国民病ともいわれるスギ花粉症は、処方薬や市販薬による対症療法が中心で、舌下免疫療法など一部を除いて根治を期待できる治療法がないのが実状です。もっと手軽でもっと優しい対策法や予防法がないのか、という花粉症患者の多くの声がある中で、食品として実用化が待たれているのが「スギ花粉米」です。
その「スギ花粉米」は2016年12月から大阪はびきの医療センターと東京慈恵会医科大学で臨床研究が行われることになりました。
すでに2017年スギ花粉シーズンの臨床研究を終了し、現在は来春の2018年シーズンに向けて2年目の臨床研究がスタートしています。
➡慈恵医大・齋藤教授から聞いたスギ花粉米情報
花粉症の症状の根治・緩和に副作用が少ない「スギ花粉米」はスギ花粉症対策食品として実用化を【インタビュー】
スギ花粉米の臨床研究の結果や製品化に向けた今後の動向が気になる中、臨床研究を行っている2つの医療機関の医師2人が講演を行うセミナーが12月4日(月)に開催されることになりました。
スギ花粉米についてご興味がある方、花粉症対策の情報をお探しの方、無料のセミナーですので参加してみてはいかがでしょうか。
➡New! 12月4日セミナーレポート(橋本先生・浅香先生の基調講演の概要)
『お米でスギ花粉症を治す・予防する花粉米セミナー2017』レポート~効果、安全性、将来の展開は?(Part1)
「スギ花粉米セミナー2017」プログラム
●開場:18:00
●開演:18:30
●第1部:基調講演 18:35~19:35(60分)
1)花粉症のメカニズムと花粉米の安全性有効性のメカニズム
(独法)大阪はびきの医療センター臨床研究センター長 橋本章司氏
橋本先生(大阪はびきの医療センターHPより)
2) スギ花粉米の安全性・有効性について過去の臨床試験も含めた結果
東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科 浅香大也氏
浅香先生(慈恵医大HPより)
●第2部:パネル討論 19:40~:20:30(50分)
「お米を食べて治す!スギ花粉米・機能米への期待」
橋本先生、浅香先生に加えて、機能米の研究者やスギ花粉症に悩む市民がパネリストとして参加します。司会は、食のコミュニケーション円卓会議代表の市川まりこ氏です。
市川代表(円卓会議)
セミナー概要
- 日 時:2017年12月4日(月)18:30~20:30
- 会 場:主婦会館プラザエフ7階「カトレア」(JR・東京メトロ四ツ谷駅より徒歩約1分)
- 主 催:食のコミュニケーション円卓会議 http://food-entaku.org
- 協 賛:バイテク情報普及会
- 参加費:無料
- 先着150名
- 申込方法:kafunmai2017@gmail.com(申込専用アドレス)にお名前、ご所属、ご連絡先(電話番号またはメールアドレス)をお書きの上、お送りください。
主婦会館プラザエフ7階「カトレア」http://plaza-f.or.jp/index2/access/
➡花粉米の詳しい解説(農研機構・高野氏)
【花粉米】⑤《インタビュー》「国民病のスギ花粉症対策に日本の農家が役立つことを夢見て」Part 1
➡花粉症でかゆみが多い?春だけでなく夏や秋も?