【2019年10月7日】今日の秋花粉「やや多い」予想、ヨモギ花粉が多く飛ぶ～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

１．【2019年10月7日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう10/7の秋花粉～「やや多い」予想

きょう7日は、秋の花粉が「やや多く飛ぶ」予想です。昨日はヨモギ花粉が今シーズンで最も多く飛んでいました。ヨモギアレルギーの方はご注意ください。ヨモギと同じキク科のブタクサアレルギーの人でも交差反応することがあります。秋の花粉症の方は花粉対策を心がけましょう。

日本気象協会によると、きょうは、本州付近に前線が延びる関係で、広い地域で午前は晴れ間の出る所もありますが、午後は雲に覆われ、夜は広く雨になりそうです。最高気温は全国的に平年並みか高く、西日本では少しムシっとした体感、東日本では長袖でちょうどいい体感、北日本は肌寒い体感となりそうです。

●10月7日 東京の花粉予想

ブタクサ、ヨモギ、イネ科などの秋花粉が「やや多く飛ぶ」予想

●10月7日 東京の気象予報

お昼：曇り　気温23℃　湿度56％

夕方：雨　気温22℃　湿度67％

（２）きのう10/6の花粉情報～秋花粉「多い」

きのう10月6日は、花粉の飛散量が「多い」でした。ヨモギ花粉が大量飛散し、今シーズンで最高になりました。

●10/6の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・10月6日：3.4個/m³ 低めな濃度　

●10/6のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・10月6日：ヨモギ花粉多い

イネ科花粉：1.2個/cm²

ブタクサ花粉：0個/cm²

ヨモギ花粉：18.5個/cm²

カナムグラ花粉：0個/cm²

その他花粉：1.5個/cm²

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上

２．『花粉データ』2019年10月

・KH3000の平均花粉濃度データ（10月1日～10月6日）

・ダーラム法の花粉個数データ（10月1日～10月6日）

・東京の気象データ（10月1日～10月6日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

9月はブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、イネ科などの花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫