【2018.5.28更新】2018年5月26日、5月27日花粉情報
➡5月6月は何の花粉?どういう症状?
【花粉情報】5月6月の花粉症は何の花粉?イネ科?症状の特徴や対策法は?
YASU:こんにちは!花粉症クエスト、レポーターのYASUです😀
YAEKO:花粉症クエスト、スタッフのYAEKOです😊
YASU:東京都世田谷区下北沢で捕集した花粉症の原因となる花粉情報(花粉モニタリング)を”ほぼ毎日”更新する「YAEKOとYASUのシモキタ花粉情報」です。今回は、5月28日更新の5月26日、5月27日の2日分を報告します。
YAEKO:週末26日(土曜)、27日(日曜)の東京は両日ともよい天気でした。
YASU:そうでしたね。朝方こそ肌寒かったものの、日中は気温も高く暑い一日でした。両日の気温や風速などの数値はどうだったのでしょうか?
YAEKO:26日東京の最高気温は25.2度、最低気温は18度、平均気温は21.4度でした。平均風速の方は2.7m/sでした。
YAEKO:27日東京の最高気温は26.9度、最低気温は16.2度、平均気温は21.3度でした。平均風速の方は2.9m/sでした。
YASU:平均気温と平均風速をグラフで確認しましょう。最初は5月1日から5月27日までの東京の平均気温です。
YASU:次は5月1日から27日までの東京の平気風速のグラフです。
YAEKO:花粉が多めだった25日と比較すると、26日、27日の両日とも気温、風速がそれぞれ若干低めだったんですね。
YASU:そのようですね。では、26日、27日の東京世田谷区下北沢の花粉飛散個数を報告してください!
YAEKO:はい。最初は26日の花粉飛散個数です。
■2018年5月26日(5月28日更新)
イネ科:24個
マツ属:58個
コナラ:0個
ヒノキ:0個
その他花粉:30個(うちエノキ属3個)
YAEKO:続いて27日の花粉飛散個数です。
■2018年5月27日(5月28日更新)
イネ科:14個
マツ属:30個
コナラ:1個
ヒノキ:0個
その他花粉:20個(うちエノキ属1個、ツガ属9個)
YASU:イネ科、マツ属とも前回25日の個数と比較して飛散個数が半分以下ですね。グラフで確認してみましょう。
YASU:最初はイネ科花粉個数の4月30日から5月27日までのグラフです。
YASU:こちらはマツ属花粉個数の4月30日から5月27日までのグラフです。
YAEKO:25日と比べて、26日、27日とも特に風が弱めだったのでイネ科、マツ属とも花粉飛散個数が少な目だったのでしょうか。
YASU:そうかもしれません。ただし、27日の方が26日よりやや平均風速が高かったのですが、花粉個数は少ない。両日の平均気温はほぼ同じなので、花粉個数の違いの原因として風向きが関係しているのかもしれません。主に26日は南から、27日は北からの風でした。松の開花ピークは北上していくでしょうから、北からの風の方がマツ属花粉飛散を多くすると推測できます。
YASU:しかし、この程度の違いであれば、誤差ともとれるので、もうしばらく様子をみていきましょう。
YAEKO:わかりました。ところで今回、その他花粉の中に「ツガ属」という分類ができたのですが、ツガ属とはどんな植物でしょうか?
YASU:ツガ属はマツ科に属する落葉高木です。これはアメリカツガという種類です。(ウィキペディアより引用)
YAEKO:マツ科に属するだけあって、松の木と似ていますね。
YASU:はい。ところが、外見は似ていますが、花粉の形はマツ属のものとはかなり異なります。アカマツやクロマツは花粉症の原因になることが認められていますが、ツガ属の花粉が花粉症を引き起こすのかどうかは、花粉症クエストとして未確認です。従って、いったん「その他花粉」の中に入れておきます。
YAEKO:では、今後もツガ属花粉が観測できた場合には、その他花粉に入れてカウントしますね。
YAEKO:ところで、最近、喉がかゆい、咳が出るといった花粉症の症状を訴える人が多いみたいです。鼻水や目のかゆみといった一般的な花粉症の症状と異なるため、気づきにくいのですが、花粉が原因でそのような症状が起こっていることがあるようです。
YASU:はい。九州地方では梅雨入りしたところもあるようですが、雨で花粉が膨張すると花粉が破裂しやすい。すると花粉から花粉症の原因となる物質アレルゲンが飛び出します。それはとても微小な物質なので、喉や気管支に影響してしまうのです。
YASU:また、イネ科やブタクサなど草の花粉は木の花粉より小さいサイズのものがあり、喉や気管支にまで侵入して炎症を起こします。
YASU:花粉症が原因の咳や喉のかゆみについては、詳しくはこちらの記事をご覧ください!【花粉症症状】花粉症の咳や喉の症状とは?咳に効く薬や対策を紹介。咳喘息にも注意
YASU:大久保公裕先生は舌下免疫療法など花粉症治療の第一人者。その大久保先生が\花粉症治療のコツ/を解説してくれる「2018年春の花粉症を振り返り、花粉症年間カレンダーで今後の対策を検討しよう!」が公開されました!こちらもぜひご覧ください!
YAEKO:東京都が先日、今春の花粉飛散量を発表したんですよ。それによると、今年の都内のスギ・ヒノキ花粉飛散は昨年の4倍!ヒノキにいたっては10倍です!今年の花粉症の症状はつらかった!という理由も納得ですね😿
「東京都のスギ・ヒノキ花粉飛散量、昨年比4倍にも!ヒノキ花粉は昨年比10倍と記録的大量飛散だった!」
YASU:スギやヒノキ、マツ属などと違ってイネ科雑草は遠くまで花粉が飛びません。せいぜい数十メートルと言われています。草むらに近寄らないことがイネ科花粉症の一番の予防策になりますので、イネ科花粉症の方はどうぞご注意ください!
YASU:イネ科花粉症の原因になる植物の種類や症状について詳しくはこちらをご覧ください。【花粉症症状】この時期一番多いイネ科の花粉症とは?特徴や症状のまとめ
YAEKO:都会でも田舎でもいたるところにイネ科雑草が生えています。花粉ブロックスプレーはお化粧の上からでも使えるので、マスクが苦手な方には便利ですよ。
【花粉症対策】花粉対策グッズ「花粉ブロックスプレー」は効くの?どれがおすすめ?
YASU:花粉症のつらい症状を鎮めるには抗ヒスタミン薬と呼ばれる内服薬がおすすめです。アレグラFXは病院でもらう処方薬アレグラと同じ成分が同量入っています。花粉症クエストが実施したアンケートで人気No1です。
YAEKO:最後にお知らせです!花粉症クエストはフェイスブック(@kafunq)や公式ツイッター(@kafunq)をやっていますので、そちらも是非ご利用ください!
YAEKO:私、YAEKO専用のツイッターアカウントもありますので、フォローしてくださいね!@yaekokitamura お待ちしています💁🏼!
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YAEKO:前回(5月25日分、5月26日更新)のシモキタ花粉情報はこちらをクリックしてください!💁🏼
YASU:東京都世田谷区下北沢で実施している花粉症の原因となる花粉モニタリング「シモキタ花粉情報」のすべての過去記事はこちら「アーカイブ」をご覧ください。
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