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【2019年花粉情報】東京都『今年の花粉は昨年の6割』と予測~民間気象会社の予測との違いは?

東京都は1月23日、2019年春の都内における花粉飛散開始は2月11日~14日ごろ、花粉の飛散数(スギとヒノキの合計)は例年の1.2倍、昨春の6割程度になるという見通しを発表しました。日本気象協会やウェザーニュースの予測との違いは??

1.飛散開始は2月11日~14日ごろ

今シーズンのスギ花粉の飛び始めは、2月11日から14日ごろとし、例年(過去10年平均)よりやや早めとなる見込みとしています。

*過去10年平均は2月16日ごろ

2.花粉飛散数は昨年比60%、例年比120%

スギとヒノキ合計の花粉飛散数は例年(過去10年平均)の1.2倍程度で、昨春の6割程度となる見込みとしています。23区部では昨春の0.4~0.5倍、多摩地域では0.6~0.8倍となる見込みです。

昨春は特にヒノキ花粉が大量飛散したため、今年のヒノキの飛散数は減るとみています。

(東京都福祉保健局HPより引用)

*今シーズンのスギ・ヒノキ飛散花粉数は、前年夏の日射量や秋のスギ花芽の着花状況などによって予測しています。予測値は、スギとヒノキの合計値です。

3.日本気象協会とウェザーニュースの予測は?

花粉飛散数の予測を民間の大手気象予報会社2社の予測と比較してみましょう。

  • ●東京都:(東京)昨年比60% 例年比120%(2019年1月23日発表)
  • ●日本気象協会:(関東甲信)昨年比60% 例年比110%(2019年1月17日発表)
  • ●ウェザーニュース:(東京)昨年比426% 平年比235%(2018年12月4日発表)

とりわけ昨年比の予測に多きな解離がありますが、原因は花粉観測手法が異なり、昨年の花粉飛散量に対してウェザーニュースは「少なかった」、東京都や日本気象協会や「多かった」と評価しているためと考えらえます。

(ウェザーニュースHPより)

2018年のスギ・ヒノキ花粉量は平年より少なかったと報告しています。

4.東京都が定める飛散開始日とは

花粉数の単位は、花粉飛散シーズン中に花粉捕集器(ダーラム型)のスライドグラス1平方センチメートル内に付着した花粉の個数で表しています。

飛散開始日とは、スライドグラスの1平方センチメートル内にスギ花粉が1個以上捕集される日が、原則として2日以上続いた最初の日としています。公益財団法人日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会の定義に従っています。

5.花粉飛散数が多い日とは

「花粉が多い」、「花粉が少ない」というときの飛散花粉数が多い日とは、花粉捕集器を用い、捕集した花粉の数値が1日あたり30個/平方センチメートル以上の日としています。
日本アレルギー協会花粉情報標準化委員会では、

  • ・1日あたりの飛散花粉数が10未満を「少ない」
  • ・1日あたりの飛散花粉数が10から30未満を「やや多い」
  • ・1日あたりの飛散花粉数が30から50未満を「多い」
  • ・1日あたりの飛散花粉数が50以上を「非常に多い」
  • ・東京都は100以上を「極めて多い」

としています。

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