【2019年8月16日】今日の花粉「少ない」予想、この先一週間のお天気は？～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

日本気象協会は15日（木）、この先一週間の天気予想を発表しました。それによると、台風10号の影響で、九州から東海は16日（金）も荒れた天気になりそうです。東北や北海道は16日から17日（土）は暴風や大雨、大シケになるでしょう。

台風10号は、17日(土)未明には日本海北部で低気圧に変わり、前線を伴って北海道に近づく見込みです。台風の通過後は、気温が40度くらいまで上がる所もでて、東京都心では36度から37度の予想で、今年一番の暑さになる見込みです。熱中症対策をしっかり行ってください。

１．【2019年8月16日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう8/16の花粉～「少ない」予想

きょう16日は、イネ科、ブタクサなどが「少ない」予想です。

日本気象協会によると、台風10号が速度を速めて日本海を北東へ進む見通しです。九州から関東では昼頃まで、北陸は夜にかけて雨が降ったりやんだりするでしょう。花粉の飛散は少ない予想です。

●8月16日 東京の花粉予想

イネ科、ブタクサなど「少ない」予想

●8月16日 東京の気象予報

お昼：曇り　気温31℃　湿度62％

夕方：晴れ　気温31℃　湿度62％

（２）きのう8/15の花粉情報～花粉少ない

きのう8月15日の花粉は、イネ科、ブタクサなどの花粉飛散が「少ない」でした。

●8/15の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・8月15日：4.7個/m³　低めの濃度

●8/15のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・8月15日：イネ科、ブタクサ「少ない」

イネ科花粉：0.3個/cm²

ブタクサ花粉：0個/cm²

ヨモギ花粉：0個/cm²

カナムグラ花粉：0個/cm²

その他花粉：1.2個/cm²

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上

２．『花粉データ』2019年8月

・KH3000の平均花粉濃度データ（8月1日～8月15日）

・ダーラム法の花粉個数データ（8月1日～8月15日）

・東京の気象データ（8月1日～8月15日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

6月はカモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどのイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫