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花粉症薬が保険適用外で自己負担になるってホント⁉いつから?検討状況や今後の可能性をまとめました!

花粉症薬が保険適用外で自己負担になるってホント⁉検討状況や今後の可能性をまとめました!

「社会保障制度改革の一環で、市販の医薬品と同じような効果があり代替が可能な薬(市販品類似薬)について、公的医療保険の対象から除外する方向で調整に入った」と報道され、世論をにぎわせています。

報道によると、市販品類似薬には、花粉症向けの薬も風邪薬や湿布薬などと一緒にその対象に入っています。国民病とされる花粉症だけに、この検討が実際に制度化されると影響を受ける人が少なくありません。

ここでは、花粉症クエスト編集部が独自に取材した情報をもとに、方針の検討状況や展開の可能性などをまとめました。

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1.政府の「全世代型社会保障検討会議」で検討

政府は、「少子高齢化と同時にライフスタイルが多様となる中で、誰もが安心できる社会保障制度に関わる検討を行うため」として、『全世代型社会保障検討会議』を9月から開催しています。

会議のテーマの一つとして、市販の医薬品と同じような効果があり代替が可能な薬(市販品類似薬)について、公的医療保険の対象から除外することを検討しているのです。

目的は、肥大化する医療費を抑制するため。ドラッグストアなどで買える市販の医薬品は全額患者負担ですが、病院で処方箋をもらって薬を購入する場合、自己負担は1~3割で、残りは税金や保険料から賄われているからです。

2.検討会議の流れ

『全世代型社会保障検討会議』は11月に第4回まで会議を終え、12月中を目途に中間報告を行うとしています。中間報告が出た後は、来年夏頃を目標に最終報告が提出されるようです。

一般的には最終報告が出たあとに、法制度の整備が進められますが、中間報告の段階でも、必要とあらば法制度に着手することはできるようです。つまり、夏まで待たずに来年から随時進められていくとみられます。

3.花粉症薬はどうなる?

現段階で、保険除外の対象として想定しているのは花粉症薬や、風邪薬、湿布薬、皮膚保湿剤、漢方薬など。

では、花粉症薬の中でどれが当検討に該当するのでしょうか。

「アレグラ」のようにスイッチOTC医薬品があるものは、当検討が制度化された場合に、保険対象外となる可能性は高いでしょう。

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しかし、最近発売された「ビラノア」や「デザレックス」のようにスイッチOTC医薬品が発売されていないものまで、アレグラと同じ第2世代抗ヒスタミン薬で効能効果が同じであるとして、保険除外の対象に含める可能性は高くないように思います。

もし、すべての第2世代抗ヒスタミン薬が保険対象外にならないのであれば、保険対象になる薬を処方してもらい、自分に合うかどうか服薬してみる手立てが残ります。

●現時点でスイッチOTC医薬品がある第2世代抗ヒスタミン薬

  • アレグラ➡市販薬「アレグラFX」
  • クラリチン➡市販薬「クラリチンEX」
  • エバステル➡市販薬「エバステルAL」
  • アレジオン➡市販薬「アレジオン20」
  • ジルテック➡市販薬「ストナリニZ」と「コンタック鼻炎Z」
国内の主な第2世代抗ヒスタミン薬
製品名 一般名 発売年月 後発品 市販薬
アレジオン エピナスチン 1994年6月
エバステル エバスチン 1996年6月
ジルテック セチリジン 1998年9月
タリオン ベポタスチン 2000年10月 ×
アレグラ フェキソフェナジン 2000年11月
アレロック オロパタジン 2001年3月 ×
クラリチン ロラタジン 2002年9月
ザイザル レポセチリジン 2010年12月 × ×
ディレグラ フェキソフェナジン・プソイドエフェドリン 2013年2月 × ×
ビラノア ビラスチン 2016年11月 × ×
デザレックス デスロタラジン 2016年11月 × ×
ルパフィン ルパタジン 2017年11月 × ×

《第2世代抗ヒスタミン薬とは?詳しくはこちらをご覧ください↓》

処方薬と同じタイプの市販薬を知っているとなにかと便利です!

ビラノア アレグラ ディレグラ エバステル クラリチン アレジオン デザレックス ザイザル ジルテック タリオン アレロック ザジテン ルパフィン

【2019年版】花粉症処方薬の効き目と眠気の比較や同じタイプの市販薬の有無~アレグラ、ザイザル、アレロック、タリオン、ビラノア、デザレックスなど

4.詳細の詰めはこれから

では、アレグラのようなスイッチOTC医薬品がある薬は簡単に結論がでるかというと、そうとも思えません。

同じ成分の抗ヒスタミン薬でも、処方薬とスイッチOTC医薬品の効能効果の記載には、なぜか違いがあります。

例えば、処方薬アレグラの効能効果は「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒」であるのに対して、市販薬のアレグラFXは、「アレルギー性鼻炎」に限定されています。

病院でアレグラが処方される際に、花粉症治療であれば保険対象外、皮膚疾患であれは保険対象になるとすると、現場での運用は複雑になるでしょう。公的医療の公平性の観点からも課題が残ります。

つまり、政府の検討会で方針が示されたとしても、具体的な内容については厚生労相省が中心となって“詰め”が必要なレベルであり、スイッチOTC医薬品がある花粉症向け治療薬であっても直ちに保険除外の対象とするのは、現時点ではまだ難しいように見えます。

5.まとめ~私たちのやるべきこと

おそらく、12月中にまとめられる中間報告の中に、市販類似薬を公的医療薬の対象から外すとする内容は盛り込まれる可能性が高い。

しかし、詳細の詰めはこれからであること、花粉症薬の中でもスイッチOTC医薬品がない薬は現状のまま保険が適用される可能性が高いことを鑑みると、報道にあわてないで対応すればいいように思います。

その上で、今後私たちがやるべきは、薬に頼り過ぎないこと、セルフケアなど日常生活でできることを積極的に行うことでしょう。

花粉シーズンにマスク、眼鏡を装着したり、外出から戻ったら手洗い、うがいをすること。部屋の掃除をこまめに行い、空気清浄や加湿を行うこと。また、花粉シーズンだけでなく、日頃から適度な運動をしたり、バランスのとれた良い食事を心がけることも大切です。

仮に今回、当検討が実行されずに終わったとしても、破綻すら指摘される社会保障制度の現状をみると、今の医療制度が永遠に続くと思うのは楽観的すぎるでしょう。スギ花粉の大量飛散はこの先20~30年間は続く可能性が高いので、自分の健康管理をもっと意識して行う必要がありそうです。

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