東京都は先月26日、2023年の都内のスギ・ヒノキの花粉飛散量が昨年の2.7倍、過去10年平均の2.3倍になる見込みと発表しました。東京都だけでなく、今年は日本の多くの地域で花粉飛散量が例年より増加すると予想されています。また今年は3年ぶりに、コロナ対策の行動制限がない春を迎えます。ここ数年、花粉症が少し軽かった人も、油断がなりません。
そこでここでは、今年の花粉シーズンのトレンドをご説明し、花粉症をラクにするための花粉対策法について、お伝えします。
目次
1.花粉症は軽くなる?
エステー調査(*)によると、コロナ禍で花粉症の症状が軽くなったと感じている人が約3割もいることがわかります。
(*)エステー・花粉対策ガイド「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」より引用
また、3年ぶりの行動制限のない花粉シーズンで、外出機会が増えると考えている人が、約4割にものぼることがわかります。
では、花粉飛散量が例年以上に多いと予想される中、ここしばらく花粉症が軽かった人や、症状がなかった人がひんぱんに外出すると、症状はどうなるのでしょうか。
2.花粉症の再発・重症化、新規発症が増える!
スギ・ヒノキ花粉の調査を長年手掛け、アレルゲン免疫療法にも詳しい、ながくら耳鼻喉咽科アレルギークリニック院長の永倉仁史先生は、「花粉症が自然に治るのは珍しいケース。2023年は改善したと思っていた花粉症が再発して、以前より重症化する患者さんが多くなるだろう」と警告します。
また、花粉研究の第一人者である、埼玉大学大学院教授の王青躍先生は、「2023年の花粉シーズンは、花粉症の可能性を考慮に入れて行動すべき。なかでも、子どもの花粉症患者が増加するはず」と指摘します。
ではこのような環境下で、どのような対策法が効果的なのか、詳しく見ていきましょう。
3.2023年花粉対策の重点ポイント3選
1.マスクなど基本対策がより重要に!
花粉対策で最も重要なことは、花粉とそのアレルゲン微粒子を体の中に入れないことです。コロナ対策の見直しで脱マスクが話題になりますが、花粉症の人は、引き続きマスク着用を忘れずに行ってください。
花粉症の代表的な症状は鼻の症状に加えて、目のかゆみです。マスクだけでなく、花粉対策メガネを付けて、目に花粉を入れない対策を心がけましょう。
2.予防、対策はとにかく早めに!
花粉症は症状が重くなってから対策すると、症状が治りにくくなります。花粉は一般的にバレンタインデー前後に飛散開始するとされていますが、実際には2月上旬頃にはすでに微量の花粉が飛散しています。少しでも症状を感じたら薬を服用するなど、初期療法と呼ばれる早めの対策を行ってください。病院が花粉症患者で混雑する前に、診察を受けるのが得策です。
3.家ナカ花粉の対策を万全に!
花粉は身体や衣類についたり、換気などによって、家の中にも入ってきます。屋外の飛散量
が多いほど、家ナカ花粉とそのアレルゲン微粒子も増えます。自分の家ではマスクを外すの
で、よりダイレクトに花粉とそのアレルゲン微粒子にさらされます。そこで、以下のような家ナカ花粉対策の基本を徹底するのがおすすめです。
①花粉を室内に入れない
「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」より引用
上着などに付着した花粉は家に入る前にブラシやテープで取り除いたり、玄関で脱ぐなどの対策を。換気の際はレースのカーテンを使用してください。
②花粉を舞い上げない掃除
「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」より引用
掃除機は花粉を舞い上げるので、カーペットは粘着テープ、フローリングは水拭きするなど、まずは花粉などを取り除き、空気清浄機を適切に設置してください。
③加湿して鼻・喉を保護
「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」より引用
粘膜の表面が乾燥すると、傷ついて花粉を取り込みやすくなります。家ナカ花粉を取り除いた上で、加湿器を使うなどして、適度な湿度を保つ工夫をしてください。
④寝ている時もしっかり対策
寝ている時もしっかり対策
エステーHPより引用
花粉は寝室にも侵入しており、朝起きた時の花粉に悩まされることも。MoriLabo「ナイトケア 花粉バリアポット」といった花粉対策グッズを上手に活用して、寝ている時も花粉をしっかりガードしてください。
MoriLabo「ナイトケア 花粉バリアポット」は北海道のトドマツの香り成分で花粉をガードする画期的な商品。昨シーズンから発売され、今最も注目の花粉対策グッズのひとつです。MoriLaboには「花粉 ナイトケア バリアポット」の他にも、「花粉バリアシール」「花粉バリアスプレー」「花粉バリアスティック」があります。それぞれチェックしてみましょう!
4.「MoriLabo」シリーズでいつでもどこでも、花粉をガード
北海道産トドマツの香り成分は、空中に浮遊する花粉をコーティングして、花粉のアレル物質の働きを低減することが、研究成果で分かっています。「MoriLabo」シリーズの商品には、トドマツから抽出された精油が配合されており、トドマツの香り成分がバリア層を作って、ご自身を花粉からガードしてくれる仕組みです。
トドマツ精油(エステーHPより引用)
・「MoriLabo ナイトケア 花粉バリアポット」
エステーが花粉症発症者720名を対象に行った調査で、「花粉が辛い時」について聞いたところ、「朝起きてすぐ」が約3割と最も多く、その他に「就寝前(10.8%)」、「就寝中(7.2%)」など就寝時や起床時の花粉に悩まされる人が多いことが分かりました。
そのようなお悩み対策にぴったりなのが、「MoriLabo ナイトケア 花粉バリアポット」です。
エステーHPより引用
使い方は、寝室に置いておくだけ。トドマツの香り成分が寝室の中に広がり、花粉をガードします。1本で約1~2か月効果が持続します。
これまでなかった花粉対策グッズとして、テレビや新聞雑誌などのメディアに多く取り上げられ、今大注目の商品です。
・室内でも便利「MoriLabo 花粉バリアシール」
「花粉バリアシール」は、外出時はもちろん、マスクを着けていない室内やスポーツ時でも便利な花粉対策グッズです。
顔に近く、香りを感じやすいところ(衣類の襟など)にシールを貼るだけで、トドマツの香り成分が、花粉をガードしてくれます。効果は、約5~6時間持続します。
マスクをつけたがらないお子さんにもおすすめです。
エステーHPより引用
エステーHPより引用
・ウイルスも99%(*1)ブロック「MoriLabo 花粉バリアスプレー」
マスクで花粉をガードできない部位には、「MoriLabo 花粉バリアスプレー」がおすすめ。スプレーするだけで、花粉やウイルスをWブロック(*1)します。
エステーHPより引用
顔や髪から20cm程度離し、円を描くように適量をスプレーします。約4時間おきに1日3回~5回使用してください。
メイクの上からでも使うことができ、パラベンフリーです(*2)。また、皮膚アレルギーテスト済みです(*3)。
(*1)全てのウイルスをブロックするわけではありません(エステー調べ)。
(*2)防腐剤のパラベンが含まれておりません。
(*3)すべての方に皮膚刺激やアレルギーが起きないというわけではありません。
・マスクに塗るだけ「MoriLabo 花粉バリアスティック」
マスクをつけていても、鼻やあごの周りの隙間から花粉が侵入する可能性も。また長時間着用していると、マスクの中がムレたりニオイが気になることがあります。
そこで、「MoriLabo 花粉バリアスティック」をマスクにひと塗りすると、トドマツの香りで顔の周りの花粉をガードしてくれます。
エステーHPより引用
エステーHPより引用
約4時間おきに1日3~5回マスクに使用します。1本で約1~2か月間使用可能です。
MoriLabo モリラボ マスクの外に塗る 花粉バリアスティック
4.まとめ
今回は、2023年花粉シーズンの傾向と対策についてまとめました。繰り返しになりますが、多くの地域で花粉飛散量が例年以上に多いと予想されています。今回ご紹介したグッズなどを活用して、しっかり花粉をガードするように心がけてください!
(参照)
エステー・花粉対策ガイド「ニューノーマル花粉対策ガイド2023」
https://products.st-c.co.jp/uploadfile/2023/01/kafun2023_guide.pdf