「今年の花粉症はつらい」という声が多く聞こえますが、いつまで春の花粉シーズンが続くのか気になりますね。
そこで今回は、日本気象協会とウェザーニュースが発表している2018年花粉飛散ピーク時期を比較しながら、今年の花粉ピークはいつ頃までかを検証します。
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1.日本気象協会のピーク予測
日本気象協会が2018年1月16日に発表したスギ・ヒノキのピーク予測は以下の通りです。
日本気象協会は、今年の春の花粉シーズンの特徴として、
・東北の飛散量は前シーズンの約2倍、関東甲信、四国では約1.5倍
・東京のスギ花粉のピーク期間は3月上旬から4月上旬までの約1カ月と長期間
をあげています。
2.ウェザーニュースのピーク予測
ウェザーニュースが2018年2月17日に発表したスギ・ヒノキのピーク予測は以下の通りです。
ウェザーニュースは今年の花粉シーズンの特徴として、
・予想飛散量は全国的に少なめ
・平年の65%予想で関東は最大70%減も
としています。
3.スギのピークはいつまで?
それでは、日本気象協会とウェザーニュースがスギ花粉飛散のピークをいつまでと予測しているか、地域ごとに比較して見てみましょう。
●スギ花粉飛散ピークの終了時期の比較
(東北)
- 日本気象協会:3月下旬
- ウェザーニュース:南部で4月上旬、北部で4月中旬
(関東)
- 日本気象協会:4月上旬
- ウェザーニュース:3月中旬
(北陸)
- 日本気象協会:3月下旬
- ウェザーニュース:3月下旬
(東海)
- 日本気象協会:3月中旬
- ウェザーニュース:3月中旬
(近畿)
- 日本気象協会:3月中旬
- ウェザーニュース:3月下旬
(中国)
- 日本気象協会:3月中旬
- ウェザーニュース:3月下旬
(四国)
- 日本気象協会:3月中旬
- ウェザーニュース:3月中旬
(九州)
- 日本気象協会:3月上旬
- ウェザーニュース:3月中旬
●西日本は3月下旬でピークはほぼ終了か
日本気象協会とウェザーニュースの予測をみると、西日本では3月下旬でピークはほぼ終わりとなり、3月中旬から花粉シーズンは折り返しに入っていると考えてよいようです。
●東日本はピークは4月上旬までか
東日本では4月上旬までピークが続くと考えられます。
ただし、関東とりわけ東京は、日本気象協会が例年より長めの4月上旬までピークが続くと予測しているのに対し、ウェザーニュースは飛散量が例年より花粉量が少なめでピーク時期も3月中旬までと、2つの機関が異なる予測をしています。
花粉飛散量は天候にも左右されますので、3月下旬から4月上旬にかけて暖かい日が続くようだと関東地域でも4月上旬までピークが続きそうですね。
4.花粉対策は気を抜かずにしっかりと
スギ花粉のピーク時期が終わっても、花粉が飛んでいないわけではありません。
一般的にスギ花粉は4月~5月まで飛散しています。外出時のマスクやメガネ、室内の掃除や空気清浄機など、花粉対策はしっかり行いましょう。
一般的なスギの飛散状況
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参照:
日本気象協会HP
ウェザーニュースHP