日本気象協会によると、4月21日(土)から一週間の花粉飛散は、全国的に「少なめ」と予想されています。
スギ花粉の飛散は全国的にほぼ終息していますが、大量に飛散したヒノキ花粉もピークを越えたようです。
ただし、山に生えているヒノキは標高の低いところから順番に開花していく傾向があり、5月上旬にかけて標高の高いところのヒノキから花粉が大量に飛散する可能性も十分あります。
花粉症の原因となるヒノキ花粉とスギ花粉のアレルゲン物質は構造が似ているため、スギ花粉症の人の身体が誤ってヒノキ花粉にアレルギー反応し花粉症の症状が起こることがあります。ヒノキ花粉症の人だけでなくスギ花粉症の人も、もうしばらく花粉対策に気を配りましょう。
ここでは、日本気象協会が発表した4月21日から1週間の「今週の週間花粉情報」や「週間天気予報」をご紹介します。
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✅この先の一週間は花粉が少なめ
1.日本気象協会の週間花粉情報
日本気象協会が4月21日(土)に発表した今週の花粉飛散予測は以下の通りです。
2.来週は天気が悪い日も気温が高め!
日本気象協会が4月21日に発表した4月22日から28日までの週間天気予報では、
- 北日本から西日本にかけては、22日は高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。その後は、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多い見込みです。
- 沖縄・奄美は、湿った空気の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。
となっています。
週の中盤にかけて曇りや雨の日があるものの、最高気温・最低気温ともに、全国的に平年より高い見込みで、西日本から東日本にかけては、週明けは平年よりかなり高くなる見込みです。特に22日は晴れるところが多く、4月でありながら熱中症に注意が必要とも。
3.もうしばらく花粉に注意
冒頭にも述べたように、ヒノキは山の標高の低いところから高いところに向かって順番に花粉が飛散する傾向があります。暑かった昨年夏の気候の影響でヒノキ花粉が大量飛散していることから、今後も晴天の日を中心に山の高いところにあるヒノキから花粉が多く飛散する可能性があります。
花粉症の原因となるスギ花粉のアレルゲン「Cry j 1」とヒノキ花粉のアレルゲン「Cha o 1」アミノ酸配列は80%ぐらい似ています。「共通抗原性」とよびますが、スギ花粉症の人がヒノキ花粉にアレルギー反応を示したり、逆にヒノキ花粉症の人がスギに反応することがあります。従って、もうしばらくの間、スギ・ヒノキ花粉症の人は花粉対策に気を配るがいいですね。
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参照:日本気象協会