2月23日（土）放送の日本テレビ「世界一受けたい授業」は「最新研究で分かった！
今やるべき花粉症対策2019」紹介。毎年花粉シーズンに番組に登場するJCHO東京新宿メディカルセンター 石井正則先生が教えてくれたのは「花粉症の人が食べるのを注意すべき食べ物」と「花粉症対策に良い食べ物」。果たしてそれは…？
参照：日本テレビ「世界一受けたい授業」＊画像はすべてテレビ放送を撮影
目次
１．スギ・ヒノキ花粉症の人が注意する食べ物はトマト
●なぜトマトが花粉症に要注意なの？
石井正則先生よると、花粉症の人が食べるのを注意べき食べ物は「トマト」。
その理由は、トマトの中にスギやヒノキの花粉症の原因となるアレルゲン物質と構造が似ているアレルゲン物質があるため、身体の免疫が勘違いしてトマトにアレルギー反応することがあります。
また、トマトを多く食べていると、身体の中にアレルゲン物質が蓄積されるため、花粉症の症状を悪化する原因になる可能性もあります。
このような症状を「口腔アレルギー症候群」または「果物野菜アレルギー」と呼びます。トマトを食べると口の中が腫れたりかゆくなったりする人は要注意です。
（＊）スギやヒノキの花粉症の方すべてがトマトにアレルギー反応するわけではありません。トマトは栄養価の高い食べ物ですので、アレルギー反応を起こさない方は安心して召し上がってください。
Point! 口腔アレルギー症候群（果物野菜アレルギー）とは？
花粉症の原因花粉と、果物や野菜のアレルゲンが似ているために、口や目が腫れたりする口腔アレルギー症候群（食物アレルギー）を起こすことがあります。原因になる食べ物はトマトだけではありません。スギ以外の花粉でも口腔アレルギーが起こります。
「鼻アレルギー診療ガイドライン2016年版」より引用
➡食物アレルギーとは？順天堂大学 伊藤潤先生がやさしく説明↓↓
２．梅干しは花粉症対策におすすめ!
●なぜ梅干しが花粉症対策に効果があるの？
最新研究でわかった！花粉症対策におすすめの食べ物は梅干し。和歌山県立医科大学が昨年8月に研究発表しました。
石井先生によると、梅に含まれているポリフェノールの「バニリン」など梅に由来する５つの成分に花粉症の症状を抑える効果が期待できることがわかったのです。
花粉症対策のためには、梅干し1日1個以上を食べるのがおすすめです。
➡梅干しの花粉症対策の効果に関する詳しいことはこちら↓↓
●梅干しを使った花粉症撃退ドレッシングとは？
それでは石井先生がオススメする梅干しを使った花粉症撃退ドレッシングをご紹介しましょう！
ドレッシングの材料は以下の通りです。
- ・梅干し：2個
- ・シソ：20枚
- ・ごま油：大さじ２杯
- ・ポン酢：大さじ２杯
- ・味噌：大さじ１／２杯
作り方は簡単！梅干しやシソの葉を包丁でみじん切りにします。あとは材料を混ぜるだけ。
石井先生によると、シソにはかゆみを抑制するルテオリンという成分が入っているので、梅とシソでダブルの効果が期待できるのだそうです！
ドレッシングはサラダにかけるのはもちろん、ハンバーグなどのソースにしてもOK。
美味しく食べながら花粉症対策をしっかりして花粉シーズンを乗り切ってくださいね！
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