【2019年6月17日】今日のイネ科花粉「やや多い」予想、今週のお天気は？～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

ウェザーニュースHPより

ウェザーニュースによると、週明けは西日本や東日本では晴れや曇りの穏やかな天気が戻ってきます。北日本は強風が吹き、北海道では雨量が多くなるところがあります。平年より梅雨入りが遅れている九州北部、中国地方、四国地方、近畿地方でも、週中頃以降は曇りや雨の日が多くなり、梅雨入りするとみられます。気温は、全国的に平年のこの時期と同程度かやや低い日が多くなるでしょう。最高気温が30℃に満たない日が多いものの、この時期らしくジメジメとした日が多くなりそうです。

１．【2019年6月17日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう6/17の花粉～イネ科「やや多い」予想

きょう17日（月）は、花粉が「やや多い」予想です。

ウェザーニュースによると、今日は関東から西日本にかけては日差しの届くところが多く、日中は気温が上がる予想です。朝晩との寒暖差にはお気をつけください。カモガヤなどのイネ科花粉の飛散ピークは過ぎていますが、花粉に敏感な方はご注意ください。

●6月17日（月）東京の花粉予想

イネ科やや多い

●6月17日（月）東京の気象予報

お昼：晴れ　気温27℃　湿度31％

夕方：晴れ　気温25℃　湿度42％

（２）きのう6/16の花粉情報～イネ科やや多い

きのう6月16日（日）の花粉は、イネ科は「やや多い」でした。

●6/16の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・6月16日（日）：19.4/個m³　やや高めの濃度

＊6月16日　7:00より計測再開

●6/16のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・6月16日（日）：　イネ科「やや多い」

イネ科花粉：1.5個/cm²

スギ花粉：0個/cm²

ヒノキ花粉：0個/cm²

ハンノキ花粉：0個/cm²

コナラ花粉：0個/cm²

マツ花粉：0.9個/cm²

その他花粉：1.2個/cm²

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上

２．『花粉データ』2019年6月

・KH3000の平均花粉濃度データ（6月1日～6月16日）

＊6月14日　今後の雨天を考慮し16：00で計測停止

＊6月15日　雨天で計測停止

＊6月16日　7:00より計測再開

・ダーラム法の花粉個数データ（6月1日～6月16日）

・東京の気象データ（6月1日～6月16日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

6月はカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫