【2019年7月19日】今日の花粉「少ない」予想、向こう1か月のお天気は？～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

日本気象協会ＨＰより

気象庁はきのう18日（木）、最新の1か月予報を発表しました。それによると、日照時間は平年並みか少ないところが多く、昨年のような猛暑の夏にはならない見込みです。

この先一週間は、梅雨前線と台風の影響で雨が続きますが、それが過ぎるといよいよ本州でも梅雨明けとなりそうです。湿った空気でムシムシしますが、気温は平年並みか低い所が多いでしょう。

8月に入ると、広い地域で晴れの日が多くなりますが、平均気温は全国的に平年並みの予想です。去年のように連日の猛暑とはならない見込みですが、真夏らしい蒸し暑さになりますので、熱中症に注意が必要です。

１．【2019年7月19日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう7/19の花粉～「少ない」予想

きょう19日は、イネ科花粉などが「少ない」予想です。

ウェザーニュースによると、きょう19日（金）は台風や梅雨前線の影響で西日本を中心に強い雨に注意が必要です。ジメジメとした暑さとなるでしょう。週末にかけても引き続き雨に警戒をしてください。花粉の飛散は少ない予想です。

●7月19日 東京の花粉予想

イネ科など「少ない」予想

●7月19日 東京の気象予報

お昼：曇り　気温28℃　湿度65％

夕方：曇り　気温27℃　湿度77％

（２）きのう7/18の花粉情報～花粉少ない

きのう7月18日の花粉は、イネ科などの飛散が「少ない」でした。

●7/18の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・7月18日：27.3個/m³　高い濃度　

●7/18のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・7月18日：イネ科「少ない」

イネ科花粉：0.3個/cm²

ブタクサ花粉：0個/cm²

ヨモギ花粉：0個/cm²

カナムグラ花粉：0個/cm²

その他花粉：0.6個/cm²

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上

２．『花粉データ』2019年7月

・KH3000の平均花粉濃度データ（7月1日～7月18日）

・ダーラム法の花粉個数データ（7月1日～7月18日）

・東京の気象データ（7月1日～7月18日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

6月はカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫