2018年4月4日放送のフジテレビ系列「とくダネ!」
1.とくダネ!で「ヒノキ花粉が去年の428倍!」
昨日(2018年4月4日)放送のフジテレビ系列「とくダネ!」で、今年3月1日~4月2日の平均ヒノキ花粉飛散数が昨年の428倍であることが報道され、ネットで衝撃が広がっています。
昨年だけでなく2009年から毎年のヒノキ花粉飛散数と比較しても、今年の飛散数は圧倒的に高いことがわかります。
もちろんこのデータは東京都八王子市で計測したものなので、全国的な傾向と直ちに判断してよいかは議論の余地が残りますが、スギ花粉のピークが収束に向かっているにもかかわらず、さまざまな計測地点での花粉飛散量が例年より多いことからみて、ヒノキ花粉が大量飛散していることは間違いないといえるでしょう。
●ヒノキ花粉はいつまで?
例年、ヒノキ花粉のピークは、西日本や関西では4月中旬ごろまで、関東や東北では4月いっぱいです。
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2.PM2.5も大量飛散
今年はヒノキ花粉が大量飛散していることに加えて、PM2.5 も中国から大量に飛んできているようです。
PM2.5 週間予報(「PM2.5まとめ」より引用)
大気汚染PM2.5予報(予測値)(「PM2.5まとめ」より引用)
●PM2.5とは
PM2.5とは、工場や自動車、船舶、航空機などから排出されたばい煙や粉じん、硫黄酸化物(SOx)などの大気汚染の原因となる粒子状の物質のことを指しますが、ゴビ砂漠の砂、中国の工場から排出されたばい煙、自動車の粉じんなどがこの季節の偏西風にのって、日本にまで運搬されてきます。中国に近い九州地方はもとより、関東や東北地方まで影響が及ぶことも少なくありません。
●花粉はPM2.5から影響を受ける
ヒノキ花粉が例年に見られないほど大量に飛散していることを上述しましたが、大気中では花粉のままの姿で飛んでいるとは限らず、花粉から花粉症の原因となる物質「アレルゲン」が剥離したり、破裂して飛び出したりしています。そのアレルゲンがPM2.5から影響を受けて悪性が高まることもあります。花粉より微細になっているアレルゲンやもともと細かい粒子のPM2.5は鼻や目だけでなく喉や気管支にも侵入して、咳、喉のイガイガ、場合によっては喘息といった症状を引き起こす原因になります。しばらくの間、ヒノキ花粉やPM2.5の対策を怠らずに注意してくださいね。
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