【2019年4月24日】この先1週間の花粉は？今日の花粉「少ない」予想～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

日本気象協会HPより引用

日本気象協会によると、九州から関東では、一部のところでまだ花粉が多く飛んでいるものの、スギ・ヒノキの花粉シーズンはほぼ収束に向かっているとしています。

一方、東北や北陸ではスギやヒノキがまだ多く飛んでいます。

また、北海道ではこれからシラカバ花粉の飛散が開始します。

ヒノキ花粉は山の下の方に生えている樹から先に飛び始め、徐々に山の上に移っていきます。晴天になると山の上の樹に残っていた花粉が飛びだすことがあるので、花粉が少ない日でもまだまだ油断しないで対策をしてくださいね。

１．【2019年4月24日更新】 花粉飛散情報

（１）今日4/24の花粉～スギ・ヒノキ「少ない」予想

昨日の東京は晴れ時々曇り。最高気温が23.5度と初夏のような陽気でした。スギ花粉の飛散量は「やや多い」、ヒノキ花粉は「少ない」でした。

花粉症クエストが計測している花粉累積数が、東京都が発表した区部の飛散花粉数予測の最大値(6300個）に対して97.8％になりました。

今日は全国的にお天気が下り坂で、雨が降るとみられます。スギ・ヒノキの花粉飛散は「少ない」予想です。

●4月24日（水）東京の花粉予想

スギ、ヒノキ花粉少ない

●4月24日（水）東京の気象予報

お昼：曇り　気温20度　湿度69％

夕方：曇り　気温19度　湿度75％

（２）昨日4/23の花粉情報～花粉やや多い

●花粉自動計測器「KH3000」の花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・4月23日（火）：24.1個/m³　高めな濃度

●ダーラム法の花粉観測

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・4月23日（火）：　スギ「やや多い」、ヒノキ「少ない」

スギ花粉：23.1個/cm²

ヒノキ花粉：9.9個/cm²

イネ科花粉：10.8個/cm²

ハンノキ花粉：3.1個/cm²

その他花粉：34.0個/cm²（マツ、コナラ含む）

（３）今シーズンの花粉情報

●花粉の飛散開始日からの花粉飛散個数推移

＊花粉個数はスギとヒノキの合計値

●予測最大値に対する花粉シーズンの進捗率

花粉症クエストが計測している世田谷区の花粉個数累計を東京都が発表した今年の飛散花粉数予測最大値と比較して、花粉シーズンの進捗状況を報告します。

◆区部平均の予測最大値（6,300個）に対する花粉シーズン進捗率

： 97.8％（4月23日時点）

◆都平均の予測最大値（9,000個）に対する花粉シーズン進捗率

： 68.6％（4月23日時点）

＊進捗率は区部予測最大値の6,300個に対する数値です。

＊花粉はスギとヒノキの合計値です。

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

２．『花粉データ』2019年4月

・KH3000の平均花粉濃度データ（4月1日～4月23日）

・ダーラム法の花粉個数データ（4月1日～4月23日）

・東京の気象データ（4月1日～4月23日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

３月はスギ、ヒノキ、ハンノキ、イネ科花粉などを中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫