【2019年5月21日】今日のイネ科花粉「やや多い」スギ・ヒノキ「少ない」、この先一週間のお天気は？～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

ウェザニュースHPより

ウェザニュースによると、きょう21日(火)は、太平洋側では大雨に注意が必要です。週中からは、西からゆっくりと高気圧に覆われ、全国的に晴れる日が続く予想です。ただし、23日(木)から24日(金)は、北日本や西日本では大気の状態が不安定となります。

今日の雨があがった後には、比較的乾いた空気に覆われて、蒸し暑さは収まる見込みです。ただ、強い日差しの降り注ぐ日が多いため、気温は平年よりも高い日が多くなります。週末以降は特に気温が高めで、各地で最高気温が30℃前後まで上がり、真夏日となるところも多くなる予想です。

１．【2019年5月21日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう5/21の花粉～イネ科「やや多い」スギ、ヒノキ「少ない」予想

きょう21日（火）の花粉は、カモガヤなどのイネ科はやや多い、スギ、ヒノキは少ない予想です。

関東では午前中に強い雨が降る予想です。その雨は夕方までにはあがる見込みですが、雨があがり空気が乾燥すると、地面に落ちた花粉が再飛散しやすいのでご注意ください。

●5月21日（火）東京の花粉予想

イネ科やや多い、スギ・ヒノキ少ない

●5月21日（火）東京の気象予報

お昼：雨　気温21℃　湿度94％

夕方：曇り　気温21℃　湿度74％

（２）きのう5/20の花粉情報～イネ科多い、スギ・ヒノキ少ない

きのう5月20日（月）の花粉は、イネ科は「多い」、スギ・ヒノキは「少ない」でした。

●5/20の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・5月20日（月）：–個/m³　

●5/20のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・5月20日（月）：　イネ科「多い」スギ・ヒノキ「少ない」

イネ科花粉：9.0個/cm²

スギ花粉：0個/cm²

ヒノキ花粉：0.3個/cm²

ハンノキ花粉：0個/cm²

コナラ花粉：0.3個/cm²

マツ花粉：0.6個/cm²

その他花粉：2.2個/cm²

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上

２．『花粉データ』2019年5月

・KH3000の平均花粉濃度データ（5月1日～5月20日）

・ダーラム法の花粉個数データ（5月1日～5月20日）

・東京の気象データ（5月1日～5月20日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

５月はカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫