2019年4月8日放送のTBS「名医のTHE太鼓判!」では、血糖値の上昇をゆるやかにする海の野菜「メカブ」をピックアップ!
高血糖でこのままでは命にかかわる!?と宣告されたゲストの「純烈」坂井一圭さんが、メカブ1パック40gを食前に食べる生活を2週間継続したところ、血糖値の上昇が劇的に改善!
「メカブ」でどうして改善?メカブのトロミ・ヌメリ成分「フコダイン」とは?どんな食べ方がおすすめ?
参照:TBS「名医のTHE太鼓判!」画像は放送を撮影
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1.メカブとは
メカブとは、いわゆるワカメの根元部分にあたります。ワカメの生殖細胞が集まった部位のことを指します。
下のひらひらとした部分がワカメ、上の生殖細胞がメカブ
一般的にスーパーに並んでいるものは湯通しした緑色の『味付けメカブ』で、生のメカブは「濃い茶色」をしています。
産地ではとれたてのメカブを湯通ししてそのまま酢醤油やポン酢でいただきます。また、メカブの本場三陸では3月〜4月の一ヶ月間がメカブの旬といわれ、最もおいしい季節です。
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2.メカブの何がすごい?
メカブに触るとヌルヌルしたり、包丁で刻むとネバネバしたトロミ成分が現れます。このヌメリ・トロミに血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
その理由は、フコダインという成分が多く含まれているからです。
呼吸器内科の大谷義夫先生によると、フコダインには2つの効果があるといいます。
血糖値が上昇するのは、糖が小腸に運ばれ血管に吸収されるからです。メカブを食べるとそのトロミ・ヌメリ成分が糖をコーティングします。これによって糖の吸収が緩やかになります。さらに、メカブを食べるとトロミ・ヌメリ成分が腸の粘膜にも広がっています。そこで次に食べる食事の血糖値も抑制してくれる効果が期待できるのです。
- ●メカブの効果(その1):糖をコーティングし糖の吸収を緩やかにする
- ●メカブの効果(その2):小腸にトロミ成分が広がり次の食事の血糖値も抑制する
3.フコダインとは
メカブだけでなくモズクやワカメなどの海藻類に触ると、表面がヌルヌルしているのがわかります。このヌルヌルがフコイダンの正体です。フコイダンとは茶褐色の海藻のみに含まれる特有のヌメリ成分で、水溶性の食物繊維です。
フコダインはメカブだけでなく他の海藻類にも含まれていますが、メカブはその含有量が多いことが特長です。ワカメと比較すると約2倍ものフコダインが含まれていることがわかっています。
4.メカブの最強の食べ方とは?
メカブは味付きパックの形態でスーパーやコンビニなどで広く売られていますね。
そこで、職場や外出先にメカブのパックを持ち運んだり、コンビニでお弁当と一緒に買って、食事の直前に1パック食べる。すると糖の吸収を穏やかにして、高血糖の体質を改善する効果が期待できるのです!
番組の中で、2週間のメカブ改善生活(*食前にメカブ1パック40gを食べる)を試した純烈・坂井さんは、食後の血糖値が211から103に改善!驚きの効果でした!
5.フコダインには抗アレルギー作用も
フコダインの効能は血糖値の上昇を抑えるだけでなく、腸の粘膜を刺激して免疫力を高め、アレルギー症状を緩和することも報告されています。
メカブやアカモクなどの海藻類は、花粉症などのアレルギー症状にお悩みの方にもおすすめですよ。
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ぜひ、毎日の生活にメカブやアカモクなどの海藻類を取り入れてみてください!