「こうじ水」が注目を集めています。こうじ(「麹」または「糀」とも)は米などを蒸して麹菌を繁殖させたもので、米こうじとご飯でできた甘酒は「飲む点滴」と称されてコンビニで売られるぐらい大人気ですね。こうじ水も甘酒同様に米こうじで作りますが、毎日飲むと花粉症などのアレルギー疾患が緩和されたり、美肌に効果があると評判の声があがっています。
ここでは、こうじ水の作り方やどんな効果があるのかをご紹介します。
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目次
1.こうじ水とは
●こうじ水とは
こうじ水とは、米こうじを水に漬けたもので、ドリンク、化粧水、お風呂の入浴剤など多目的に活躍します。
新潟県の老舗・山崎糀屋(やまざきこうじや)の女将、山崎京子さんが考案し、地元の講演会などで紹介しているうちに、口コミでその効果が広がりました。
山崎さんは古希を超えているそうですが、確かにつやつやなお肌でとても体調が良さそうです。
山崎女将によるこうじ水の作り方動画
山崎糀屋のホームページにはこうじ水だけでなく、塩こうじ、醤油こうじ、甘酒のつくり方などが紹介されています。
●こうじ(麹・糀)とは
こうじ(麹・糀)とは原料となる穀物(米、麦、豆など)を蒸したものに麹菌を付着させ、
繁殖しやすい温度、湿度などの条件下で培養したものです。
marukome HPより引用
こうじにはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなど30種類以上の酵素が含まれており、以下のような機能があります。
●食物の栄養を分解して消化・吸収を助ける
●吸収された栄養分をエネルギーに変える
●ビタミン類を生成する
●腸にいる乳酸菌などの善玉菌のエサになる物質を生成する
お肉を塩麹に漬けると柔らかくジューシーになったり、しょう油麹を卵かけご飯にかけると旨味がアップしたりと、料理で大活躍するのもこうじの特長ですね。
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2.こうじ水の作り方
それでは、山崎さんの動画で紹介されているこうじ水の作り方をご説明します。
・材料
米こうじ100グラム、ミネラルウォーター500ml
・作り方
(1)三角コーナー用の不織布(ふしょくふ)に、こうじを入れて口をしばる。
(2)ポットなどに(1)を入れ、水を注ぐ。
(3)冷蔵庫で約8時間寝かせたら、でき上がり。
・使い方
●ペットボトルに入れてマイ・ドリンクにする
●冷蔵庫で保存し、3日以内に飲み切る。
●こうじは3回ほどくり返して使える。
●袋を取り出して湯船に入れれば入浴剤として活用できる。
●化粧水にもなる。
・注意点
●お風呂用の入浴剤としても利用できるので、こうじを入れるのは大きめでも三角コーナー用の不織布がおすすめ
●麹菌の発酵が強く金属製のボトルに入れると変形する可能性があるので、ドリンク用にはペットボトルがおすすめ
●化粧水がわりに使う場合、最初に少量をつけてみてアレルギー反応がないことを確認する
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3.こうじ水はなぜ花粉症に効く?
●腸内環境を整えて免疫機能を向上
こうじ水にはこうじの有効成分が溶け出しています。
こうじは豊富な食物繊維を含み、その酵素によってオリゴ糖を生成します。食物繊維やオリゴ糖は乳酸菌などの善玉菌の好物で、腸内で善玉菌が元気になり、腸内細菌叢(腸内フローラ)が整います。腸には免疫機能が集中しているため、腸内環境が整うと免疫機能がアップするといわれています。免疫機能が向上すれば、花粉症などのアレルギー反応を鎮める効果が期待できるのです。
●生活習慣病にも効果を発揮
こうじ水は花粉症などのアレルギー症状の緩和だけでなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病にも効果を発揮します。
腸内環境がよくなると血流や代謝もアップし、脂質の消化吸収がコントロールされ、余分な脂質の排出が促されます。
●美肌効果も
こうじは、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、イノシトールなど、肌の代謝にかかわるビタミン類をたくさん生成します。これらの成分がこうじ水に溶け出しているので、こうじ水は美肌効果も期待できるのです。
4.おわりに
こうじ水と甘酒の違いは、こうじ水は米こうじを水につけるだけですが、甘酒は米こうじとご飯を加熱してつくります。その際、麹菌が死なないように火加減を調節しなければならず、自分で作るのはちょっと面倒と感じた方もいると思います。比べて、こうじ水はとても簡単に作れますね。
こうじ(麹・糀)は日本で古くに見つけられた有用な菌で、味噌、醤油、酒などを作るのに活用されてきました。日本人には欠かせない菌といっても過言ではないでしょう。それゆえに多くの日本人が悩んでいる花粉症や生活習慣病の改善に効果を発揮するのかもしれません。本当に簡単にできるので、ぜひ一度試してみてください。
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