【2019年6月20日】今日のイネ科花粉「少ない」予想、この先一週間のお天気は？～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

日本気象協会HPより

日本気象協会によると、週末土曜日と日曜日は西日本から東日本の太平洋沿岸部を中心に雨が降るでしょう。低気圧の動きによっては雨の範囲が広がることもありそうです。例年より遅れている西日本の梅雨入りもそろそろかもしれません。25日(火)には広く日差しが戻りますが、26日(水)は西日本や北日本で再び雨の降る所があるでしょう。最高気温は九州から東北にかけて30度以上の真夏日が増えそうです。厳しい暑さが予想されますので、屋外で活動される方はもちろん、屋内でも熱中症には十分に注意してください。

１．【2019年6月20日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう6/20の花粉～イネ科「少ない」予想

きょう20日（木）は、花粉が「少ない」予想です。

今日は西日本から関東の広い範囲で日差しが届きます。気温が上昇し30℃前後まで上がる所があるので熱中症対策をしっかり行ってください。北日本では雲が広がりやすくすっきりしないお天気となりそうです。カモガヤなどのイネ科花粉のピークは過ぎていますが、花粉に敏感な方はご注意ください。

●6月20日（木）東京の花粉予想

イネ科少ない

●6月20日（木）東京の気象予報

お昼：晴れ　気温26℃　湿度59％

夕方：曇り　気温25℃　湿度60％

（２）きのう6/19の花粉情報～イネ科少ない

きのう6月19日（水）の花粉は、イネ科は「少ない」でした。

●6/19の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・6月19日（水）：10.0/個m³　平均的な濃度

●6/19のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・6月19日（水）：　イネ科「少ない」

イネ科花粉：0.3個/cm²

スギ花粉：0個/cm²

ヒノキ花粉：0個/cm²

ハンノキ花粉：0個/cm²

コナラ花粉：0.6個/cm²

マツ花粉：0個/cm²

その他花粉：0.9個/cm²

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上

２．『花粉データ』2019年6月

・KH3000の平均花粉濃度データ（6月1日～6月19日）

＊6月14日　今後の雨天を考慮し16：00で計測停止

＊6月15日　雨天で計測停止

＊6月16日　7:00より計測再開

・ダーラム法の花粉個数データ（6月1日～6月19日）

・東京の気象データ（6月1日～6月19日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

6月はカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫