花粉飛散がスギからヒノキへと移ってきました。今年の花粉は例年より早くから多く飛んでいましたが、シーズンも残すところあと1ヵ月ぐらい。そこで、今シーズン話題になった花粉対策グッズやトレンドを振り返り、これからの花粉対策の参考にしちゃいましょう!
目次
今年のキーワードは『塗る』花粉対策
花粉症は国民病といわれるだけあって、毎シーズンごとに新しい対策グッズが発売されたり、今まで知られていなかった対策法が紹介されます。今シーズンもすでに多くの商品や情報が提供されましたが、そのトレンドを俯瞰してみると、キーワードがわかりました!
それは「塗る」なんです!
「塗って花粉対策」が今年の流行。その中でも大注目の3つのアイテムをご紹介します!
注目No1! マスクに塗る!~花粉バリアスティック
花粉対策にマスクは必須。お値段高めだけど高性能なマスクや、数回洗って使えるマスクもありますが、やっぱり基本はじゃんじゃん使えるお手頃価格の使い捨てマスクですよね。そんな使い捨てマスクをパワーアップして、花粉をしっかりガードしたい!という人に支持されたのが、新発売の「Morilabo 花粉バリアスティック」なんです。実際に使ってみた人の約9割が既存の花粉対策にプラスして使いたい!というリサーチ結果もあるんですよ!(エステーHP)
●花粉バリアスティックとは
花粉バリアスティックは、マスクの外側に軽くひと塗りするだけで、マスクの外側に浮遊する花粉をガードします。無色の薬剤なので、目立ちにくいのがいいですね。
鼻先に近いマスクの外側に軽く塗るだけ
画像はエステーHPより引用
●花粉をガードする仕組みとは?
花粉バリアスティックの秘密は、北海道のトドマツから抽出された香り成分にあります。
トドマツは北海道のほぼ全土に自生している針葉樹。
トドマツ
ウィキペディアより
そのトドマツの葉から抽出した精油の香り成分が、スギ花粉をコーティングすることにより、花粉症の原因となるアレル物質の働きを低減することが研究の結果わかったのです。
※本品に約10%配合されているトドマツオイル原体は、スギ花粉をコーティングすることにより、アレル物質の働きを低減するという研究成果が報告されています。
画像はエステーHPより引用
●コンパクトだから持ち運びに便利
●約1000円で1シーズン使える
花粉バリアスティックを1日4回塗る場合、約45日使えるので、1本で花粉シーズンをほぼ過ごせます。ドラッグストアで売っている価格が約1000円(オープン価格)。それでどんな使い捨てマスクもパワーアップするならとってもお得!と評判です。
アマゾンでの参考価格:890円 (2019年4月18日現在)
注目No2! 鼻バリア!~ワセリン
キーワード「塗る」の注目No.2は、NHK「ガッテン!」(2019年4月3日放送)で紹介されたワセリンで鼻バリア。
世界で一番最初に花粉症が発見された国はイギリス。イギリスでは牧草として生えているイネ科雑草の花粉が原因で花粉症になる人が多くいます。そのイギリスで最もポピュラーな花粉対策が、ワセリンを鼻の穴先に塗る鼻バリアです。
どうして鼻バリアが効果的かというと、花粉は水分を含むと破裂しやすくなります。破裂すると花粉症の原因となるアレル物質が飛び散ります。ところが、ワセリンの油分を鼻の穴に塗ると、塗った部分の水分がなくなるので、花粉が破裂しにくくなり、花粉症が軽くなるのです。
ワセリンは、肌や唇のかさつきを予防するためによく使用される保湿剤。ドラッグストアやコンビニでも売っていますので、お手軽ですね。
ワセリンのひとつヴァセリン
注目No3! 花粉皮膚炎に!~ヒアルロン酸入り化粧水
花粉症の症状といえばくしゃみ、鼻水や目のかゆみが代表的ですが、今年多く指摘されたのが、花粉が原因による皮膚炎。
花粉シーズンは乾燥して皮膚のバリア機能が低下しています。通常であれば皮膚が花粉を防御していますが、カサカサになった皮膚だと花粉が侵入しやすくなります。皮膚に入り込んだ花粉によって肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が放出され粘膜や神経を刺激します。その結果、皮膚のかゆみが起こるのです。かゆみがひどくて掻いていると黒ずみになることもあります。
花粉皮膚炎を予防するには皮膚を乾燥させないこと。そのためには、保湿力の高いヒアルロン酸入り化粧水で肌を整え、その上からクリームで蓋をするのがおすすめです。
ヒアルロン酸入り化粧水のひとつ
3つともやるのがオススメ!
今回ご紹介した3つの「塗る」花粉対策は、全部まとめて一緒にやるのがオススメです!
例えば、鼻の穴にワセリンを塗って、それから花粉バリアスティックを塗ったマスクを着けて外出する。家に帰ったら洗顔して、花粉や汚れを落として、肌をヒアルロン酸入り化粧水で整える。どれもお手軽対策法なのに、相乗効果はばっちり!ぜひ試してみてください!