きょう8月3日は、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が1985年に制定した「はちみつの日」。八(はち)三(みつ)で「はちみつ」の語呂合せが由来です。ちなみに、3月8日は両組織が制定した「みつばちの日」になっています。
はちみつは、みつばちが花の蜜を採集し、巣の中で加工、貯蔵したものです。約8割の糖分と約2割の水分によって構成され、ビタミンとミネラル類などの栄養素を含んでいます。咳・喉の痛み対策や風邪予防、保湿、抗菌・殺菌、腸内環境を整えるなどの、体に嬉しい効果が期待できます。
また、はちみつを使って、熱中症対策用の経口補水液を作ることもできます。作り方は、「熱中症対策に!自宅で簡単「ハチミツで経口補水液」の作り方!」記事をご覧ください。
目次
1.【2022年8月3日更新】 花粉飛散情報
(1)きょう8/3は、ブタクサ・イネ科花粉「少ない🌾○○○」予想
きょう3日は、イネ科花粉が「少ない🌾○○○」予想です。
今日も晴れて猛烈な暑さになります。熱中症に警戒が必要です。
カモガヤやオオアワガエリなどのイネ科花粉は飛散ピークが過ぎていますが、他のイネ科雑草の花粉はチョロチョロと飛んでいます。どれかひとつのイネ科花粉症になると、他の種類のイネ科にもアレルギー反応しやすくなります。強い風が吹くと花粉がキツイと感じるかもしれませんので、イネ科花粉症で敏感な方は用心してお過ごしください。
ブタクサやヨモギなどの秋花粉はまだ飛んでいませんが、この先注意が必要です。
草の花粉症の場合、草むらに近寄らないことが一番の対策法ですが、外出の際にはマスクやめがねをしたり、早めに花粉症薬を服用するのがおすすめです。
近年、花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)の種類が増えました。処方数の伸びを比較したランキングについては、こちらをご覧ください↓
花粉症の処方薬ランキング!処方数の伸び率で比較!どれが人気?(2022年版)
ウェザーニュースによると、きょう3日は各地とも朝から気温が高く、太陽が昇るとともに気温が30℃を上回ります。
昼間は広い範囲で35℃以上の猛暑日となり、内陸部では体温を大きく上回るような危険な暑さとなる見込みです。
また、午後はゲリラ雷雨の可能性があるため、空の変化にも注意が必要です。
ウェザーニュースより引用
●8月3日 東京の花粉予想
花粉「少ない🌾○○○」予想
●8月3日 東京の気象予報
お昼:晴れ 気温36℃ 湿度50%
夕方:晴れ 気温33℃ 湿度60%
(2)きのう8/2の花粉情報~ブタクサ・イネ科花粉「少ない🌾○○○」
きのう2日は、ブタクサ・イネ科花粉の飛散が「少ない🌾○○○」でした。
●8/2の花粉自動計測器「KH3000」で計測した花粉濃度
花粉自動計測器「KH3000」で30分毎に計測する花粉個数をもとに、その日の1立方メートルあたりの平均花粉濃度(花粉個数/m³)を報告します。
・8月2日 20.7個/m³
●8/2のダーラム法で観測した花粉個数
ダーラム法で捕集した花粉の種類と飛散個数(1cm²あたり)を報告します。
・8月2日:ブタクサ・イネ科花粉「少ない 🌾○○○」
イネ科花粉:0個/cm²
ブタクサ:0個/cm²
ヨモギ:0個/cm²
カナムグラ:0個/cm²
ダーラム法による花粉量の表記(多い・少ない)について
●イネ科やブタクサなどの草の花粉の場合~「鼻アレルギー診療ガイドライン2020」を参考にして以下のように表記します。
1日の花粉飛散量ランク
(草の花粉)少ない 0.05個~1.0個/cm² やや多い 1.1個/cm²~5.0個/cm² 多い 5.1個/cm²以上 非常に多い 10.1個/cm²~ ●スギなどの木の花粉の場合~「日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会」と東京都福祉保健局の定義を参考にして以下のように表記します。
1日の花粉飛散量ランク(木の花粉) 少ない 10個/cm²未満 やや多い 10個/cm²以上30個/cm²未満 多い 30個/cm²以上50個/cm²未満 非常に多い 50個/cm²以上 極めて多い 100個/cm²以上
2.『花粉データ』2022年8月
・KH3000の平均花粉濃度データ(8月1日~8月2日)
花粉個数/m³ | |
---|---|
8月1日 | 18.0 |
8月2日 | 20.7 |
・ダーラム法の花粉個数データ(8月1日~8月2日)
イネ科 | ブタクサ | ヨモギ | カナムグラ | その他 | |
---|---|---|---|---|---|
8月1日 | 0.3 | 0 | 0 | 0 | 0.9 |
8月2日 | 0. | 0 | 0 | 0 | 1.5 |
・東京の気象データ(8月1日~8月2日)
平均気温 | 平気湿度 | 平均風速 | 日照時間 | |
---|---|---|---|---|
℃ | % | m/s | h | |
8月1日 | 30.6 | 72 | 2.8 | 10.6 |
8月2日 | 31.6 | 71 | 2.5 | 10.7 |
♦過去のデータはこちらをご覧ください↓
花粉飛散データ(https://kafunq.com/category/information/kafun-date/)
3.『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』とは
『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』は、花粉症クエストが国立大学法人・埼玉大学大学院理工学研究科・王青躍研究室が行う花粉飛散測定に協力し、東京都世田谷区で観測した花粉症の原因となる花粉飛散情報をほぼ毎日配信します。
8月はブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、イネ科花粉を中心に飛散状況を観測します。
●『東京都内の花粉飛散情報 by 埼玉大学』の測定方法(KH3000やダーラム法とは?)や配信内容など詳しいことはこちら≫
➡処方薬と同じタイプの市販薬を知っているとなにかと便利です↓↓
【2022年版】花粉症処方薬の効き目と眠気の比較や同じタイプの市販薬の有無~アレグラ、ザイザル、アレロック、タリオン、ビラノア、デザレックスなど