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お米を食べて花粉症対策「スギ花粉米」の最新動向~花粉米セミナー2019

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お米を食べて花粉症対策「スギ花粉米」の最新動向がわかるセミナー(主催:食のコミュニケーション円卓会議)が、2019年2月9日東京四谷で開催されました。スギ花粉米を開発した農研機構の高野誠氏や、ヒトでの臨床研究を実施している大阪はびきの医療センターの橋本章司先生が講師として参加し、スギ花粉米のメカニズムや臨床研究の最新状況を説明しました。その模様をレポートします!

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シラカバ/ハンノキ アレルギー |【花粉症クエスト】アレルギー辞典

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1.国会議員の冨岡勉氏からもエール

当セミナーの主催団体「食のコミュニケーション円卓会議」の代表で、司会の市川まりこ氏から最初に紹介されたのは、国会議員で衆議院厚生労働委員長の冨岡勉氏です。

食のコミュニケーション円卓会議 市川まりこ氏

食のコミュニケーション円卓会議 市川まりこ氏

衆議院厚生労働委員長の冨岡勉氏

冨岡勉 先生

冨岡勉先生の「国会議員の有志が集って国民病と言われる花粉症の勉強会をつくるところから始めたらどうだろうか」というメッセージでセミナーはスタートしました。

農林水産省農林水産技術会議事務局の中野明正氏

農林水産省 中野明正氏

続いて、農林水産省農林水産技術会議事務局の中野明正氏から、スギ花粉米や健康機能性米の今後の方向性について概略が説明がなされた後、農研機構(*(国研)農業・食品産業技術総合研究機構の略称、以降農研機構)の高野誠氏と、(独法)大阪はびきの医療センターの橋本章司氏が、スギ花粉米のメカニズムや臨床研究の最新状況について講演を行いました。

2.スギ花粉米~ヒトでの安全性・有効性の確認

農研機構 生物機能利用研究部門 主席研究員の高野誠氏によると、「スギ花粉米はこれまで動物を用いた安全性の試験では問題や異常が検出されることはありませんでした」。

農研機構 高野誠氏

農研機構 高野誠氏

「次のステップとして、ヒトがスギ花粉米を食べた場合の安全性や有効性について臨床研究を実施しています。大坂はびきの医療センターと東京慈恵会医科大学病院の2つの機関で2016年11月から試験を開始し、2シーズン連続してスギ花粉米のパック米を患者さんに食べてもらいました。その結果スギ花粉症の症状に改善がみられたか、副反応が起こらなかったかなどを検証、分析しているところです。2つの研究機関から論文発表などによって結果が報告されると思いますが、その内容次第では今後の実用化にはずみがつくと期待しています」。

➡スギ花粉米とはどんなお米?詳しくはこちらをご覧ください↓

お米を食べてスギ花粉症対策!スギ花粉米とは~みんなのアレルギーEXPO2018

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3.2シーズンの臨床研究で感じた手ごたえ

大阪はびきの医療センター 臨床研究センター長の橋本章司氏より、2シーズンに渡ったスギ花粉米の臨床研究の概要や最新状況について説明がなされました。

大阪はびきの医療センター 臨床研究センター長の橋本章司氏

大阪はびきの医療センター 橋本章司氏

「試験1では、45名のスギ花粉症患者さんを15人ずつの3群に分け、2016年11月から24週間にわたって毎日20g、5gの花粉米と対照米の入ったパック米を1日1回食べていただいて、2017年春のスギ花粉症の症状を比較しました。また試験2では、別の10名のスギ花粉症患者さんに、2016年11月から96週間の予定で毎日5gのスギ花粉米が入ったパック米を1日1回食べていただき、10名のうち2名で妊娠が判明、1名が転出されたため、7名の方に96週間食べ続けていただきました」。

「試験1でも試験2でも、患者さんのスギ花粉米入りパック米を連日食べる忍容性や継続性は非常に良く、96週間食べ続けてもアレルギーなどの副作用は全く認められませんでした」。

「現在、試験の結果を論文投稿しています。論文が発表された後に具体的に内容をご説明したいと思いますが、スギ花粉米はアレルゲンを認識するT細胞の増殖反応を抑制することで、症状と血液中の特異的IgE抗体の産生を低下させることが期待されます」。

「試験2の7名の方には、スギ花粉米のパック米を食べるのを96週目(2018年10月)の時点で終了し、今春の花粉シーズンを迎えていただくことにしました。今春の花粉症状が抑制され、抑制効果が持続するかを検証すれば、花粉症対策に必要なスギ花粉米の摂取期間の目安がわかると考えています」。

「また、スギ花粉に感作されているもののまだ発症していない”花粉症予備軍”の人たちに、スギ花粉米のパック米を2018年12月から8週間食べてもらい、T細胞増殖反応の抑制効果を検証するための試験を行っています。この試験で効果が確認できれば、スギ花粉大量飛散地域の小児などに対する発症予防の補助食品としての開発につながると期待しています」。

4.会場とクロストーク

講演の後、講演登壇者と一般参加者との間で意見交換が実施されました。参加者の多くは花粉症患者で、スギ花粉米を早く食べてみたいという要望や、イネの特性を活かしたバイオテクノロジーに対する期待感など、活発にクロストークが行われました。

追記)第3章橋本章司先生のご講演内容を加筆修正しました。(2019年2月13日)

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