【花粉情報6月2日】今の花粉症の原因花粉は何？東京世田谷区「シモキタ花粉情報」～風が強めだとイネ科花粉が多く飛ぶ！

YASU:こんにちは！花粉症クエスト、レポーターのYASUです😀

YAEKO:花粉症クエスト、スタッフのYAEKOです😊

YASU:東京都世田谷区下北沢で捕集した花粉症の原因となる花粉情報（花粉モニタリング）を”ほぼ毎日”更新する「YAEKOとYASUのシモキタ花粉情報」です。今回は、6月3日更新の6月1日、6月2日の2日分を報告します。

YAEKO:6月になりました。九州、沖縄、四国では例年より早めに梅雨入り宣言がありましたが、今週6月第2週目には中国、近畿、東海、関東でも梅雨入り宣言がありそうですね。

YASU:そうですね。今年は3月以降例年より気温が高め。その分梅雨入りも早いようです。

YASU:しかし、6月1日（金曜）、2日（土曜）の東京は晴れて良い天気でしたね。

YAEKO:はい。両日ともからっとした晴天でした。では、気温と風速をお伝えしますね。

YAEKO:6月1日東京の最高気温は27.5度、最低気温は17.3度、平均気温は21.7度でした。平均風速は3.4m/sでした。

YAEKO:6月2日東京の最高気温は27.2度、最低気温は16.9度、平均気温は21.9度でした。平均風速の方は2.4m/sでした。

YAEKO:気温でみると両日はあまり変わらないのですが、1日の方が風が強めだった分、やや涼しく感じたかもしれません。

YAEKO:6月1日の風は南や北からの風。2日の風はほぼ南からの風でした。

YASU:平均気温と平均風速をグラフで確認しましょう。6月に入りましたので、5月最終週の月曜日である5月28日から6月2日までの数値をグラフにしました。

YASU:参考までに5月の平均気温グラフも掲載します。

YAEKO:平均風速のグラフをご紹介します。こちらも5月28日から6月2日までの数値をグラフにしたものです。

YAEKO:平均気温と同様に、5月の平均風速のグラフを参考までにご紹介します。

YASU:では、花粉飛散状況を教えてください。

YAEKO:はい。最初は6月1日の花粉飛散個数です。

■2018年6月1日（6月3日更新）
イネ科：22個
マツ属：16個
コナラ：0個
その他花粉：44個（うちエノキ属2個、ツガ属1個）

YAEKO:続いて6月2日の花粉飛散個数です。

■2018年6月2日（6月3日更新）
イネ科：9個
マツ属：9個
コナラ：0個
その他花粉：13個

YASU:1日と2日の気象条件の違いは風の強さですが、それによって花粉飛散個数が影響されていることがわかります。1日はイネ科含めて全体的に花粉が多めです。グラフで確認しましょう。

YASU:最初はイネ科花粉飛散個数の5月28日から6月2日までのグラフです。

YASU:こちらはマツ属花粉飛散個数の5月28日から6月2日までのグラフです。

YAEKO:参考までに、5月分のイネ科、マツ属の花粉飛散個数グラフを掲載しておきます。最初はイネ科花粉飛散個数です。

YAEKO:こちらは5月のマツ属花粉飛散個数です。

YASU:おそらく、この付近のマツ属の木は花粉飛散ピークが下火になったと思います。しかし風が強めだと遠くにある松の花粉が飛んでくるのではないでしょうか。6月1日は風向きが南からだけでなく北から吹くこともあったようです。

YASU:一方、イネ科の方は、花粉症クエストが花粉モニタリングをしている付近で雑草が生えている学校や公園が草刈りをしたので、いったん花粉が少なくなっていると思います。しかし、風が強めだと比較的遠くの場所にあるイネ科雑草の花粉が飛んでくるのでしょう。

YAEKO:イネ科雑草は地域によって生息量に差がありますが、この時期はまだまだ要注意ですね。

YASU:はい。これから梅雨で雨が増えますが、雨の日は落ち着いていても、翌日に晴れると水分をたっぷり吸収した雑草が成長して花をたくさん咲かせることがあります。田舎はもちろん、都会でも河川敷など雑草が多い場所の近くにお住まいの方は花粉対策をしっかり行ってください。

YAEKO:花粉が雨で膨張し破裂し、花粉症の原因物質であるアレルゲンが放出されていることもあるんですよね。

YASU:はい。花粉より小さいサイズのアレルゲン物質は鼻や目の粘膜フィルターを通り抜けて、喉や気管支にまで侵入し刺激することがあります。

YASU:イネ科雑草の花粉はスギやヒノキ花粉よりも小さいものもあります。イネ科花粉症では、目や鼻の症状がなく喉や気管支の症状だけが起こることもあるようです。

YASU:イネ科花粉症の症状の特徴など詳しいことはこちらをご覧ください。

【花粉症症状】この時期一番多いイネ科の花粉症とは？特徴や症状のまとめ

YAEKO:梅雨になるとダニなどの発生が心配です。

YASU:そうですね。高温多湿の環境はダニが好みます。花粉だけでなくダニやカビなどのハウスダストが原因でアレルギー症状が現れやすくなります。

YAEKO:予防にはこまめな掃除が大切ですね。長い時間を過ごす寝室のホコリを取り除いたり、布団やまくらのホコリを取り除いてください。布団などは乾燥機を用いるだけでなく、掃除機に布団用ヘッドをつけてほこりをとるのがおすすめです。

YAEKO:最近のコードレス掃除機は使用可能時間も長くなってきましたので、とても便利ですよ。

YASU:【花粉症対策】室内の花粉を除去するコツは？花粉対策におすすめのコードレス掃除機はどれ？

YASU:大久保公裕先生は舌下免疫療法など花粉症治療の第一人者。その大久保先生が＼花粉症治療のコツ／を解説してくれる「2018年春の花粉症を振り返り、花粉症年間カレンダーで今後の対策を検討しよう！」が公開されました！こちらもぜひご覧ください！

YASU:前編・後編になっています。

YASU:花粉症やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎の症状を鎮めるには抗ヒスタミン薬と呼ばれる内服薬がおすすめです。アレグラFXは病院でもらう処方薬アレグラと同じ成分が同量入っています。花粉症クエストが実施したアンケートでも、とても人気です。

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YASU:忙しくて病院に行けない方、処方薬と同じタイプのドラッグストアで買える市販薬を知っていると何かと便利です！【2018年4月更新】花粉症処方薬の効き目と眠気の比較や同じタイプの市販薬の有無～アレグラ、タリオン、ザイザルなど

YAEKO：前回（5月30日、5月31日分、6月1日更新）のシモキタ花粉情報はこちらをクリックしてください！💁🏼

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