【2022年7月5日】今日のカモガヤやオオアワガエリなどのイネ科花粉「少ない🌾○○○」予想～花粉症の原因となる『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』

関東は昨日、久しぶりの雨らしい雨で、街の緑も潤いました。しかし、今度は夏空がしばらく戻ってこないようです。

ウェザーニュースが昨日7/4に発表した週間天気予報によりますと、台風が通過した後も、曇りや雨の日が続き、各地で梅雨が戻ったような天気となります。猛暑は峠を越えて今週は暑さが少し和らぎますが、晴れ間が出ると危険な暑さとなる可能性もあるので、注意してください。

１．【2022年7月5日更新】 花粉飛散情報

（１）きょう7/5は、イネ科花粉「少ない🌾○○○」予想

きょう5日は、イネ科花粉が「少ない🌾○○○」予想です。

昨日は東京でも雨が降り、12日ほど続いた連続猛暑日がストップしました。今日も関東は、台風の影響で曇りや雨の天気です。

カモガヤやオオアワガエリなどのイネ科花粉はピークを過ぎていますが、日差しが届いたり、強い風が吹くと花粉がキツイと感じるかもしれません。イネ科花粉症で敏感な方は用心してお過ごしください。

どれかひとつのイネ科花粉症になると、他の種類のイネ科にもアレルギー反応しやすくなります。草むらに近寄らないことが一番の対策法ですが、外出の際にはマスクやめがねをしたり、早めに花粉症薬を服用するのがおすすめです。

近年、花粉症の薬（抗ヒスタミン薬）の種類が増えました。処方数の伸びを比較したランキングについては、こちらをご覧ください↓

花粉症の処方薬ランキング！処方数の伸び率で比較！どれが人気？（2022年版）

ウェザーニュースによると、きょう5日は、台風4号が九州に近づき、日本列島には暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。九州から関東にかけての太平洋側は雨雲が発達し、大雨に警戒が必要です。

ウェザーニュースより引用

●7月5日 東京の花粉予想

花粉「少ない🌾○○○」予想

●7月5日 東京の気象予報

お昼：曇り　気温28℃　湿度71％

夕方：曇り　気温27℃　湿度78％

（２）きのう7/4の花粉情報～イネ科花粉「少ない🌾○○○」

きのう4日は、イネ科花粉の飛散が「少ない🌾○○○」でした。

●7/4の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度

花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度（花粉個数/ｍ³）を報告します。

・7月4日　–個/m³ 　＊台風のため、しばらく計測停止

●7/4のダーラム法で観測した花粉個数

ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数（1cm²あたり）を報告します。

・7月4日：イネ科花粉「少ない　🌾○○○」

イネ科花粉：0.6個/cm² 

ブタクサ：0個/cm² 

ヨモギ：0個/cm² 

カナムグラ：0個/cm² 

ダーラム法による花粉量の表記（多い・少ない）について

●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合～「鼻アレルギー診療ガイドライン2020」を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク
（草の花粉）

少ない	0.05個～1.0個/cm²
やや多い	1.1個/cm²～5.0個/cm²
多い	5.1個/cm²以上
非常に多い	10.1個/cm²～

●スギなどの木の花粉の場合～「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」と東京都福祉保健局の定義を参考にして以下のように表記します。

1日の花粉飛散量ランク（木の花粉）

少ない	10個/cm²未満
やや多い	10個/cm²以上30個/cm²未満
多い	30個/cm²以上50個/cm²未満
非常に多い	50個/cm²以上
極めて多い	100個/cm²以上

２．『花粉データ』2022年6月

・KH3000の平均花粉濃度データ（7月1日～7月4日）

・ダーラム法の花粉個数データ（7月1日～7月4日）

・東京の気象データ（7月1日～7月4日）

♦過去のデータはこちらをご覧ください↓

花粉飛散データ（https://kafunq.com/category/information/kafun-date/）

３．『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは

『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。

7月はイネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。

●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法（KH3000やダーラム法とは？）や配信内容など詳しいことはこちら≫