花粉症クエストが埼玉大学と共同で実施している花粉観測データをとりまとめたところ、2020年春の花粉飛散数は、昨年と比べて半分以下であったことがわかりました。また、昨年よりも早くから飛び始め、早くにピーク時期を終えたことも特徴でした。
東京都やウェザーニューズが発表した花粉観測結果の取りまとめでも、同じような傾向がうかがえます。
スギ、ヒノキの花粉飛散数、今春は昨春の約5割
花粉症クエストが埼玉大学と共同で実施している花粉観測のうち、ダーラム法と呼ばれるスライドグラスに落下した花粉を染色し、顕微鏡で計測する方法で得た花粉数データをみると、2020年春のスギ・ヒノキの花粉飛散数は昨年と比較して約半分にとどまりました。
飛散時期をみると、スギ花粉では、昨年より飛び始めが早く、2月中旬から多く飛び始め、3月中旬にはピークの終盤に向かいました。ヒノキ花粉も昨年より早く3月下旬から多く飛び始め、4月下旬にはほぼ終息しました。今春は早く飛び始めて、早く終了した特徴がわかります。
(東京都)今春は昨春及び過去10年平均の約4割
東京都によると、今春のスギ・ヒノキ花粉の飛散数は、昨春の約45%でした。
また、平成22年から令和元年までの過去10年間の平均の約40%でした。
スギ・ヒノキ花粉の飛散数は、4月上旬から減少。
4月21日でスギ花粉の飛散は終息し、ヒノキ花粉も5月中旬にはほぼ終了しました。
まとめ~日照時間や暖冬の影響か
また、記録的な暖冬の影響で飛散開始やピーク、飛散終了が早くなったと思われます。
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