きょう5月1日から令和になりました。そこで、これまでの気温記録を振り返ってみました。上の図は、東京における、明治、大正、昭和、平成それぞれの最高気温、最低気温の記録をグラフにしたものです。これをみると、他の時代との比較において、平成時代は最高気温、最低気温とも上昇し、温暖化が特徴的に現れているといえます。平成は災害の時代だったと言われますが、地球規模での気候変動がその背景にあるのでしょう。令和の時代にはこの温暖化の進行を少しでも妨げられるように、私たちの知恵と努力が問われています。
*きょう5月1日からからカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心とした飛散情報を提供します。
参照:日本気象協会
目次
1.【2019年5月1日更新】 花粉飛散情報
(1)きょう5/1の花粉~イネ科、スギ、ヒノキ「少ない」予想
きょう1日(水)の花粉のイネ科、スギ、ヒノキの飛散は「少ない」予想です。
令和初日のお天気は、各地で曇りや雨となる予想です。東京でも、気温は前日より上昇するものの、雨が降ったり止んだりの一日となりそうです。
●5月1日(水)東京の花粉予想
イネ科、スギ、ヒノキ花粉少ない
●5月1日(水)東京の気象予報
お昼:曇り 気温20度 湿度64%
夕方:雨 気温16度 湿度99%
(2)きのう4/30の花粉情報~スギ・ヒノキ花粉少ない
スギ花粉の飛散量は「少ない」、ヒノキ花粉は「少ない」でした。
●4/30の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度
花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度(花粉個数/m³)を報告します。
・4月30日(火):3.9個/m³ 低めの濃度
●4/30のダーラム法で観測した花粉個数
ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数(1cm²あたり)を報告します。
・4月30日(火): スギ「少ない」、ヒノキ「少ない」
イネ科花粉:0.6個/cm²
スギ花粉:0個/cm²
ヒノキ花粉:0個/cm²
ハンノキ花粉:0.6個/cm²
コナラ花粉:0個/cm²
マツ花粉:1.2個/cm²
その他花粉:1.2個/cm²
●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合~「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。
1日の花粉飛散量ランク
(草の花粉)少ない 0.05個~1.0個/cm² やや多い 1.1個/cm²~5.0個/cm² 多い 5.1個/cm²以上 ●スギなどの木の花粉の場合~「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。
1日の花粉飛散量ランク(木の花粉) 少ない 10個/cm²未満 やや多い 10個/cm²以上30個/cm²未満 多い 30個/cm²以上50個/cm²未満 非常に多い 50個/cm²以上
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2.『花粉データ』2019年5月
・KH3000の平均花粉濃度データ(4月30日~)
花粉個数/m³ | |
---|---|
4月30日 | 3.9 |
・ダーラム法の花粉個数データ(4月30日~)
イネ科 | スギ | ヒノキ | ハンノキ | コナラ | マツ | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4月1日 | 0.6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.2 | 1.2 |
・東京の気象データ(4月30日~)
平均気温 | 平気湿度 | 平均風速 | 日照時間 | |
---|---|---|---|---|
℃ | % | m/s | h | |
4月30日 | 14.8 | 96 | 3.1 | 0 |
♦過去のデータはこちらをご覧ください↓
花粉飛散データ(https://kafunq.com/category/information/kafun-date/)
3.『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは
『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。
5月はカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。
●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法(KH3000やダーラム法とは?)や配信内容など詳しいことはこちら≫