【2019年3月6日】花粉「やや多い」予想～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

《雨が降ると花粉症が一息するとよく言われますが、中には雨の日の方がつらいという方もいます。一般的に雨が降ると水分を含んで重くなった花粉は地面に落ちてきます。ところが、埼玉大学王青躍教授によると、膨張した花粉は空中で爆発することもあります。すると花粉症の原因物質（アレルゲン）が花粉の外に放出されます。花粉アレルゲンは花粉より微小な粒子なので体内に入りやすい。それが原因のひとつで雨の日に症状が重くなるのです。そして、雨があがると、地面に落ちていた花粉や花粉アレルゲンが乾いて舞い上がります。雨の日にも油断せずに花粉対策をしっかり行いましょう》

➡『花粉爆発』とは？

大気中で悪性化した花粉アレルゲンは呼吸器系疾患の原因に～埼玉大学王青躍教授（みんなのアレルギーEXPO2018）

１．【2019年3月7日更新】花粉飛散情報
・今日3/7の花粉～雨で花粉「やや多い」予想
２．『花粉データ』2019年3月
３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

１．【2019年3月7日更新】花粉飛散情報

・今日3/7の花粉～雨で花粉「やや多い」予想

昨日の東京は曇り。花粉の飛散量は前日よりかなり減りました。本日3月7日の天気は曇り時々雨。夕方には天気が回復する見込みです。本日の花粉量は「やや多い」予想ですが、雨上がりには花粉に注意してください。

●3月7日（木）東京の花粉予想

花粉やや多い

●3月7日（木）東京の気象予報

お昼：曇り☁️　気温10度　湿度66％

夕方：曇り☀　気温10度　湿度53％

●花粉自動計測器「KH3000」の花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・3月6日（水）：–個/m³

●ダーラム法の花粉観測

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・3月6日（水）：スギ花粉非常に多い、今シーズン最高数を更新

スギ花粉：13.0個/cm²

イネ科花粉：0.3個/cm²

ハンノキ花粉：0個/cm²

その他花粉：2.8個/cm²

●花粉の飛散開始日からの花粉飛散個数

ダーラム法の花粉個数
	花粉個数/cm²
2月18日	4.3
2月19日	8.3
2月20日	51.9
2月21日	28.1
2月22日	31.8
2月23日	35.8
2月24日	29.9
2月25日	104.9
2月26日	274
2月27日	78.7
2月28日	3.1
3月1日	77.2
3月2日	225.6
3月3日	17.3
3月4日	0.9
3月5日	294.4
3月6日	13.0
合計	1032.6

＊花粉はスギとヒノキの合計値

●花粉シーズンの進捗率

花粉症クエストが計測している世田谷区の花粉個数累計を東京都が発表した千代田区と杉並区の今年の飛散花粉数予測と比較して、花粉シーズンの進捗状況を報告します。

・花粉シーズン進捗率： 22.4％、残り77.6％（3月6日時点）

	今年の飛散花粉数予測値	前年飛散花粉数	過去10年の平均飛散花粉数
千代田区	4,500～6,200	11,465	5,050
杉並区	5,300～7,200	14,614	5,867
区部平均	4,600～6,300	12,359	5,142
世田谷区今年の累計	1032.6（進捗22.4％）