【2019年6月22日】今日のイネ科花粉「少ない」予想、梅雨明け遅い？この先1ヵ月の天気は？～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

日本気象協会HPより

気象庁は20日（木）、この先1か月の天気予報を発表しました。

それによると、東日本や西日本の太平洋側の降水量は「平年並か多い」ところが多い見込みです。東日本の気温は「平年並み」ですが、西日本では「平年並みか低い」予想です。

21日（金）現在で、九州北部や四国、中国、近畿では、まだ梅雨入りが発表されていません。1951年の統計開始以来、梅雨入りが最も遅い記録を更新する可能性がありますが、来週後半には梅雨入りするものとみられます。

すでに梅雨入りした関東では、まとまった雨が降ったのは、10日と15日の2日間だけ。ところがこの2日間で6月7日～19日の総雨量の約8割を占めてるという、”メリハリ”のある梅雨になっています。

例年、沖縄の梅雨明けは6月23日ごろですが、1ヵ月予報をみると、梅雨明けが遅れそうです。

日本気象協会HPより

１．【2019年6月22日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう6/22の花粉～イネ科「少ない」予想

きょう22日（土）は、花粉が「少ない」予想です。

日本気象協会によると、今日は九州から北海道にかけては大気の状態が不安定で、午後はおおくの地域で雨雲が湧いてくるとみられます。局地的に雷を伴い、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る恐れがありますので、雨対策に気をつけてください。カモガヤなどのイネ科花粉のピークは過ぎていますが、花粉に敏感な方はご注意ください。

●6月22日（土）東京の花粉予想

イネ科少ない

●6月22日（土）東京の気象予報

お昼：雨　気温24℃　湿度66％

夕方：曇り　気温23℃　湿度72％

（２）きのう6/21の花粉情報～イネ科少ない

きのう6月21日（金）の花粉は、イネ科は「少ない」でした。

●6/21の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・6月21日（金）：7.1個/m³　平均的な濃度

●6/21のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・6月21日（金）：　イネ科「少ない」

イネ科花粉：0.3個/cm²

スギ花粉：0個/cm²

ヒノキ花粉：0個/cm²

ハンノキ花粉：0個/cm²

コナラ花粉：0個/cm²

マツ花粉：0.3個/cm²

その他花粉：1.2個/cm²

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上

２．『花粉データ』2019年6月

・KH3000の平均花粉濃度データ（6月1日～6月21日）

＊6月14日　今後の雨天を考慮し16：00で計測停止

＊6月15日　雨天で計測停止

＊6月16日　7:00より計測再開

・ダーラム法の花粉個数データ（6月1日～6月21日）

・東京の気象データ（6月1日～6月21日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

6月はカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫