花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』《8月19日情報》～花粉少なめ

【8月20日更新】8月19日花粉飛散情報

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

8月は主にイネ科、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの花粉が原因で花粉症になります。それらの花粉を中心に飛散状況を観測しています。

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫

ここでは、2018年8月19日の花粉飛散情報をお伝えします。

8月19日の東京は晴れ。平均気温が25度を下回り、湿気が少なく、特に朝夕は秋を感じました。最高気温28.6度、最低気温19.4度、平均気温23.6度、平均湿度66％、平均風速2.5m/s、最大瞬間風速8.9m/s、日照時間9.1時間でした。

KH3000では１ｍ³あたりの平均花粉濃度が3.4個と低めの数値でした。

ダーラム法では、全体的にも、イネ科、ブタクサ、カナムグラ、ヨモギなど花粉症の原因となる花粉も少なめでした。

今週は台風が連続して日本に接近する予想です。天気が変わりやすいので、ご注意ください。

➡秋の花粉症に注意！

【花粉カレンダー】8月～10月はブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの秋の花粉症に注意～原因花粉の種類、地域別飛散情報

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/１ｍ³）を報告します。

・8月1９日：3.4個/m³

・平均花粉濃度グラフ　8月6日～8月19日まで

＊8月8日は、台風の影響で計測中止。

＊8月9日は、9：30から計測開始。

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・8月19日

イネ科花粉：2.2個/cm²

ブタクサ花粉：0個/cm²

ヨモギ花粉：0個/cm²

カナムグラ花粉：0個/cm²

その他花粉：0.6個/cm²

・花粉症の原因となる花粉飛散個数グラフ（イネ科・ブタクサ）8月6日～8月19日まで

＊8月8日は、台風の影響で観測中止。

➡もう飛んでいる！ブタクサ花粉症の特徴は飛散時期とは↓

●KH3000の平均花粉濃度データ（8月1日～8月19日）

＊8月8日は、台風の影響で計測中止。

＊8月9日は、9：30から計測開始。

●ダーラム法の花粉個数データ（8月1日～8月19日）

ダーラム法の花粉症の原因となる花粉個数
	イネ科	ブタクサ	カナムグラ	その他
8月1日	2.2	0	0	9.3
8月2日	3.1	0	0	3.7
8月3日	2.2	0	0	10.5
8月4日	0.9	0	0	6.5
8月5日	1.5	0	0	8.0
8月6日	3.4	0	0	10.2
8月7日	5.6	0	0	5.2
8月8日	0	0	0	0
8月9日	1.2	0.3	0	1.5
8月10日	0.9	0	0	5.2
8月11日	1.9	0.6	0	2.5
8月12日	0.9	0.3	0	1.9
8月13日	3.4	0.3	0	4.6
8月14日	1.9	0.6	0	2.5
8月15日	1.2	0	0	0.3
8月16日	2.8	0.3	0	1.9
8月17日	3.4	0.9	0.3	5.9
8月18日	0.6	0	0	0.3
8月19日	2.2	0	0	0.6

＊8月8日は、台風の影響で観測中止。

●東京の気象データ（8月1日～8月1９日）