【2019年7月6日】今日の花粉「少ない」予想、7月前半は平年より暑くない⁉（1か月予報）～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

日本気象協会HPより

気象庁は7月4日（木）、最新の「1か月予報」を発表しました。それによると、前回6月27日（木）に発表した「1か月予報」に比べ気温の予想が大きく変わってきました。北・東・西日本の平均気温は、前回の予報では、7月6日～26日は「平年並み」でしたが、最新の予報では、7月6日～19日は「平年並みか低い」または「低い」に変わりました。

日本気象協会によると、7月6日～12日は、梅雨前線が本州付近に停滞、更に、北日本～東日本の太平洋側に冷たい空気を送り込む「オホーツク海高気圧」が現れます。これらの影響で気温が上がらす、7月とはいえ、薄手の羽織る物など、調節しやすい服装が、活躍しそうです。

7月13日～19日も、夏の暑さをもたらす太平洋高気圧は本州への張り出しが弱く、梅雨前線や湿った空気の影響を受けやすくなりそうです。さらに、オホーツク海高気圧が、この週まで持続する可能性があります。このため、平均気温は、北日本と東日本、西日本で、平年より低いでしょう。

7月20日～8月2日になると、高気圧が強まり「低温傾向」は解消され、全国的に平均気温は「平年並み」の予想です。今年も、西日本や東日本では、平年よりそれほど遅れることなく、梅雨明けする所が多くなりそうです。

１．【2019年7月6日更新】花粉飛散情報
（１）きょう7/6の花粉～「少ない」予想
（２）きのう7/5の花粉情報～花粉少ない
２．『花粉データ』2019年7月
３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

１．【2019年7月6日更新】花粉飛散情報

（１）きょう7/6の花粉～「少ない」予想

きょう6日は、イネ科花粉などが「少ない」予想です。

ウェザニュースによると、今日は西日本や日本海側では晴れて気温が30℃前後まで上昇します。一方、関東や東北の太平洋側では雲が広がりやすく雨が本降りになるところもあります。気温が上がらないので肌寒く感じられるでしょう。花粉は少ない予想です。

●7月6日東京の花粉予想

イネ科など「少ない」予想

●7月6日東京の気象予報

お昼：雨　気温21℃　湿度87％

夕方：雨　気温20℃　湿度96％

（２）きのう7/5の花粉情報～花粉少ない

きのう7月5日の花粉は、イネ科などの飛散は「少ない」でした。

●7/5の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・7月5日：9.1個/m³　平均的な濃度

●7/5のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・7月5日：イネ科など「少ない」

イネ科花粉：0.9個/cm²

ブタクサ花粉：0個/cm²

ヨモギ花粉：0個/cm²

カナムグラ花粉：0個/cm²

その他花粉：1.2個/cm²

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●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない 0.05個～1.0個/cm²

やや多い 1.1個/cm²～5.0個/cm²

多い 5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない 10個/cm²未満

やや多い 10個/cm²以上30個/cm²未満

多い 30個/cm²以上50個/cm²未満

非常に多い 50個/cm²以上