日本ではおなじみ、発酵食品の原料である「麹」(こうじ、糀とも書く)ですが、近年は海外の有名シェフたちも料理に活用するぐらい大きく注目が集まっています。
その麹を水につけた「こうじ水」は、美容効果だけでなく、血圧・血糖値などの上昇を抑えたり、花粉症などのアレルギー症状の緩和になると評判です。
ここでは、麹の働きや「こうじ水」のつくり方をご紹介します!
おうちで簡単にできる塩麴やしょう油麹のレシピも!
参照:マルコメHP
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麹とは
麹とは、原料となる穀物(米、麦、豆など)を蒸したものに麹菌を付着させ、 繁殖しやすい温度、湿度などの条件下で培養したものです。
例えば、お米を蒸して麹菌を付けて作っものを米麹といい、米味噌、日本酒、みりん、酢、甘酒などの原料となります。麦の場合には麦麹、豆の場合には豆麹となり、麦麹から作られるもののひとつが麦焼酎です。
マルコメHPより引用
麹はなぜカラダにいい?
酵素は、食べ物を消化して栄養を吸収するのを助けたり(消化酵素)、細胞の代謝を促し免疫力や自然治癒力にも働く(代謝酵素)など、生命活動に関わる重要な役割を持っています。
人が一生の間に作ることができる限られた量の酵素を潜在酵素と呼んでいます。消化酵素と代謝酵素は同じ一つの潜在酵素から作られます。したがって、消化酵素はなるべく食べ物から摂り、体内で作られる酵素はできるだけ代謝酵素として、免疫力や自然治癒力などのために働けるようにするのがよいとアメリカのエドワード・ハウエル医学博士らが提唱しました。
そこで古くからある日本の食べ物の中で注目されたのが、発酵食品の原料となる麹です。
麹には、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなどの酵素が30種類以上も豊富にあるとされており、私たちのカラダの機能をサポートしてくれるのです。
【麹の働き】
- ●食物の栄養を分解して消化・吸収を助ける
- ●吸収された栄養分をエネルギーに変える
- ●ビタミン類を生成する
- ●腸にいる乳酸菌などの善玉菌のエサになる物質を生成する
こうじ水とは
こうじ水は、麹を水に漬けたもので、ドリンク、化粧水、お風呂の入浴剤など多目的に活躍します。
新潟県の老舗・山崎糀屋(やまざきこうじや)の女将、山崎京子さんが教えてくれた作り方は簡単!
材料:米こうじ100グラム、ミネラルウォーター500ml
作り方:
(1)三角コーナー用の不織布(ふしょくふ)に、こうじを入れて口をしばる。
(2)ポットなどに(1)を入れ、水を注ぐ。
(3)冷蔵庫で約8時間寝かせたら、でき上がり。
「こうじ水」の詳しいことはこちらをご覧ください↓↓
「こうじ水」は花粉症に効果がある?!~作り方は簡単!ドリンク、化粧水、入浴剤にも
塩麴・しょう油麹も手作りできる
こうじ水だけでなく、調味料の塩麴やしょう油麹も手作りで簡単につくることができます。
塩麹やしょう油麹は、お肉を柔らかくしたり、ソースやドレッシングにもなりますので、作っておくと便利ですよ。
●塩麴
材料:米こうじ300グラム、塩100グラム、ミネラルウォーター370ml
作り方:
(1)タッパーウェアに米こうじと塩を入れてよく混ぜる。
(2)そこにミネラルウォーターを入れて、さらによく混ぜる。
(3)フタをして直射日光を避けた常温で保存する。1日1回程度混ぜる。
(4)1~2週間でとろみがでたら、出来上がり。
●しょう油麹
材料:米こうじ300グラム、塩23グラム、しょう油440ml
作り方:
(1)タッパーウェアに米こうじと塩を入れてよく混ぜる。
(2)そこにしょう油を入れて、さらによく混ぜる。
(3)フタをして直射日光を避けた常温で保存する。1日1回程度混ぜる。
(4)1~3週間でとろみがでたら、出来上がり。
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