちらもぜひご覧ください！

YASU:前編・後編になっています。

YAEKO:東京都が先日、今春の花粉飛散量を発表したんですよ。それによると、今年の都内のスギ・ヒノキ花粉飛散は昨年の4倍！ヒノキにいたっては10倍です！今年の花粉症の症状はつらかった！という理由も納得ですね😿

「東京都のスギ・ヒノキ花粉飛散量、昨年比4倍にも！ヒノキ花粉は昨年比10倍と記録的大量飛散だった！」

YASU:スギやヒノキ、マツ属などと違ってイネ科雑草は遠くまで花粉が飛びません。せいぜい数十メートルと言われています。草むらに近寄らないことがイネ科花粉症の一番の予防策になりますので、イネ科花粉症の方はどうぞご注意ください！

YASU:イネ科花粉症の原因になる植物の種類や症状について詳しくはこちらをご覧ください。【花粉症症状】この時期一番多いイネ科の花粉症とは？特徴や症状のまとめ

YAEKO:都会でも田舎でもいたるところにイネ科雑草が生えています。花粉ブロックスプレーはお化粧の上からでも使えるので、マスクが苦手な方には便利ですよ。

【花粉症対策】花粉対策グッズ「花粉ブロックスプレー」は効くの？どれがおすすめ？

YAEKO:資生堂のイハダリシーズは常に人気ですね。

YAEKO:花粉予防スプレー以外ではワセリンもおすすめです。鼻先や鼻の下にワセリンを塗ると花粉やPM2.5 などの微粒子が侵入するのを防止する効果があります。

YAEKO:最後にお知らせです！花粉症クエストはフェイスブック（@kafunq）や公式ツイッター（@kafunq）をやっていますので、そちらも是非ご利用ください！

YAEKO:私、YAEKO専用のツイッターアカウントもありますので、フォローしてくださいね！@yaekokitamura　お待ちしています💁🏼！

YASU:忙しくて病院に行けない方、処方薬と同じタイプのドラッグストアで買える市販薬を知っていると何かと便利です！【2018年4月更新】花粉症処方薬の効き目と眠気の比較や同じタイプの市販薬の有無～アレグラ、タリオン、ザイザルなど

YAEKO：前回（5月24日分、5月25日更新）のシモキタ花粉情報はこちらをクリックしてください！💁🏼

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